アラサーは高望み？

おはようございます

今日はお弁当ない日なので、朝8:00くらいまで娘と寝ていました。

普段は6：30起きなのに、今日は1週間の疲れも出たのかな？日々、瞬速で過ぎていきます。

というわけで今日はゆったりと、ロイヤルホストでモーニング。雨も降らなそうだから、後で食材の買い出しにも行こうと思います

さて、まなみん図書館のこちら読了。

あらすじは、28～29歳の、これまたスペックが異なる独女4人のオトコと仕事と友情と…みたいな内容。

結婚への焦り、正社員登用への焦り

不倫中のアラサー、DV男に魅了され続けるアラサー、年上男に貢がれ続けるアラサー、夢見がち現実逃避イケメン彼氏に振り回されるアラサー。

この宮本あや子先生って、スペック違いの女性同士が特殊な絆で結ばれる小説をお書きになることが多いのかな？

前作婚外恋愛に似たものもそうだったし…

→☆

ケタ違いの金持ち美女が1人いて、みんなで焼肉店に行って肉をつつくとこも一緒。

というのは置いて置いて、

アラサーとは微妙な年齢である

それは間違いないと思わせられる小説でした。

と同時に真実も書いてある。

例えば派遣社員は正社員に憧れる

でも正社員になったらなったで一時的に給料さがり責任は取らされ心身共にズタボロの場合もある。

でも、派遣社員からしたら贅沢な悩みだろと。そっち側に行かなくちゃ、見えない悩みもあると分かっちゃいるけど、

自分の状況に自信が持てない。

結婚もそう。

結婚したらハッピーハッピーо(ж＞▽＜)ｙ ☆ヤッピッピー

ではなくて、

そこからまた、形を変えて、社会との向き合い方を変えた第2の人生が始まるってだけなんですよね。

それをハピネスイズヒアにするか否かは、実は独身時代や既に自分が置かれている状況を楽しめるか楽しめないかのスキルとそう変わらないのです。

そんな真実に気がついていく…ってニュアンスの描写が続き、色々なご縁で皆がそれぞれハッピーになっていく。

それも、「きゃ～めっちゃハッピ～」っていうよりは、

「うん、この感じ悪くない。あたし、幸せかも。」

って感じのハッピーエンド。

話題の映画シンデレラ。私も観たし、ドレスキラキラに心奪われたし、

ディズニーランドでエレクトリカルパレード観ててシンデレラの魔法使いのおばさんが、

「夢は本当に叶うのよ」って言ってるのにも

「ですよね」って思ったりしてるんですけど、

これじゃないけど

幸せは、人それぞれだし

人様に見せつけるものじゃないし

ましてや人様と競うものでもない

そんな人生の真理が読み取れる小説だと思います

カバンの中にはあと2冊、面白そうな小説が。

読書、楽しいなぁ。