先日、ぶらり一人函館へ音譜

 

年末のGOTOトラベル中止が発表されたすぐ後。

迷ったけれど、2か月前に予約しており、

一人旅で、基本誰ともしゃべらないので、

予定通り行くことに決定。

 

プレッシャーのかかったオケコンサートも無事終わり、

仕事も頑張ってきた、自分への今年一番のご褒美。

 

久々の一人旅

行きたくてたまらなかった、一人旅キラキラ

 

 

初日の昼間、函館空港に着いたときから、雪景色。

雪に恋い焦がれていた私に、神様からのプレゼント虹

 

夜の散歩にて。レンガ倉庫の前の道♪

 

クリスマス前のシーズンなのに人が全然いない・・と思ったけれど、

レンガ倉庫の前のクリスマスツリーはちらほらと☆

 

いつものクリスマス時期と比べると

コロナ影響で圧倒的に人が少なく、静かな雰囲気

 

この静けさと冷たい空気に包まれて、喜びで胸がふるえる・・ラブラブ

 

レンガ倉庫の奥。奥は海♪

思いきり雪のなかで走り回りたい衝動をぐっと抑えつつ・・雪をふみしめて歩く

 

夜ご飯は、函館のファーストフードといえば・・ のラッキーピエロさん☆

函館市民のソウルフードドキドキ

 

20年以上前、函館に初めて訪れてから、

函館は数えきれないくらい来ているけれど、

来るたびに必ず訪れるお店の一つ☆

 

ふとっちょバーガーとか、スノーバーガーとか食べたいものも色々あるけれど、

やっぱりどれか一つ選ぶなら、一番人気のチャイニーズチキンバーガービックリマーク

 

甘辛のタレに付け込んでカラッと揚げた唐揚げが、マヨネーズと絶妙マッチングラブラブ

 

遡って初日の夕方は、ティーショップ夕日 さんへ。

外交の港町だった函館には、歴史ある建物を改造したお店があちこちにある。

それもまた函館の魅力の一つ。

 

このティーショップ夕日さんも、明治時代の検疫所を改造した建物。

 


5年前に訪れた時は、10月末なのに気温が高く、真っ青な空と海が印象的だったけれど、

 

この日はがらっと変わって、曇り空と、雪に包まれた世界。

 

以前WEBで見た時に、人気がありすぎて行列ができるようになった、とあったけれど、

コロナ+冬ということで、静かな店内キラキラ

 

写真を撮ったときは奥に1人だけだったけれど、その後次々とお客様がきて

窓際の席は満席に。

元々静かな空気のお店なので、満席になっても店内は穏やかな静けさに満たされてましたラブラブ

 

ひとり、窓から雪景色をみながら、ぼ~っと。

暖かい、ほうじ茶カフェが、優しく身体にしみる。

 

明治時代、当時の人たちはここの場所で、どのような事を考え、感じながら過ごしていたのだろう

どのような景色を目にしていたのだろう

 

そんなことに思いを馳せながら

 

外人墓地がすぐそばにあり。雪がこんなに積もった外人墓地を見るのは初めて。

 

2日目は、朝起きると、外は吹雪。

窓からの景色。

写真だとわからないけれど、強い風に雪が吹きすさんでます。

 

期限付きの急ぎの仕事がたっぷり溜まっており、会社のPC持参していたので、

この日は雪を見ながら、がっつり仕事をすることに。

暖かい部屋で、部屋に備え付けの珈琲マシーンで暖かい珈琲をいれて飲みながら、ひたすらPCに向かう事6、7時間。

信じられないほど、仕事がはかどるキラキラ

 

テレビもつけずに静けさに包まれ。

ふと窓の外に目をやれば、雪景色。

こんな幸せあるだろうか・・

 

すでに闇に包まれた夜の6時過ぎに仕事をSTOPし、夕食を食べる為に、この日初めて外へ。

雪はこぶりになっているものの、相変わらず降りしきっている。

 

気温はマイナス7度位。

この冷たさがたまらない・・ドキドキ

 

夕食は、天ぷら 田ざわ さんにて。

 

久々の訪問。

元々東京でフレンチのシェフをやっていた田ざわさんが、

料理を究極きわめてたどり着いたのが、天ぷら。

 

