女として生まれ、中高一貫教育の女子高で育ち、そこから女子大へそのまま進めばいいものをアメリカなんぞに行ってしまったことから、


18歳~24歳の多感?な時期を多様性のルツボで過ごしたモモスム。


今回の白河桃子先生の「格付けしあう女たち」は、女子カーストに悩む全ての人々に読んで欲しいと思うと共に、


モモスムが16歳の時に初めて感じた「複数の足場を持つ」必要性や、


子育て期に学んだ「自分・子供両方の自己肯定感を高める」スキル、


専業主婦時代に思った「多忙に生きる」事の大事さ、


グローバルな職場で要求され続けてきた「問題解決能力を高める」能力が、


この格付け社会から解脱するのに必要だと再認識できました。


女子カーストやママカーストに関する記事は以前からも書いていますが、


ママワールドのカースト制度


JJ発、女性代性にもカースト制度


もう本当に、このアンチ・カースト制度対策をどう浸透させようかいつもいつも親友Mちゃんやまなみんと語り合っていました。


モモスムの大好きな貴族社会や華族世界の時代、江戸末期、明治・大正・・・とかって、


ほんとにクリアに階級社会があり、男性も偉ければ妾囲い放題であり、女性なら大名とか権力者のお手つきになる事でいきなり階級ジャンプしてたりしたわけですが、


戦後の一億総中流化の流れで割とその部分がもやっとしちゃってた感じなんですよね。


でも今はハッキリいって格差社会です。同じ専業主婦でも超・裕福なベンツで送り迎え私立の幼稚園にwithブランドバッグも存在しますし、そうでない人もいるし。7人に1人の子供が貧困層だと言われているみたいだし。


そういった背景もあり、女性のカースト制度トピックがここ最近活発化してるらしいんですよね。見てる分には面白いでしょうしね。


やっぱり基本はみんな「自分の生き方を正しいと認めて欲しいから」マウンティングする。


参考図書

女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態 (単行本)/筑摩書房
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他人からの承認ばっかり求めていたらそうなるよね、でもそれはこのアドラーの知恵を拝借すれば解脱できることで


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え/ダイヤモンド社
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よく外資系とかでバリバリやってたりするとカーストとか作ったりいじめが起こったりする確率がないとはいいますが、


本当にその通りで、カーストが生まれる要因のひとつは「ヒマ」なんだそうです。


下記、本書から抜粋した「女子カースト」が生まれる四つの要因です。


1、ヒマがある集団

2、せまくてぬるい均質な集団

3、逃れられない集団(会社・ママ友など)

4、「悪の種」が集団に紛れ込んだ場合


なので、カースト回避対策としてはやはり


1、多忙でいること

2、ぬるい環境から逃げること

3、逃れられない集団のほかに、複数の自分の顔を持つこと

4、悪の種には近づかない、悪の種以外の全員でブッダ・ジーザス・マザー・テレサマインドで合致すること


だと思いました。


多様性を認め合い、フラットに生きていくための必読書ですね!!


(010)格付けしあう女たち (ポプラ新書)/ポプラ社
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