アイコンママブロネタ「コラム」からの投稿


ママ向けイベントの実行委員活動や、子育て広場で、ママ友達とのお付き合い・・・日々、自分が「ママ」である事が当たり前過ぎて敢えて意識する事もないモモスムでしたが、

まだ未婚のお友達・知り合いや、女子大生の皆さんなどと話していると、「あぁ、自分はママになったんだなぁ」と感じることが非常に多いです。

それは、ふとした会話から。ママであれば全員共通認識としてある色々な感覚や経験を持ち合わせていない、まだ経験していない人たちと話すと余計に、「自分の人生は本当に大きな変化を遂げたんだなぁ」と認識するとともに、

「自分らしく、ママとして生きる」って、日本だともの凄く難しいことだよなぁ・・・と思わざるを得ない事がたくさんあることにも気がつきます。

BEFOREママとAFTERママとの人生はこんなに違う

以前ママブロにもこんな記事を書きましたが、ママになるといわゆる「世間」から求められるポイントがガラッと変わってしまいます。

自己実現に邁進して仕事をバリバリやって認められてきたのに、いざママになってからもそれを続けようとすると、信じられないような批判ややんわりとした忠告が待っていたりする。「可愛いのは、今だけよ」「母親は3歳までは家で育てるべき」・・・有名どころでは、こんな感じでしょうか。

こんなにワーキングマザーが増え、数値的にはワーキングマザーの数が専業主婦を上回る勢いなのにも関わらず、です。

そんな中で母親になり、「自分らしくママになる」って、一体どうすればいいのよ、と思われる方も多いかもしれませんよね。

自分の時間を持とうとすると、批判される

これはこと日本に限ったことでは無いらしいのですが、どうも「母親」たるものは自己犠牲の精神に基づいて24時間を全て幼子の為に使っていないと関係各所から厳しいチェックが入るようですね。

適正な価格を支払い、安全の保証された保育施設に教育目的で預けているにも関わらず、3歳以下の子供を自分の手で育てない母親にそれとなく含みのある言い方をする人々は未だにたくさんいます。それも、「働く」という真っ当な理由があるのにも関わらず、です。

批判する人たちは、その「働く」という事さえあの手この手で批判します。そして、母親が息抜きの為の美容院やランチなどの為に保育施設やシッターを利用していると分かったら・・・その怒りたるや尋常ではありません。

どうせ批判されるのだから、好きにやればいい

そういった批判を冷静に分析していると、そのうち面白い事に気がつきます。

批判をする人の性別、国籍、生い立ち、何故その意見を持ったか、母親になった経験の有無などを観察しその上で発言を振り返り、批判に至るまでの心理を分析すると「自分の価値観ややってきた育児を正しいと思いたい、思わせたい」が最も確率的に多い。(※モモスム総研調べ)

そして別に、批判している相手が憎い訳でも何でもなく、(いや、憎いから批判するのでしょうか?)ただ何となく自分と違う存在・考え方を否定し結果自分を正当化したいというシンプルな欲求に基づき無邪気に発言されているだけなのです。そこへどんな正論や現代育児事情を懇切丁寧に説明したところで、相手の価値観に否定をかぶせようとしているようでは議論は平行線をたどる事になるのでそういった努力はしないに限ります。無駄な徒労に終わりますからね。

結論:批判は反発せず、受け流す


こういった批判を受けたときに一番いいのは、「そうなんですね。そういう時代だったんですね。そういう価値観なんですね、そういうご経験だったんですね」と復唱することです。

相手は自分が正しいと認めて欲しいだけなので、割とあっさり甲を脱ぐケースが多い。

そして、もう一つ大事なポイントは、その後決して自分の正当性を主張しないこと。別に誰に認めてもらわなくても、自分が自分自身の判断・育児を「正しい」と認識している事、自信をもつことが大事なのです。そこでの無駄なファイトは必要ありませんし、相手方も小さいお子さんを可哀想だと思っての発言ですから、結果として子供がすくすくと幸せに育っていればそのうち批判はされなくなるのではないでしょうか?

家族の幸せ、子供の笑顔を真剣に考えるママ達が、もっとのびのびと自分らしくママになれる国になれば、

少子化や障害未婚率の上昇などにも歯止めがかかるんじゃないかな、なんて思うんですが・・・

他人の意見を変えることは非常に難しいので、言われた立場のママ達が、批判を上手に受け流せるような、柔軟な考え方を会得するのが一番手っ取り早いのかもしれませんね。










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