25日まで行われていたロシア選手権女子シングルで3位に入ったアンナ・シェルバコワ選手。フリーではシェルバコワ選手がミスをしたにもかかわらず、5点近く上回っていることにロシア国内で波紋を呼んでいます。シェルバコワ選手もまた、この騒動に胸を痛めているようです

 

怪我(手の骨折)でロシア選手権を欠場したアリョーナ・コストルナヤ選手がシェルバコワ選手に代わって想いを代弁し、シェルバコワ選手を非難した記者に苦言を呈しました

 

コストルナヤ選手は『FSの後の会見で、記者はシェルバコワに間違った質問をしていた』と切り出し、『ここにはリーザ(トゥクタミシェワの愛称)が来るべきだったとか、リーザの方が良いスケートをしていたとか、あなたは4回転で転んだのにどうしてあなたなのか?』とシェルバコワ選手に対して暴言とも受け取れるような質問をしました

 

この質問はシェルバコワ選手を傷つけるだけではなく、トゥクタミシェワ選手にも失礼なんじゃないかなって。そんな気がします

 

暴言とも受け取れる質問をされたシェルバコワ選手の反応を見たコストルナヤ選手は、このようなコメントをしています

 

 『アンナの反応を見て彼女は少し傷ついていたようだ。なぜ選手に対してクレームを言うの?選手は自分の仕事をしているだけなのに。それ以外の部分は彼女の問題ではない』

 

コストルナヤ選手のコメントにある通り、得点に関するクレームは選手ではなく、ジャッジにするべきではないでしょうか。シェルバコワ選手はシェルバコワ選手自身の仕事をしているだけだと思いますし、それ以外の部分はシェルバコワ選手の問題ではないと思うので

 

今回のシェルバコワ選手の騒動は、シェルバコワ選手を含めた選手たちの間にマスコミ不信が生まれ、取材を受けてくれなくなってしまうのではないかなと。そんな気がします

 

同じコーチの下で練習するコストルナヤ選手がこのような形でシェルバコワ選手を非難した記者に苦言を呈してくれたことは、シェルバコワ選手は安心したんじゃないかなっていう気がします