望月みゆ&甘夏ゆず「みゆずの日常」 | SSのブログ

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ゆずポン「あ~美味い物食べたいな~」

みゆちぃ「そうだね」

ゆずポン「何かこう、暖かい物が食べたいな~」

みゆちぃ「うん」

ゆずポン「作ってくれる人居ないかな~」

みゆちぃ「居たらいいよね」

ゆずポン「今、とっても綺麗なお姉さんに作って欲しい気分なんだなー甘夏さんは」

みゆちぃ「憧れだよねー」

ゆずポン「…」

みゆちぃ「あのさ」

ゆずポン「何?」

みゆちぃ「泊まりに来たいわけ?」

ゆずポン「うん」

みゆちぃ「最初から言えばいいのに」

ゆずポン「みゆちぃなら気付いてくれると思ったから」

みゆちぃ「はいはい、何が食べたい?」

ゆずポン「得意料理でお願いします」

みゆちぃ「はいはい」


みゆちぃ「今日は誰かと一緒に居たいなー」

ゆずポン「へぇーそうなんだ」

みゆちぃ「やっぱさ、髪が短くて~」

ゆずポン「うん」

みゆちぃ「小さくて可愛い女の子と一緒に居たいなー」

ゆずポン「そうなんだー」

みゆちぃ「ご飯を美味しそうに食べてくれて~」

ゆずポン「うんうん」

みゆちぃ「夜遅くまでお話して~」

ゆずポン「…」

みゆちぃ「朝御飯一緒に食べたいな~望月さんは」

ゆずポン「ふーん」

みゆちぃ「…」しゅん

ゆずポン「じょ、冗談だって行くから」

みゆちぃ「やっぱ、ゆずだな!」

ゆずポン「はいはい」




みゆちぃ「あーあ、どうしたの?」

ゆずポン「いやー雨が上がったらついテンション上がって走り回ったら靴が泥だらけになりまして」

※実話です

みゆちぃ「子供か!」

ゆずポン「だって~」

みゆちぃ「お気に入りでしょ?パンダの靴」

ゆずポン「うん」

みゆちぃ「洗ったげるから貸して」

ゆずポン「わ、悪いよ」

みゆちぃ「いいから」

ゆずポン「う、うん」

みゆちぃ「…」ゴシゴシ

ゆずポン「ありがとう、みゆちぃ」

みゆちぃ「どういたしまして」


みゆちぃ「あれ?見つからない…」

ゆずポン「何が?」

みゆちぃ「お気に入りのベースのピック」

ゆずポン「部屋のどこかにあるんじゃない?」

みゆちぃ「うーん…」

ゆずポン「一緒に探すから」

みゆちぃ「いいの?」

ゆずポン「仲間じゃん」

みゆちぃ「うん、ありがとう」

みゆちぃの部屋

みゆちぃ「ないな…」

ゆずポン「外かな?」

みゆちぃ「もう、暗いから明日にするよ」

ゆずポン「誰かに盗られちゃうよ…」

みゆちぃ「大丈夫だって」

ゆずポン「でも、お気に入りなのに…」

みゆちぃ「仕方ないよ、自分が悪いんだから」

ゆずポン「う、うん」

みゆちぃ「ありがとう、探してくれて」

ゆずポン「じゃあ、帰るけど元気出してね」

みゆちぃ「うん」

ゆずポン「…」

夜23時

みゆちぃ「何か飲み物買って来ようかな」

みゆちぃ「ピック残念だな…仕方ないけど」

みゆちぃ「うん?誰だ?こんな時間に懐中電灯照らして何やってんだろ?」


ゆずポン「…」ガサゴソ

みゆちぃ「えっ?あれは…」

ゆずポン「あった!あった!あった!」

ゆずポン「やっぱ、外だったか!」

ゆずポン「見つかった、良かった…」

みゆちぃ(帰るって言ってから3時間ぐらい経ってるのに)

みゆちぃ(ずっと、探してくれてたの…)