牡蠣と甘えび。

田沢さんのこだわりが、料理の美味しさ、感動に繋がっていく

 

穴子の白焼き。シンプルだからこそその美味しさがダイレクトに伝わってくる

 

美味しい料理は、日本酒がかかせない・・☆

大体刈穂を飲むのだけれど、この日は岐阜のお酒を。

ご夫婦で実際に酒蔵に訪れ、選ばれた日本酒。

 

時期外れだけれど良い松茸が手に入ったということで、松茸を使った茶わん蒸し。

熱々で香りよく、優しい出汁が染みる

 

厳選されたお刺身。

 

たっぷり美味しい前菜をいただいた後に、天ぷらスタート。

天ぷらの最初は、カリっと軽く揚げられた海老の頭。

20年前から、最初のこれは変わらず。

 

この後は、海老、雲丹のイカ巻き、ブロッコリー、しいたけ、タケノコ、白子、穴子等々、数々の天ぷら。

 

〆は海老のかき揚げをまぶしたご飯。

第二の〆は、ご主人がうつ絶品蕎麦。

この蕎麦がたまらなく美味しくて、お腹がいっぱいでもぺろっと食べれてしまうキラキラキラキラ

 

デザートも手作り。

最後の最後まで、選び抜かれた食材で、丁寧に作られた料理を美味しくいただきました虹

 

 

翌日は、朝起きると、晴天アップ

 

3日目にして、初めての青空キラキラ

 

チェックアウトをすませて荷物を預け、

心躍らせながら外へ

函館といえば、坂。

坂の先には海。

メイン通りはある程度除雪されているけれど、それ以外は雪道のまま音譜

雪が降り止んだ後なので、綺麗な雪道☆

 

特に目的もなく、ぶらぶら歩いていて、ふと足をとめた、ハリスト正教会。

過去に1度位来たことがあるようなないような・・と思いながら、中に入ってみることに。

ちょうど日曜日で礼拝をやっている最中だったので、

すこし中に入って拝観させていただきました。

 

ハリスト協会はロシア人によって建てられたもの。

その横にはイギリス人によって建てられた聖ヨハネ教会があり、すぐ近くに、寺があり。

様々な国の文化が、広くないこの場所に混ざりあい、融合し、調和して存在している。

函館ならではの独特な空気を創り出している。

 

この空気感が、私が函館に惹かれてやまない、愛してやまない理由の一つアップ

 

2日間降り続いた雪は、軽くて柔らかく。

歩くと、雪がふわっと舞い上がるラブラブ

 

顔をうずめて、雪を抱きしめたい・・・キラキラ 

まだ午前11時前ということもあって、雪はまったく溶けておらず♪

 

雪と黒猫ドキドキ

今回なぜか、あちこちで黒猫をみかけた。

雪のなかを歩く黒猫の姿が、可愛らしくて思わず目をとめてしまう音譜

 

道を歩いていてふと横をみれば、立派なつらら。

 

子供のころはたまに見た気もするけど、

今の東京でつららを見る事はまず無いので、つららにも見惚れてしまう

 

時間もあるので、久々ロープウェイに乗ってみることに。

 

こんな立派な建物だったっけ?! 新しくなったのかな。

ガラス窓の向こうには、函館の街が広がっている☆

 

展望台からの眺め。

風が強くて、空気がふれる肌が痛いくらい・・!

 

海の青さと、冬ならではの澄み切った青空

そして眼下に広がる雪景色の街

ずっと見ていたいけれど、寒すぎてずっとは見ていられず(笑)

 

別な場所の展望台から。

 

函館山から降りて、再び坂を歩いている途中で、ふと目に止まったお店。

 

どうやらギャラリーらしく。

通りすぎたけれど、やはり気になってまた道を戻り、入ってみることに。

 

中に入ると、心地の良い空気に包まれた。

作家さんたちの作品(帽子や手袋などの編み物や、ガラス作品など)が程よい距離感を持って置かれている。

 

それらを見て周りながら、こういうお店を持ちながら函館に住むという選択肢をされたという背景はどういうものなのだろう、と頭によぎる。

 

