『ドラッグ中毒者が私を…』ザギトワが過去のストーカー被害を衝撃告白!にわかに巻き起こった“妊娠疑惑”の真相にも回答

 2018年平昌五輪・女子フィギュアスケートの金メダリスト、アリーナ・ザギトワが衝撃の過去を明かした

 

 現地金曜日、ロシア国営放送のバラエティー番組『アイスエイジ』の公開収録が行われ、アレクセイ・ヤグディン氏とともに司会を務めるザギトワも登場。収録後に国内メディアの取材を受けて、矢継ぎ早に向けられたさまざまな質問に答えた

 

 なかでも衝撃だったのが、自宅周辺で遭遇したストーカーとの恐怖体験だ。20歳の国民的アイドルは次のように振り返った

 

『4年前、16歳の時でしたね。異常なファンに付きまとわれた時期がありました。当時はモスクワにいましたが、(ザギトワの故郷である)カザンから来た男性が大きなクルマで後ろから付いてきて、自宅から練習場まで徒歩5分の距離を毎日のようにです。怖くなって祖母が一緒に行ってくれるようになったんですが、そしたら男性が「僕は君の孫娘に用があるんだ。本当に大好きでね」と言ってきた

 

 彼は離婚して慰謝料を払わなければならないんだけどお金がないと、とか話していましたね。そしてすぐ気づいたんです。これは酷いドラッグ中毒者だなと。私と祖母は身の危険を感じて、すぐにクラブの警備員に報告して、彼はカザン(の警察)に連行されたみたいです。その後はどうなったか知らないけど……。今でも思い出すだけで恐ろしいです』

 

 さらに同年、ロシア国内では“ザギトワ妊娠説”が飛び交ったという。これに関してはかなり苦々しい表情を浮かべて、しかも笑みを交えながら回答した

 

『あれは本当に酷かったし、メディアが悪い。(平昌での)オリンピックの時、私の体重は42.5キロでした。身長は156センチだったかな。終わってから少しオフを挟んだら、1キロだけ太ってしまって、その後の世界選手権では良い結果を出せなかった

 

 で、コーチ(エテリ・トゥトベリーゼ)に休みでもしっかり体重を調整しなさいって言われたんですが、とあるメディアが「ふっくらしたザギトワに妊娠の可能性」と報じたものだからビックリでした。今となれば笑い話ですが、「どうやったらそうなるのよ!早く痩せなきゃ」って焦りましたね。だって16歳ですよ!』

 

 およそ2年半に渡って公式大会の出場がないものの、いまだ現役引退は表明していないザギトワ。大学生活をエンジョイしながら、テレビ出演やモデル業などエンタメ界での活躍での活躍が顕著となっているが、時折出場するアイスショーではさすがの表現力とハイパフォーマンスを存分に披露し、観衆を魅了している