千葉県富津市の富津岬は、第二次世界大戦の時代にあった火器の試験場の遺跡が点在しています。その中で、地元では「ボウズ」と呼ばれている「観測壕」4個を見て来ました。

これは、試射した着弾を観測して、その火器の性能を測定するための施設だそうです。

 

 

まずは、富津岬近くの「かん七」で昼食です。上にぎり 1,500円 鉄火巻は中トロを使っているのか脂がのっていました。おいしくいただきました。

 

さて、富津岬です。ここでは「ボウズA~D」と仮称しています。

 

ボウズA

見通しが良く、容易に発見出来てたどり着けます。「ボウズ」探しの入門編といったところでしょうか。観測窓側です。

 

入口側です。

 

内部です。

 

ボウズB

初めは、藪に埋もれ踏み跡もなく分かりませんでした。地元の親切な方に案内していただき、ようやく分かりました。ありがとうございました。後は藪漕ぎです。11月末なのに大きいクモがいて、さらに野ばらのトゲが痛い。苦痛を伴い「ボウズ」たちの中でたどり着く難易度は最大です。たどり着くと、まさに「夏草や 兵どもが 夢の跡」でした。今は11月末ですが‥。

観測窓側は、窓の下まで土で埋まっています。

 

入口側から見える内部です。

 

2018/3/1 撮影。藪が最も枯れている時期は、未舗装の道から見る事が出来ます。

 

ボウズC

林の中に入ったところにあり、道からは見えませんが、踏み跡をたどり、たどり着くことが出来ました。「ボウズ」たちの中でたどり着く難易度は中です。

これも観測窓側は、窓の下まで土で埋まっています。

 

入口側です。

 

ボウズD

道のそばにあり、見えて、容易にたどり着けました。一番立派な「ボウズ」です。ラスボス登場といったところでしょうか。

 

側面です。

 

入口側と内部です。

 

富津岬先端にある明治百年記念展望塔と、第一海保、東京湾を行きかう貨物船。

「ボウズ」たちに会えて良かった。帰るとするか。それにしてもお腹が空いたな。

 

近くのイタリアンレストラン「Rocco」で休憩です。カルボナーラとホットコーヒー 1,404円 アルデンテのクリーミーなパスタはおいしかったです。

秘宝はありませんでしたが、インディ・ジョーンズの様な1日でした。