ザギトワが競技会復帰に難色  理由はモチベの低下『トレーニングにも飽きた』=露報道

  フィギュアスケート女子で平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(21=ロシア)が″モチベーションの低下”に悩まされている

 

  親日家として知られるザギトワは、2019年に活動休止を発表した。インタビュアーなどとして活動する一方で、アイスショーにも出演。しかし、現時点で競技会に復帰する予定はないという

 

  ロシアメディア『SPORT24』は、イベント時のザギトワのコメントを紹介。『ロシア選手権には参加しないし、欧州選手権や世界選手権の予選には出ない』と切り出した上で『たぶん、今の生活にはすべてが揃っている。普通は常に何かが欠けているはずだから、その状態を取り戻したいんだ。でも今はその気持ちがない。トレーニングにも飽きた。ショーを回って、自分にできるかどうか確かめたいし、トレーニングする意欲を見つけたい』と胸中を明かした

 

  ただ、アイスショーには積極的に参加していく方針だ。『これからのシーズンではありませんが、多くのショーに出ると思う。自分自身を探し、新しい要素を学び、新しいジャンプの動きを学ぶ。そして、これまで長い道のりをともに歩み、五輪の全日程をともにしたコーチたちとも一緒にいる。個人的には、彼ら、フィギュアスケート連盟、ファンのみんな、家族にとても感謝している。私たちはすべてを一緒にやり遂げたのですから』と神妙に語った

 

  果たしてザギトワが再び競技会の世界に帰ってくる日は来るのだろうか