縮毛矯正の失敗を誤魔化すために美容師がすること その1 | 美髪アドバイザー 美容師 寺村優太の「読むたびに髪が綺麗になる」ヘアケアブログ



縮毛矯正失敗

誤魔化すために

美容師がすること

















記事の途中でも述べていますが、

技術職ですから100%成功する

なんてことはもちろんありません。




このブログでお伝えしたいのは、


「失敗」を誤魔化すことについて


です!












まず縮毛矯正の失敗とは?


①クセが伸びていない

②以前よりも髪質があきらかに

悪くなった(傷まない縮毛矯正はないため多少の質感は落ちます)

③手触りが異常なほどにザラつく

④チリチリになる

⑤断毛してしまう

⑥枝毛、切れ毛の増加


etc...



縮毛矯正はサロンの技術の中でもかなり難易度が高く、強い薬剤を使うため、どんなに優れた技術者でも100%上手くいく!

という訳ではありません。


ですが、失敗を認めず誤魔化す行為には悪意を感じてしまいます。





多くの美容師の方々がお客様のことを第一に考え、ハッピーにするためにお仕事されています。



ですが、ある一部の方々の誤魔化す行為により、


縮毛矯正離れしてしまうお客様が沢山いるのは事実だと思います!









こんな方に読んでもらいたい!



縮毛矯正に満足できていない方、


縮毛矯正は傷むからと、扱いにくいくせ毛のまま悩み続けている方のために!






では、



本題スタート!





縮毛矯正失敗

誤魔化すために

美容師がすること



その1


最後の乾かす作業時に

ブラシを使ってブローする


始めに言いますが、

縮毛矯正の後のブローを批判している

訳ではありません!

途中、途中しか読まれないと勘違いされてしまう方もいるので、最後までお読みいただきたいです!







縮毛矯正とは


名前の通り、

縮毛 = くせ毛 を矯正する技術です。




すなわち、縮毛矯正を終えた髪は

乾かすだけで、


ストレートになるはず



※綺麗にクセが伸びていても、毛先を内巻きにするのにブラシを使用することはあります!






そんな最後の乾かす作業の時に


ブラシを使ってグイグイ引っ張りながら

乾かしていたら、



それは、、、


クセが伸びていないから!!






の可能性!大です!






数時間もかけて

縮毛矯正したのに、


ストレートに

なっていなかったら?




お客様はガッカリしてしまいますよね。






美容師さんはみんな

お客様の笑顔が見たくて、

仕事をしています。




だから上手くいっていなかったら、、、




悲しんだ顔を見ることに

なってしまいますから、、、




少しでも綺麗に見せようとしてしまい

気持ちは本当に痛い程理解できます。





ですが、


とりあえず綺麗にブローして、

その場は乗り切っても












その後、


お客様が自分でシャンプーして、

乾かす時にストレートにならない

ので


「縮毛矯正が上手くいっていない」


っと



結果的にお客様を悲しませてしまいます
























美容師の言い訳リスト



①「シャンプーが合わないからかも」


②「もしかして市販のシャンプー使ってないですか?」


③「24時間以内にシャンプーしちゃいました?」




④「○○さんの髪は縮毛矯正が取れやすいんですよ~」





これは僕の見解ではなく、Twitterなどに寄せられた美容室ジプシーになっている方々からの声を元にしています。







後から何とでも

理由つけをできてしまいます!
















縮毛矯正されているみなさん!



縮毛矯正の最後の乾かす作業で



ブラシを使ってきたら


要注意ですよ!










「私普段ブラシを使わないので、普通に乾かすだけの仕上がりを見せてください!」



って言ってみましょうね!






ここで縮毛矯正がもし綺麗にかかっていなかったら、



失敗です!









「綺麗に縮毛矯正できていないので、再度やり直しをさせてください。」





という誠意ある対応の美容師さんの方がもちろん多いです!





ですが中には、


ブローで綺麗にしてしまう方も少数ですが

いらっしゃいます





ブローして誤魔化そうとする

美容室でのお直しは


危険すぎるので、



返金してもらって



上手い美容師さんを探して、

事情を話して



綺麗に縮毛矯正してもらう方が

確実です!






誤魔化す美容師に再度、

縮毛矯正をさせたがために、、、




ビビり毛になってしまうケースが

多々あります。



ビビり具合によっては

修復不可能になる可能性もあります。






何度もお伝えしますが



ブラシを使うブローが悪!



ということではありません!





ブローしたら更に綺麗になりますからね!





乾かしただけでもクセが伸びていることを

ご確認頂いた後、



ブローやコテで綺麗に



より素敵にスタイリングする!




こういった目的でのブローは別です!







僕自身、まだまだです!



だから日々勉強と改善を繰り返し、

成長していきたいです。






長い記事にお付き合いいただき

ありがとうございます!