ロシアの元世界王者がトゥトベリーゼ氏のもとを去ったコストルナヤの移籍に言及  『環境の変化はプラスになる』

 現地時間3月2日、ロシアフィギュアスケート女子の有望株、アリョーナ・コストルナヤがこれまで薫陶を受けてきたエテリ・トゥトベリーゼ氏のチーム『サンボ70』を去り、エレーナ・ブヤノワ氏が指導する『CSKA』で、今後のトレーニングを受けると明かした

 

 この突然の移籍発表については、現地メディアも大々的に報じている。そのなかで、アイスダンスの元世界王者、ソルトレークシティー五輪の銀メダリスト、イリヤ・アベルブフ氏は、ロシア・メディア『Sports24』の取材で、『これはアリョーナのキャリアを復活させる可能性がある。最近、彼女は非常に困難な状況にあった』と昨年の12月に手を骨折し、国内選手権を欠場したことにも触れ、こう続けた

 

 『環境の変化は誰にとってもプラスに働くだろう。アリョーナは才能あるアスリートで、私たちは皆、彼女の強みを知っている。ブヤノワは、シングルスケートでロシア史上初のオリンピックチャンピオンを育てあげたコーチだ。私は彼女の指導が成功することを願っている

 

 欧州選手権やグランプリファイナルにおいて、優勝経験もあるコストルナヤ。はたして、18歳のこの決断が吉と出るか、凶と出るか今後の動向が注目される