30歳になって20代を振り返る。 | ホシ☆ユカ オフィシャルブログ

30歳になって20代を振り返る。

30になって20代を振り返る。

ある人に言われたの。
星野さんみたいになりたいと憧れてる人がたくさんいるよ。

私はあなたが羨ましいと。


突然ですが人生のシアワセについて考えたことはありますか?


人生のシアワセって人それぞれだと思うけど、
30歳になって私は、好きな時間に好きな人たちと好きなことができて、
大好きな人たちの為に役に立てる人脈やノウハウで貢献できる。


それが今、とてもシアワセに感じています。



でも、ここに行き着くまで本当に色んな事がありました。


20代を振り返ると不安と孤独と葛藤しかなかった。
悩み、涙し、耐えて、チャレンジすることの繰り返し。


多くの人にたくさん否定されたし、憧れの人には相手にもされなかった。


なぜそんな意味のない事をしてるの?あなたには無理、失敗する。できない。
と浴びせられる毎日。


相談すればそんな事しか答えが返ってこなくて、

全て自分だけを信じてやってきた20代。



孤独で、なんども泣いたし悩んだ。
誰にも頼れない。



お金にすごく困ったこともあった。

なんども大家さんに追い出されそうになったし、
今日食べるお金すらないこともあった。

オレンジジュースを凍らせてそれだけ食べてた時もあった。


華やかな銀座でニコニコ働きながら、
歯を食いしばって大丈夫だからと自分にいいきかせて

深夜、泣きながら家に帰ったこともあった。



私、ここで何やってんだろう。
何のためにこんなことやってるんだろうって毎日考えていました。




でも、そんな時いつも大阪にいるお母さん、

死んだお父さんのことが頭によぎりました。



このままじゃ帰れない。



いつかいろんな人に頼られて、人を愛して愛される人になって

【星野有香はすごいな。さすがあの両親の子だな】って、

人に憧れられる存在になるまで
私は誰に何を言われようと絶対逃げないし、やり遂げるんだ。


辛いときはそればかり考えてた。



今は講演とかで、過去のことを話すけど、
当時はほんとガムシャラでギリギリで失敗の連続だった。



でもチャレンジした分、失敗した分、いつか同じように悩んでいる人を励ますことができると思ってやってきた。



昔は人前で話すことが苦手で、足がすくんで話したいことを話せなかった。
でも堂々と人前で話せる人に憧れた。


どうやったら話せるようになったのですか?
と聞くとみんな口を揃えて場数といった。


私はその日から、時間を見つけては
カラオケにこもって一人、プレゼンの練習をした。


だから今500人を超える大きな講演でも話ができるようになった。




私は昔から人に気が利かなかった。

どうしたら人のちょっとした変化に気づいて、
手を差し伸べることができるんだろうと思った時に

友人がホステスをしていた。


ホステスは、気遣い心遣いのエキスパート。
ここで働けば身につくんじゃないか。

そう思ってホステスの仕事を選んだ。




夢がなくて、やりたい事が見つからなくて
それを見つけたくて銀座で働きながら昼間人に会い続けた。



紹介で1日5人以上、
2年間休む事なく3000人に会って話を聞いた。




本当にこんなことしていていいのか、
自分を見失いそうだったけど、


未来のなりたい自分の為に今できることを精一杯、

人前では愚痴をこぼさず笑顔でやった。



その積み重ねが今。




自分にはできない、やってみたいくせにチャレンジせず、
後になってあの時やっておけばよかったと後悔だけは口にしたくない。




これは死んだお父さんから学んだの。


私の父は11年前に亡くなりました。
私は当時19歳。


でも当時の私は反抗期で 愛していたこと、愛してくれていたこと

19年いっぱいありがとうがたまっていたのに
なんにも伝えられないまま最後を迎えました。

手をようやく握れた時は棺の中でした。


心電図がゼロになってピーとなっていたあの病室。
父の息を引き取った顔。


なんかたまらんかったなぁ。


私、人はいつか死ぬってわかっていたのに
家族がいつまでもずっとじゃないってわかっていたのに
「いま」伝えなきゃ、今日が最後かもしれないのに


いつか私がもっと大人になったら、お酒でもかわしながら
「お父さん、あの頃はわがままばっかり言ってほんとごめんね。
でもさ、今だから言えるけどずっとずっと・・・感謝してたんだよ。ありがとね」って


ずっとそう言おうって心に思っていました。



でもそれは“そのとき”だからできたことで、振り返ると後悔ばかり。



どんなに足掻いても、今日は今日しかないんだという事を学びました。
振り返ればそれが私のチャレンジの原動力になっていたんだと思います。




私のことを人はいろいろ言う人もいるだろうけど、私は自分を否定したくない。
だって今の自分は過去出会ってきた全ての人で作られているから。



いつだってありのままの自分で接したい。



これからも関わってくれる人を大切に、傍にいる人に素直に、
驕る事なく、人に貢献できる幅を広げられる30代を過ごしたいと思っています。


いろんな事がありすぎたけど、ほんとあっという間の30年だった。


健康であることに感謝して、
当たり前のように大切な人たちがそばにいてくれることに感謝して、
これからも1日1日を丁寧にいきていきたいと思う。