おはようございます。

不機嫌な果実 第2話 「箱根で禁断の一夜」を視聴しました!

1話の感想はこちらから⇨⭐︎

第2話では、ついに麻也子が野村とは違う男との恋への階段を駆け上がる…?

今回は早速ネタバレです。

あらすじ

いや、のっけから稲垣吾郎演じる麻也子の夫、航一の潔癖症な演技が痺れます。
全編通じてなんだか「半沢直樹シリーズ」の様な分かりやすい演技で、分かりやすく楽しいです。

相変わらずの淡々とした夫婦。決して険悪ではないのだけれど、食事をしていても「煮物の味がない」と自分の母親の作った佃煮を食べる航一。

そんなプチ鬱を引きこおす事柄の全てが、麻也子を野村との逢瀬へと駆り立てているんですね。

そして、野村だけでなく、また新たな恋の相手と出会ってしまう麻也子。

市原隼人演じる、工藤道彦となりゆきで来日するピアニストのコンサートに行くことになり、そこには夫の航一とそのお母様がいるのに断りきれずコンサート会場へ…

そして、お母様に目撃されるんですね。工藤と2人でいるところを。

で、その後「誤解を受ける行動は慎んでちょうだい」と釘を刺されたりするわけなんですが…

そんな忠告もむなしく、こなれた野村と箱根旅行まで行ってしまう麻也子ですが(バッチリ興信所につけられる)、一方工藤とは心から笑いあえる中学生みたいな純愛を楽しむシーンもあり、麻也子がいかに女として満たされたいかというのが垣間見えました。

麻也子は多分、自分を女として見てもらいたいという以前に、「関心を持たれたい」のでしょうね。

「嫌いは好きの裏返し。本当の嫌いは無関心」なんて言葉がありますから、(マツコ・デラックスさんでしたっけ?)「いやだ」という感情があるうちは、まだ好きな気持ちが残っているのでしょう。でも夫は自分に無関心、と…

にしても、このドラマはいい意味で「ドラマ」って感じです。リアリティや親近感や共感、というよりは、ドラマとして凄く楽しめる。

物語の最後にいきなり麻也子の友人久美と夫が不倫してたりして、「おいおいまさか!」と思わされてしまい、まんまと続きが気になって仕方ありません。

余裕で若い男と浮気をしていたセレブ妻玲子の夫の偏狭的な面を描写するシーンも描かれ始め、ドキドキ…

いよいよ今週20日(金)は第4話の放送。今日も第3話を観るのが楽しみです。