【追記・手直】久々のエントリーは「黒執事」(生執事)メイン | 感謝!感激!ポリあらし!

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Perfumeに救われた人間もいます

松の内には間に合わなかったけど新年のご挨拶にかえて一筆啓上
こんな放置blogにもいまだに二桁アクセス/日もあったりして正直びっくりしてます。
みなさんどこから廻ってくるのでしょうか。
元々は、あるブロガーさんのアメンバー記事を読みたくて作ったアカウントなので、自分が書くとは思っていませんでした。

Perfumeに救われ、BABYMETALにはまり、いまやほとんど父兄、いや祖父母と言ったほうが相応しいかもしれませんが、PerfumeもBABYMETALも東京近郊でワンマンLIVE演ってくれないこともあってすっかり主戦場はさくら学院だったりして、行った事もない演劇も加わりつつ、でもやっぱりちゃんと歌が聴きたい昨今、皆様には如何お過ごしでしょうか。

広島に行けなかった身としては、年末からグリーンアリーナのLIVEがどうだったのか本当に気になっていますが、自警団が大活躍しているようで情報が入って来ず、少々寂しい思いをしています。
著作権ってあくまで著作権者の申告により発動する権利なんですけどね。
PerfumeもBABYMETALもファンカメや二次著作などの拡散で今の人気がある事は、誰も否定できない事実でしょう。=プロモーション効果を削ぐ結果になると言うことでも有るので著作権者の判断に委ねる方が良いのですが、それを商売にする輩もいるので、この辺の奇妙はYoutubeなどで警告を受けた事の無い人にはサジ加減が解りづらいし、何れにせよ表立ってやる事でもないので難しい話ではありますが、二日目の音が聴けなくてホントに辛いなぁ…


振り返ると2017年のハイライトは何と言っても(25年ぶりぐらい?)大晦日の夜に出かける事になってしまった『ミュージカル「黒執事」-Tango on the Campania-』
本格的なミュージカルは初、まして2.5Dとか良く分らないし、漫画原作の実写版映画もドラマもまずまずヒドイ演出で観られたものではないと偏見を持っていたので、なおさら赤坂actシアターは衝撃的に素晴らしかったです。

エリザベス・ミッドフォード 岡崎百々子

この発表があっても正直触手は伸びず、たまたま入った古本屋で原作24巻まとめて半額(3200円程)で売っていたので、原作だけならと手に取ってしまったが運の尽き。
11~14巻「豪華客船編」の主役はリジー(エリザベスの愛称)と葬儀屋と言ってもいい程の内容。
こりゃ観たいと思ってチケットサイトをみたら大晦日の夜回しか残ってなかったのでした。

大晦日は毎年実家で紅白を流し見しながらそば食べるのが恒例だったのに…


以下ネタバレ満載の感想など箇条書きにしますので、ネタバレが嫌な方はここでご退場願います。
































・まずは女子率の高さでトイレが帰省ラッシュ時のSA並み
・最後の売れ残りだし座席は期待してなかったとは言えまさかの最後列
・おまけに双眼鏡を忘れると言う大失態
・お陰様で全体の演出がみれたのでそれはそれで良かった
・ド頭の、会場からステージに上がってゆく演出にビックリ
・旗と上手の漫才コンビに気を取られてよく見えなかったけどミッドフォード家も客席から出てきたとか
・舞台装置の使い方が素晴らしかった
・三階建ての回転式移動舞台が二台一組
・これを回転させて豪華客船の各デッキやマスト、操舵室などもしっかりイメージさせる
・そして出航にあわせて出演者全員で大合唱からスタート
・幕間ごとに歌が入りストーリが進んでゆくのは正にミュージカル
・イギリス貴族の雰囲気をしっかり出せている演出には脱帽
・実は、ボライソーやジャック・オーブリーを筆頭に17世紀~18世紀のイギリス海軍を中心にした海洋小説は、二次大戦中の海軍物も含めて翻訳されているほとんどを読み尽くしているので、イギリス貴族の有り様はよく知っているつもり。
・一時間で20分の休憩が入ったのも新鮮でよかった
・そして第一幕のハイライトはリジーのソロ
・岡崎君は、ダンスはしっかり踊れるし剣舞の授業の時の太刀筋も悪くなかった
・なのでまぁソコソコ演るだろうとは思っていたけど、想像以上の好演でビックリ!
・ソロで世界観は崩さずそれなりに表現できていたので及第点…
・いや、原作のリジー観を崩さずに演じていたという点では特筆に値するかも
・多くの生執事(黒執事の舞台をこう呼ぶらしい)ファンの方が絶賛してくれてるし
・ただ私が見た限りお一人だけ本質を突いていた
・やはり「ミュージカル」という意味ではもっと歌頑張らないと
・まぁソロの歌に関しては古川さん以外の皆さん役者歌唱だったし
・今回は初という事で及第点としてもいいかも
・しかし古川さんの歌は響いたなぁ
・リジーの回想シーン
・主役セバスチャンのシエルとの記憶を表現するシーン
・スクリーン映像を相手に演ずる事で「回想」や「記憶」を表現するのが上手かった

