ご訪問ありがとうございます
今日は久々の晴天
朝、テレビをつけたら、旅サラダでちょうど西表島をやっていた
長谷川初範が、35年ぶりに西表島を訪れる、ということで、
カンピーレの滝トレッキングや、マングローブの景色など、懐かしくて魅入ってました
(実家の親にもすぐ電話し、番組が終わったあとにlineで旅の想い出話で盛り上がりました)
すっかり西表島モードになったので、
なかなか書けていなかった、西表島レポートを書くことにしました
今年の3月(約半年前)に、初めて訪れた西表島。
なぜ西表島?というと、
正月に家族で、今年はどこに行こう?と話し、
大自然好きの父母なので、国内だとすると小笠原か西表か、と話していて、西表に決定☆彡
4泊5日の旅。(私は仕事の都合で1日遅れで石垣島で合流し、3泊4日)
西表島は沖縄の南西にある、大自然が残された、奇跡の島
ルートは石垣島から、船で40分。
大原港と上原港があり。
宿泊のニラカナイは上原港が近いのだけれど、当日上原港行きは波が高くて船が出ないとのことで、
大原港行きに変更。
ニラカナイから大原までバスで迎えに来てくれて、ニラカナイまで1時間のドライブ。
バスに乗って早々に、立派な、カンムリワシ(冠ワシ)が、出迎えてくれました
到着翌日は、晴天
午前中は、ニラカナイホテル内のツアーデスクで申し込んだ、マングローブカヤックツアー
ガイドさんにカヤックの乗り方、オールの使い方をレクチャーしてもらい、いざスタート
ツアーメンバーは、台湾から来られているという親子(母娘)と、中国人ご夫婦と☆
マングローブ。
マングローブカヤックツアーは西表の中でも色々あるけれど、
今回は高齢の父母がいるので、体力をあまり使わず安全を重視して、
ニラカナイのすぐ裏手にある、穏やかな湾でのカヤックにしました☆
カヤックは2人乗り。
私は父親と組んだのだけど、まあ頑固な父親なので面倒くさいったら・・・大変で・・
(もっとこうしろ、と指示が来たと思ったら、『俺が漕いでいる間はオールを動かすな!』とか)
2人の息があわないと、カヤックはスムースに進まない。
ちなみに、メンバーの中で一番スムースに漕いでいたのは、女性2人組である台湾からきた母娘。
(聞いたら、カヤックは初体験だそう)
カヤックを上手にこぐのは、力じゃない、ということを痛感
マングローブは、独特な根のはりかたをしており、この根が地表に出てるときに呼吸をしているそう。
生きるために形を変えていく植物の進化
マングローブ林を抜けて、砂の島に上陸。
干潮に向かって波が引いた後なので、砂の風紋が美しい
ガイドさんから、”目をつぶって手を出してください”と言われて、
その後手をひらいてみたら、なんと、とても小さな可愛い蟹(カニ)
手の平をあけたら、あっという間に指の間に潜り込んで、
そして下に落ちて砂の中へ潜っていきました
2~3時間ほどのカヤックを終え、ちょうどお昼だったので、ランチを取ることに。
ニラカナイの中にあるレストラン。
カヤックで程よく汗を書いたので、やっぱりビールでしょと、お酒大好きな父と妹
沖縄といえば、オリオンビール
西表島バーガー。
大きなバンズに、大きなパテ。ボリュームたっぷりで、美味
島らっきょうは、外せない と頼んでみたら、ちょこっと・・・ これで600円は、ちと高いけど、
この時期、西表島では島らっきょうはとれずに、石垣(か沖縄本島)から持って来てるそう。
それでは仕方なし・・
ちなみに去年、猛烈に島らっきょうにはまり、
春夏は伊江島の島らっきょうを扱っている鎌倉の漬物やさんで、毎月2万円ほどの島らっきょう購入し、
9月の沖縄旅では市場と道の駅で大量に、土付きしまらっきょうを購入して帰り、
