最近ハマっているドキュメンタリーです。

 

 

序盤はすごく地味な作りで、静かで美しいOPテーマと共に始まるこちらの作品。

 

全7話。

 

実際の事件に基づいて製作された、1960年のボルティモアでのシスター誘拐・殺害事件の真相に迫るドキュメンタリーです。

 

 

当時のボルティモア群でいかにカトリック教会の影響力があったか

 

どれだけの無実の子供達が汚れた大人達の犯罪の犠牲になっていたか

 

その腐った部分を知ることとなり、追求しようとしたシスターがなぜ殺されてしまったか…。

 

疑惑の目は、とある神父に向けられます。

 

 

マスケル神父。

 

今は亡きファーザー・マスケル・ジョセフは、事件の舞台であったキーオ高校の神父でした。

 

ドキュメンタリーを見続ければ見続けるほど

 

閉ざされた一つの価値観に押し込められることがどれほど危険で恐ろしいか

 

親と子供が心から信頼し合い 隠し事などなく 愛されていると感じることが必要か

 

そんなことを考えずにはいられなくなります。

 

この事件の詳細については調べればたくさん出てくるとは思いますが

 

親なら誰でも、子供を犯罪から守りたいと思う。

 

自分の子供だけではなく、もちろんどんな子供も守らなくてはいけないと思います。

 

そのためには、何ができるのか。

 

立ち上がったのは、2人の元生徒。そして、被害者たち。

 

 

若く、快活で、正義感に溢れ、無償の愛に溢れたシスター・キャシー。

 

彼女はなぜ誘拐され、殺されなくてはいけなかったのか。

 

次のNetflix、何を見ようかと迷っている方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?