坂本花織『勝負ごとなので勝ってナンボ』狙う国スポ″初代女王”

  今月27日開幕の国民スポーツ大会冬季大会(北海道)に向けた概要発表会見が18日、都内で行われた。旧国民体育大会から名称変更されての初開催。フィギュアスケート女子で兵庫代表として参加する世界女王の坂本花織(シスメックス)がリモート参加し『勝負ごとなので何事も勝ってナンボ。兵庫県代表として出られる大会。責任を持ってやり遂げ、次につながれば』と意気込みを語った

 

  個人、団体とも連覇が懸かり、国スポと名称変更後の″初代女王”も懸かる。昨年12月の全日本選手権で3連覇を達成した後は『久しぶりにお正月をゆっくり過ごして、練習をスタートした。うまく調整できた』と語り『国スポの成績が世界選手権につながる。やるべきことをしっかりやって、スピン、ステップ細かい部分もどういうところがダメかを発見して次につなげたい。やるべきことをしっかりやって兵庫県に少しでも貢献できたら』と3連覇のかかる世界選手権(3月・モントリオール)へ弾みをつける

 

  都道府県別で争い、少年、青年というカテゴリー分けも国スポならでは。名称変更については『よりスポーツに特化している。もっと盛り上げようという意思表示になった。より熱くなりそう』と話した。『女子の世界チャンピオンってこんな感じだと示せるようにしたい。地元の小学生が見に来る時もある。生で見て面白いと思ってもらえたら、今後のスケート人口が増えるきっかけになる』と大会盛り上がりに一役買う決意も見せた

 

 

 

坂本花織、ダブル連覇へ『勝負事なので勝ってなんぼ』1月末の国スポに出場『自分の演技を』

  日本スポーツ協会は18日、都内で国民スポーツ大会冬季大会のスケート、アイスホッケー(1月27日~2月3日、北海道苫小牧市)の概要発表会見を行った

 

  フィギュアスケートは1月28~31日に行われ、3月の世界選手権(モントリオール)代表に選出された女子の坂本花織(シスメックス)は兵庫県から出場。この日はオンラインで取材に応じ、『試合一つひとつが次の試合につながるのは間違いない。国スポではやるべきことをしっかりやって、細かい部分もどういうところがダメなのか発見して次につなげていけたら。国スポの成績が今後、世界選手権につながる』と3連覇の懸かる世界選手権に弾みをつける

 

  前回の青森大会は、兵庫県&個人で優勝し、ダブル連覇を達成。今年も″2冠”の連覇を目標に『やるべきことをしっかりとやって、兵庫県に少しでも貢献できたら。勝負事なので、勝ってなんぼだと思う。ちゃんと責任を持って、表彰台に乗れたときはうれしい気持ちもあるし、次につながる』と力を込めた

 

  大会は、昨年まで『国民体育大会』として開催されていたが、今年から名称が変更。『国民スポーツ大会』として初めて実施される