みゆちぃ「ゆず…」

ゆずポン「あっ!みゆちぃ見つかったよ」

みゆちぃ「ずっと探しててくれたの?」

ゆずポン「いやー居ても立っても居られなくてさ」

みゆちぃ「馬鹿…」

ゆずポン「はい、ピック」

ゆずポン「もう、落としたら駄目だよ?」

みゆちぃ「うん、ありがとう本当にありがとう」ぐすっ

ゆずポン「泣かない泣かない」なでなで

みゆちぃ「ゆずが泣かしたんだよ」ぐすっ

ゆずポン「あはは」




みさこ「へぇーゆず凄いね」

大桃子「呼んでくれたら私達も探したのに」

ぐみてゃん「いや、それは駄目だよ」

大桃子「何で?」

汐りん「愛の共同作業まるからなー」

みゆちぃ&ゆずポン「何でやねん!」


みゆちぃ「じゃあ、お疲れ様」

みさこ「お疲れ様」

ぐみてゃん「帰るとしますか」

汐りん「ご飯食べたいなのよ」

大桃子「お腹空いた…」

みさこ「じゃあ、みんなで食べに行こうよ」

ぐみてゃん「賛成」

ゆずポン「私も」

みゆちぃ「行こっか」



食堂

みさこ「二人ってさ姉妹みたいだよね」

ぐみてゃん「みゆちぃお姉ちゃんだからね」

大桃子「面倒見良いからね」

ゆずポン「お姉ちゃーん」ぎゅっ

みゆちぃ「はいはい」なでなで

みさこ「そう、そういう姿が宇宙一似合う二人だよ!」

汐りん「愛が伝わるなのなー」

みゆちぃ&ゆずポン「いやー」


みゆちぃの部屋

みゆちぃ「明日の朝御飯は張り切るよ!」

ゆずポン「何かあったの?」

みゆちぃ「この間のお礼だよ」

ゆずポン「そんなのいいのに」

みゆちぃ「作りたいんだよ」

ゆずポン「うん、わかった」

翌朝

みゆちぃ「ちょっと待って、この卵焼き過去最高の出来なんだけど?」

みゆちぃ「お醤油要らない!」

みゆちぃ「ゆずの喜ぶ顔が浮かぶな」

みゆちぃ「楽しみだな」

ゆずポン「おはよう~」

みゆちぃ「おはよう、座って座って」

ゆずポン「うわぁ、美味しそう」

みゆちぃ「食べて食べて」

ゆずポン「うん、いただきます」

みゆちぃ「あっ、卵焼きはお醤油かけずに食べてねって…」

ゆずポン「へっ?ごめんかけちゃった」

みゆちぃ「…」

ゆずポン「み、みゆちぃ?」

みゆちぃ「過去最高の出来だったのに」

ゆずポン「ご、ごめん」

みゆちぃ「ゆずに食べて欲しかったのに…」

ゆずポン「ごめんなさい…」

みゆちぃ「…」

ゆずポン「あ、あの」

みゆちぃ「私も前もって言わなかったから…」

ゆずポン「ごめんなさい…」

みゆちぃ「いいよ、私の方こそごめんね」

ゆずポン「…」

みゆちぃ「食べたら仕事行こっか」

ゆずポン「うん」


スタジオ

みゆちぃ「…」

ゆずポン「…」

みさこ「おはよーって…」

みさこ「何?この雰囲気?二人は喧嘩でもしたの?」

大桃子「聞いても言わないんだよ」

ぐみてゃん「喧嘩って訳でもなさそうなんだ」

汐りん「個別に話を聞いたら話してくれるかもしれないまるよ」

みさこ「私と桃でゆず ぐみと汐でみゆ」

みさこ「ちょっと、話を聞いてみようよ」

ぐみ 汐 みゆ

ぐみてゃん「何があったの?」

汐りん「話して欲しいなのなー」

みゆちぃ「あのね、笑わない?」

ぐみてゃん「笑わないから」

みゆちぃ「今朝ね、卵焼きが過去最高の出来だったんだ」

