先日借りた2本の映画はハズレ続きでご紹介できるようなものではなかったのですが、
最近思うことと少々リンクしたセリフなどもあったので部分的に引用したいと思います。
それから、個人的に相談される事の多くなった「アラサー世代の婚活」について、感じた事柄を書いてみようと思いますので、よろしくお願いします。
まずは映画ですが、内容は30半ばの崖っぷち女性が親友の結婚式の介添え人になり、やることなすこと全て裏目に出てしまうというハングオーバーの女性版みたいな内容でした。
そこで気が付いたのでは、下品なエピソードやおバカで痛いことを、普通の女性にしてもらっても全く面白くないということ。
ルックスの際立って面白いキャラ的な女性がやれば面白いものかもしれませんが、微妙なラインの女性が下ネタをかまし、(観客を)面白がらせようと懸命にコメディエンヌぶりを発揮すればするほどコチラは悲しくなってきます。
現場では「クリスティン(女優の名前・適当です)、最高だよ~!!」とか監督に言われてノって演技してたのでしょう。そして、プレミアでも友人らに「アナタの演技最高ね!特にあのシーンなんて笑っちゃったわ」とか言われたのでしょう。でも、遠い極東の一小市民は、
「そこまでやらないでください・・・(路上でウンチ漏らすとか)」
とずっと思っていました。親友の結婚を素直に喜べない年齢。そんな心の機微をブチギレてブライダルシャワーをぶち壊す描写でなく繊細に描いて欲しいと思うのは、私が日本人だからなんでしょうか・・・。
そして、同年齢(アラサー)の未婚女性の方からの相談件数上昇中!について。
これはもう、人それぞれで様々な意見があって色々な立場があって本当に勉強になりました。
個別に書くのは大変なので、このように簡単に振り分けさせていただきますね。
①現在の状況に満足。結婚も特に考えていない。→そのまま楽しくおしゃべり
②現在の状況には満足。だが周りのプレッシャーで結婚を考えている→ヒアリングスタート
結婚希望者の中でも
①彼氏いる。結婚はあちらも乗り気なようす。あとはプロポーズ待ち→そのまま楽しくおしゃべり
②彼氏いる。でも結婚の「け」の字も出ないまたは付き合いたて→ヒアリングスタート
③彼氏いない。婚活へ向けて飲み会だ!でもいい人いない→状況によりヒアリングスタート
④彼氏いない。もう、何をどうしたらいいか全くわからない→強制的にヒアリングスタート
と、あくまで本人希望の場合のみモモスム的な意見をお伝えする事が多いのですが、しかし。
何故か、
やはりというか皆様
「本当は焦っていない」
という事が分かりました。
まだまだ余裕があるんですよね。それは別に良いと思いますし、私なんかがお節介に何かとやかく言うことでは断じてありませんので、何も言いません。否、言えません。だって求められていない事は言わない、書かない、思わない。それがモットーですもの。ただ、
最近、好条件男子が、秒速でいなくなってるみたいだよ~。よ~。YO~・・・。
と、世界の中心で叫びたくなりました。
私が出会った人たちは焦っていない。から、「ホントやばいの~」とはいいながらも語尾に♪が出たり、そんな自分を自虐的にネタにして場を持たせるというワザまで繰り出せる。まだ20代だから。そんな余裕が風に乗ってこちらに吹いてくるようでした。それでもいい。いいんです。何も悪いことなんてない・・・そう、私はただ単に、偶然にも知ってしまっただけなのです。
若く、狡猾で、可愛いと素直さを堂々と売りに出来る事を知っているスナイパー達が、あなたも狙いたい好条件男子を次々と撃ち落としていることを・・・
モモスムさん、ホラ見てください私の獲物♡と言わんばかりのスナイパーちゃん達を大勢知っているのです・・・!