家で、皮をむいて島らっきょう塩漬けをつくってました
(島らっきょうは今も大好きだけど、今年は、酢レンコンブームで毎週2キロ作ってます)
こちらは石垣牛バーガー。
柔らかくて、これまた美味
その他にタコライス、ニラカナイ特製カレーもいただき、家族でシェアしながら美味しくいただきました
食後は、ホテルからドライブし、西表島に昔から残る伝統の家を見に行きました。
空き地に車をとめて、散策。
昔ながらの石垣。
道の向こうには海。
小さな、小さな村。
静かで、
時間の流れが、ゆったりと流れている
こちらも今は使われていない建物。
屋根の上には、こんなかわいい、シーサーが
西表島のシーサーは、沖縄本島に比べると、”ゆるシーサー” (緩いシーサー)らしく、確かに・・
別な場所で、また違ったシーサーを発見。
シーサーと一口にいっても、色々
海に向かって歩くと、小さな神社を発見。
この中に足を踏み入れると、石でつくられた祠。
神聖な場所でした。
ホテルへの帰り道。
西表島は、基本的に上原と大原をつなぐ1本の道路しかないのだけれど、
その途中には、たびたび、”ヤマネコ注意” の看板が見られます。
絶滅危惧種のイリオモテヤマネコは、夜行性で、
夜にフラッと道に出てきたときに、車のライトが眩しくて立ちどまってしまい、
轢かれてしまうこともあるそう。
イリオモテヤマネコを護るために、夜は特にスピードを落としてゆっくり運転をする必要があり。
ここでX月●日に出没した、という情報を伝える看板もところどこにあり、
看板がある周辺は、特に注意が必要。
ニラカナイホテルの正面玄関。
ニラカナイホテルは、比較的新しいホテル。
このホテルが建設される際、住民から反対運動があったそう。
レンタカーやさんのおばさんやおじさん達から話を聞くところによると、
島でエレベータがあるのはニラカナイだけだそう。
かなり前ですが、秋篠宮ご夫妻が西表島にお忍びで訪れたときは、
民宿しかなかったため、唯一?部屋にお風呂とトイレがある民宿にご宿泊されたそう。
今回ホテルを決めるにあたって、より大自然のホテル(パイヌマヤ)も候補にしてましたが、
高齢の父母が動きやすいようにとニラカナイにしました。
父母のことを考えるとニラカナイにして良かったと思いますが、住民の心境を考えると複雑な気持ちにも。
ちなみに、ニラカナイでもwifiは無し。
実は繁忙期に休んだので仕事をしようとPCを持って行ったけれど、
おかげですっぱりと諦めがついた
ホテルから離れて自然の中をドライブしていると、4G/LTEも繋がらないので、
普段よくアクセスしているSNSを見ることも無くなり、
大自然の中で、旅に没頭することができました
ガラパゴス諸島でもネットが使える時代。
ネットから完全に離れる時間をもつことは、貴重。
夜は、ニラカナイの近くにあるイタリアンenさんへ
写真は、青パパイヤのサラダ。歯ごたえ良し☆
ブイヤベースはトマトが濃厚で美味♪
島らっきょうのパスタ
ニンニクと島らっきょうが、オリーブオイルにからみ美味~~
秀逸だったのは、イノシシ肉のカルパッチョ
イノシシというと臭みがあるイメージですが、全く無し。
甘みがあって、(私が今まで食べた)上質な馬肉より美味しくて、感動
西表島のイノシシは、ドングリのみを食べて野生で育っているため、生で食べれる。
ドングリだけ食べているという点では、イベリコ豚も同じく。
旨みがあり、忘れられない味
写真の他、鮪のカツレツや、島らっきょうのピザ、デザートまでいただき、幸せな時間でした
サンセットシーカヤックと、イリオモテヤマネコとの遭遇!
そして秘境中の秘境、マヤグスク(猫の城)滝の1日トレッキングは、追ってupします