汐りん「うんうん」

みゆちぃ「嬉しくてゆずの喜ぶ顔が見たくて」

ぐみてゃん「それは嬉しいね」

みゆちぃ「お醤油かけずに食べて欲しかったんだ」

汐りん「ゆずがお醤油かけたなのか?」

みゆちぃ「うん」

ぐみてゃん「それで怒ってるの?」

みゆちぃ「怒ってない」

汐りん「じゃあ、何で?」

みゆちぃ「私がちゃんと前もって言ってたら、ゆずに美味い卵焼きを食べて貰えたんだ」

ぐみてゃん「…」

みゆちぃ「怒ってるんじゃなく悲しくて…」

汐りん「…」

みゆちぃ「ゆずを喜ばせるどころか悲しませて…だから…だから…」ぐすっ

ぐみてゃん「あーもう泣かない泣かない」


ゆず 桃 みさこ

みさこ「さて、何があったか言ってみてね」

ゆずポン「…」

大桃子「黙ってたら分からないから話して」

ゆずポン「みゆちぃがね朝御飯に卵焼き作ってくれたんだ」

みさこ「うん」

ゆずポン「過去最高の出来だったみたいなんだ」

大桃子「美味しそう」

ゆずポン「みゆはね、お醤油かけずに食べて欲しかったんだ」

みさこ「かけちゃったの?」

ゆずポン「うん」

大桃子「みゆちぃは前もって言わなかったの?」

ゆずポン「言い始めた時には既にかけてたんだ」

みさこ「それじゃ、仕方ないんじゃない?」

ゆずポン「でも、悲しませた…」

ゆずポン「朝早くから作ってくれてたのに…」

ゆずポン「私の喜ぶ顔が見たくて作ってくれたのに私は傷つけたんだ…」

ゆずポン「だから、申し訳なくて…」ぐすっ

みさこ「泣かない泣かない」

大桃子「ちょっと待っててね」

ゆずポン「うん」

大桃子「みさこ、行こう」


ぐみてゃん「どうだった?」

みさこ「実はね」


汐りん「二人とも似た者同士なのよ」

大桃子「確かに」

みさこ「ちょっと、二人呼んできて」

ぐみてゃん「どうするの?」

みさこ「いいから」

大桃子「わかった」



みゆちぃ「…」

ゆずポン「…」

みさこ「いつまで、落ち込んでるのかな?」

みゆちぃ「…」

みさこ「ずっと話さないつもり?」

ゆずポン「…」

みさこ「二人は仲良しで固い絆みたいなのがあると思ってたけどな」

みさこ「卵焼きで駄目になるような脆い仲なんだ?」

みさこ「がっかりだな~」

ぐみてゃん「言い過ぎだって」

みさこ「これから、幾らでも喜ぶ顔が見れるのに卵焼きで駄目にするんだ?」

みゆちぃ「これから幾らでも…」

みさこ「そうだよ、それを自ら駄目にするんだ?」

ゆずポン「そんな事…」

みさこ「もう、落ち込むのは止め!」

みさこ「わかった?」

みゆちぃ「あ、あのごめんなさい」

ゆずポン「私の方こそごめん」

みゆちぃ「また、泊まりに来てくれる?」

ゆずポン「うん、喜んで行くよ」

大桃子「解決だね」

ぐみてゃん「まぁ、お互い優しすぎるから起きた事だよ」

みさこ「はい、終わり!」

汐りん「今回みたいな事が二度と起きない方法が1つあるなのよ」

ゆずポン「何?」

みゆちぃ「教えて」

汐りん「二人は結婚すればいいなのよ」


ゆずポン&みゆちぃ「何でやねん!」

みさこ&ぐみ&桃子&汐「だって、喧嘩の内容が新婚夫婦みたいだから」


おしまい

望月みゆさん、お誕生日おめでとうございます。