そして知ってしまったからにはそれを共有する責任がある、と思っているのです。
もうね、彼女たちは、本当に偉いと言いましょうかなんと言いましょうか
ブレないのです。
目的が「皆に羨ましがられる結婚♡」だろうが「何不自由ない暮らし♡」だろうが「お金持ちに愛される♡」だろうがとにかくぶれない。目的が初めから定まっている。ほかの何にも邪魔されない。キャリアも、友人のまやかしのアドバイスも、全て二の次。あっぱれ見事に目標に狙いを定め、打ち落とすのです。(ズキュン♡・・・とね)
そして、一番大事なことですが、婚活市場では、この子達もライバルなのです。
同じ年の、同じグループの「結婚していないあの子」だけがライバルなのではなく、
この様なスナイパー達が本当のライバルなのです。
(注:条件のいい男性をコネなしでGETしようとする場合です。長年付き合った彼がいるとか、好条件の男性を探していない場合は全く話が違います。)
そしてスナイパー達は日々、小悪魔力を研鑽し、場数を踏み、愛らしさに磨きをかけ、そして一番大事なポイントですが「婚活終了期限」を定めているのでそれまでに一番良い条件の男性、その時点での「ベストエフォート賞」に輝いた男性と、ゴールインしていくのです。
いつまでも理想の男性を追いかけたりしない。
ビックリするくらい冷静で現実的で、自分の年齢にリミットを決め、ここまで頑張る!と決めてその間死に物狂いで頑張るから、
「ま、こんなもんかしら」という男性と適齢期で結婚していけるのでしょうかね・・・。
若さ至上主義の男なんてこっちから願い下げ~そういうんじゃない成熟した男がいい、という声もありましたので、彼女には国外逃亡をオススメしておきました。
アジア圏じゃない方が確実かな?あとは英語力を磨いて国内在住の外国人でしょうか・・・。しかし、倍率は外国在住時の倍以上に跳ね上がるので注意が必要な場合もありますよね。
やはり、日本人男性は若い女性が好きな様です。特に婚活市場は若ければ若いほど有利なんです。もう、これはしょうがないんですよね・・・。
本当に何故、神は女に最初に若さと美貌を与えてそれをどんどん奪い去っていくのでしょうか。
幼児の愛らしさときたら殺人級ですからね。可愛過ぎてどんな仕打ちにも耐えられる。理不尽な要求も笑顔一つであなたの奴隷。本当の小悪魔とは、ヤツラの事だと密かに思っています。
話は戻りますが、自分も新生児期~堂々とcancam読める年代までさんざん「若くて可愛い」という事でちやほやされたんですから、そろそろ後輩にその座を譲る時がやってきたのです。
自分が変わるしかない、もしくは戦場を変える、もしくはそれ以外の部分で勝負できるポイントをいくつも作る。可愛いだけなら若くて可愛い子に負けてしまいます。どうやら、可愛い+αがないと勝てない現状が広がっているのは、婚活マスターX(30歳・独身・婚活歴5ヶ月)によると明白なようです。
+αは何も料理のスキルやコミュ力だけではありません。相手を自分に惚れさせるスキルや、出会いを運命的に演出する方法、「こいつしかいない!」と思わせるエピソードの仕込み、ライバルをそれとなく蹴落とす方法、結婚って素晴らしいと自然に啓蒙する為のチーム編成・・・。正当に若さ・可愛さ・素直さだけで勝負しようとしなくても他にもたくさん方法はあります。今若くないからって、勝てない訳ではない、ということですね。それにはしかし彼女らと同じ戦い方をしていてはいけないということです。
最後に前述の映画で印象に残ったセリフと婚活マスターXからの伝言をご紹介しておきます。
「人生なんて、そんなもんなんだよ!おい!そんなもんなんだ!!そんなんでしょげてる暇はないんだ!動け!」
~どん底状態に落ち込む主人公を励ます女友達のセリフ~
婚活で悩んでいるのはあなただけではないですよ!傾向と対策を練って、着実に一緒に頑張りましょう!
~婚活マスターXより~