一人静かに一通りお店のなかを見て周り、お礼をいって外に出ようとしたときに、オーナーらしき方にお声がけいただいた。

 

どこからいらしたんですか

という問いかけに、ほんの少し迷って、正直に答えた。

 

感染者拡大という状況で、東京から来たと答えたらもしかすると眉をひそめられるかもしれない、そんな小さな不安は一瞬で吹き飛んだ。

 

 

その後、オーナー(村岡さん)と色々なお話をさせていただき、

なぜ今回函館に呼ばれたのか、ということがストンと腑におちていく。

 

話の流れのなかでシンクロにシティが沢山あり、また、自分の前世なりルーツを探るような感覚もあり。

 

お店の前を通ったときに、なぜかわからないけどふっと感じたものが、私の足をとめた。このふわっとした一瞬の感覚。

 

頭ではまあいいかとすぐ否定して一旦は通りすぎたけれど、足を引き返して良かったと後から思う。

 

一瞬ふわりと訪れる、直感を大切に

 

神様から再確認させてもらった出来事黄色い花

 

ギャラリー村岡

 

 

 

 

お店を後にして、お昼ご飯を食べようと決めていたお店に足早に向かう途中

 

とあるお店の前に、カラフルな遊具(羊の置物)があり、

雪にすっぽり埋もれてる姿が可愛くておもわず写真。

 

3日目のランチで訪れたのは、弁天寿司 さん。

 

実は初日に、函館着いてすぐランチで訪れたお店。

あまりにも美味しくて、帰る前にもう一度行きたいと思い、翌々日に再訪。

透き通った、イカの耳。

新鮮な良い状態でないと出せないという、イカの耳。

食感がよく、絶品ビックリマーク

 

お願いしたのは、ランチの特上寿司(1,800円)。

あわびに、雲丹、サーモン、と色々出てきてこの値段はとってもリーズナブルアップ

 

東京ではありえない黄色い花

 

弁天寿司さんの名物?という、とびっこにうずらの卵をおとしたもの。

醤油漬けのとびっこが口の中でプチプチはじけて、とろっと卵の黄身が絡み、

楽しく美味しいお寿司でしたドキドキ

 

ホタテも、ホタテ本体だけでなく、”ヒモ”を出していただきました。

ホタテのヒモがこんなに美味しいなんてラブ

初体験の感動。

 

丁寧に下処理された筋子。

 

今年は2回、生筋子の醤油漬けを作ったけれど、自分でやってみると血筋を取り除くのがいかに大変かわかる。

自分では全部は取れず、適度なところで諦めるのだけれど(それでも美味しい)、

大将はそこにも徹底的にこだわり、すべて取り除くという。

この小さい血筋が残るだけで生臭さが変わってくるらしく。

これぞ職人のなせる技。

 

あまりに美味しくて、1日目も、3日目に訪れたときも、2個目をリピートオーダー。

(他にも、絶品だったたらこも、2個目をリピート)

 

函館での(回転ずし以外の)お寿司屋さんは、

梅乃寿司さんや、木はらさんは押さえていたのだけれど、弁天寿司さんは今まで全く知らず。

 

弁天寿司さんは創業60年位という歴史もあるお店。

古くからあるお店で、素晴らしいお店がまだまだ沢山ある、と思うと、

ますます函館に通いたい(住みたい)と思う気持ちが増す・・アップ

 

愛してやまない、函館

 

そして久々の、恋い焦がれた一人旅で

 

雪に囲まれ

 

命の洗濯虹

 

 

この時間をあたえてくれた、神様に感謝キラキラ

 

 

<余談>

今回久々一人旅をして思ったのは、

誰ともしゃべらず、しっかり感染対策(マスク、手洗い)がされる状況であれば、

一人での旅こそ、今後奨めていくのはありなのでは、という事でした。

 

(行く前の体調は、完璧に良い状態なのは大前提で)

 

今後、コロナと共存しながら、経済をまわしていくには、

ゼロサムでNGにするのではなく、リスクが低いものから少しずつ増やしていくことが必要になる

 

観光や飲食で成り立っている沢山の人たちが、コロナを乗りきっていけるよう心から祈ります黄色い花

 

 

クローバー5年前の函館旅