・あれも演じる方は大変だろうなぁ
・「豪華客船編」を豪華たらしめていたのは20人のアンサンブル
・アンサンブルのお一人のファンの方のつぶやきでは…
・あんな人数であんなにガッツリ踊るのも珍しいらしい
・そして振り付けにちょいちょいmikiko節らしき影が…
・買うはずの無かったパンフレットを買って振付師の欄を見てビックリ!
・KOHMEN ってELEVNPLAYの講免 綾さん?
・どうりでmikiko節がちょいちょい、ダンスガッツリな訳だ
・そしてシエル役の内川連生くんもグレル役の植原卓也さんもアミューズだったりして

繰り返しになりますが、昔から漫画原作のナマモノはヒドイ作品しか記憶に残っていないので期待値ミニマムで行ったのも手伝って、本当に衝撃的に良かった舞台でした。
本編のチケットは取れそうもないのでLVでドアップの岡崎君を鑑賞するのが楽しみです

この項最後に、生粋の生執事ファンの方でここにたどり着いた方へ
岡崎百々子君は現在さくら学院というアミューズのアイドルグループに所属していますが、もともとアイドルになりたい訳ではないのです。
ローティーンの女の子を選抜して俳優や声優や歌手を目指す娘達に実戦経験を積ませるには、今の時代アイドル活動が手っ取り早く、かつ、運営費も稼げるし卒業後にそれなりのファンベースも出来る、と言う良い事づくめなので「手段」としてアイドル活動をしています。
それが証拠にさくら学院は義務教育終了と同時に学院も卒業しなければなりません。
卒業後、それぞれがそれぞれの道で「スーパーレディ」を目指す基礎を身に着ける。
これがさくら学院の「校則」です。
いま有名な卒業生は三吉彩花・松井愛莉・BABYMETALの三組。
さくら学院のダンスの振り付けはPerfume・恋ダンスで有名なmikiko先生。
岡崎君のダンススキルは歴代さくらメンバーの中でもTOPクラスですから、現役中三とはいえ元々デキる娘なんです。残念ながら特技はすべるギャグで”通称アイスバーン”
正月早々やらかしたようですが、今後のフリートークには期待しないでください(笑)



さて、新年早々の一本もミュージカル「メタルオペラ・ミレニアム桃太郎」
アンケートに書けるだけ書いたのでここでは詳しく申し上げませんが感想を少しだけ
・誰向けに脚本を書いたのでしょうか?
・内輪ウケは打ち上げでやってください
・「オペラ」と銘打つのなら最低限歌えるcastを揃えてください
・生執事観た直後だけに間も悪かったちゃ悪かったけどそれにしても…
・黒澤美澪奈君の成長を見に行った、と思えば悪くはなかった

・黒澤君は歌がとても良くなってた(追記)
以上です。


今年はBABYMETALの活動が本格化すると見ています。
はたして国内ツアーを演ってくれるかどうか
そしてPerfume姐さんはP.T.A.ツアー2月15日夜回を確保
さくら学院は公開授業2本とRoad toのスタンディング3本を確保
歌の考古学と卒業式は何としても確保したいところ
今月はNAOさんのワンマンもあるし、新年早々からエンジェル係数高すぎです。

界隈の皆様には、今年もどうぞお手柔らかにお願いいたします。