私が敬愛しているブロガー、ちきりんさん。
月間200万PV、書籍はどれもベストセラー&ロングセラー。冷静な文章なのに、強い意思と情熱を感じる彼女のブログは、いつも私の心を強く捉えて離しません。
そんな彼女の最新エントリがコチラ↓
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
~遠い国の子供たちを不幸にする意味~
以前、教育には湯水のようにお金をかける必要はないのではないかとの記事を書きました→ ★
TEDやカーン・アカデミーなどの無料のサービスで資本力の差に限らずどんどん子供たちに教育を受けるチャンスが与えられてきている。素晴らしいですよね。
しかし一転、カーン・アカデミーの創始者とちきりんさんが仰ってることも痛切に感じ始めています。
それは、ちきりんさんが引用しているカーンさんの本から抜粋したコチラの文章↓
- 世界はひとつの教室 「学び×テクノロジー」が起こすイノベーション/ダイヤモンド社
- ¥1,680
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私もひとりの親として、わが子が世界でいちばんかわいいと思う気持ちはよくわかります。どんな母親も父親もそうでしょう。それは生物学上の問題です。
しかし、この生物として自然な親の愛情には、何やら危険な影響がつきまといます。ときに私たちは、個人としても社会としても、子どものためなら身勝手になってもかまわないと考えることがないでしょうか。
どう見ても、これでは偽善者です。それでも私たちは、みずからのDNA、みずからの家族のために行動します。感情的には正しいけれど、道徳的には誤っていることを、自分たちには無条件で認めます。わが子が教育を受けているかぎり、よその町、よその国、よその大陸のこのことなど気にもかけません。
しかし、この孤立主義的・自己優先的な立場をとることが、本当にわが子のためになっているのでしょうか?
私はそうは思いません。むしろ、不平等が拡大し、不安定さが増す世界で生きることを子供に強いるようなものです。わが子を救うもっともよい方法は、すべての子供を救うことです。
いかがでしょうか?
みなさんは、どう思われますか?
モモスムが最近びっくりしたのは、育脳や幼児英会話にハマって以来、その手の用語を検索すると出てくる「うちの子こんなにすごいんです自慢」の数。
例えばうちの子は1歳7ヶ月なのですが、その年齢で平仮名カタカナを全部読めてしまう子がいたり、それを自慢するママがいようものなら「うちは1歳半でできましたけど何か?」とか「幼児期の天才はアテにならない」とか張り合ったり否定したりと大変なことになっています。
それらを見ると、我が子可愛さからやはり「うちの子にも1歳7ヶ月でそういったの覚えさせなきゃいけないのかしら・・・」となってしまうのが親心の不思議。カーンさんが書いてらっしゃるように、それは当たり前の感情ですよね。
ですが、そうやってお金も時間も費やして我が子だけ才能豊かな天才になったとして・・・?
お金も時間も限られた人たちがマジョリティになってしまっている国、一体何が起こっているでしょう、って・・・
モモスムは、Eテレの「みんな違ってみんないい」ではなく、
「みんながみんな心の豊かな天才児になっちゃえばいいんじゃない」と思っています。
その天才性にカラーはあれど、親って、自分の子供に心が豊かでモラルを持ち合わせた頭のいい子になって欲しいって思いますよね。
だったら、お金も時間もなくても、天才にできる方法をもっと一般化したり、母国語をキチンと教育した上での幼児英語教育を皆が共有できればいいなと思っています。
分かりやすく、無料で。
ワーママでも専業ママでも関係なく、皆の子供が効率的に最低限の投資金額で高い結果を得られる方法。
探し続けたいと思います
そして早速見つけたのがコチラ↓
お金をかけずにバイリンガルキッズに、というコンセプトのもと、あとモモスムが会得して周りに伝えられそうな物をさがしていたら、BOOKOFFでこんな本に出会いました。
普通の駅ビルとかで「バイリンガル子育て」とかなかなかおいてないんですが、BOOKOFFとか図書館では割と出会えます。
こちらの本は、両親共に非ネイティブですが、著者の方が長く英語に携わりご自身でお教室を主催し、日常の声かけを英語にすることでママも子供も英語に親しんでいける、という内容です。
なのでこのメソッドを少し研究して、どうすれば日本語習得中の子供も混乱せずにこの声かけを受け入れられるかなども調べてみようと思います!
燃えてきました