贈りたい絵本





「おつかれさま」

「たまにはゆっくりしてね」
「大好き」――

Season’s Greetingsに想いを込めて。
大人にも絵本のプレゼント、おすすめですよ🎁

お友だちに、家族に、パートナーに、お世話になったあの人に
贈る絵本

わたしの定番の6冊をご紹介します。


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〜贈りたい絵本 🎁〜
『こねこのミヌー』
(フランソワーズ 作/きしだえりこ 訳/のら書店)

原書(仏)の初版は1962年。

いなくなったこねこを探して、パリの街を尋ね歩く女の子のお話です。

こねこはきっと、旅先で、「ちゃんと帰るから心配しないで」と思っていたはず。

とにかくぜんぶが鬼可愛い…!
愛さずにいられないような絵本です。


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〜贈りたい絵本 🎁〜
『あおのじかん』
(イザベル・シムレール 文、絵/石津ちひろ 訳/岩波書店)

明け方から真夜中、山や海に生きる自然界のさまざまな「青」を描く絵本。

木の上のホロホロ鳥、波打ち際で跳ねるイワシの群れ、静かに香る蛍袋、忘れな草……

言葉と絵が織りなす極上の美を
あの人へ。


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〜贈りたい絵本 🎁〜
『ねこのセーター』
(及川賢治、竹内繭子 作/文溪堂)

〈さむがりで なまけものの ねこ〉のお話。

ボロボロのセーターを着て、どんぐりに帽子を被せる仕事をするねこ。
その作業にすぐ飽きちゃうねこ。
お行儀のわるい食べかたをするねこ。
泣き虫なねこ。

わたしみたいな

ねこ!


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〜贈りたい絵本 🎁〜
『絵のない絵本』
(ハンス・クリスチャン・アンデルセン 作/大畑末吉 訳/松村真依子 絵/岩波書店)

初出は1839年クリスマス。

貧しく寂しい絵描きが、窓から見える月に聴いた33のお話。

実在する歴史や人物、芸術がそっと織り込まれた叙景詩です。

旅と静けさ、美を愛するあの人へ。


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〜贈りたい絵本 🎁〜
『星につたえて』
(安東みきえ 文/吉田尚令 絵/アリス館)

大昔、クラゲとほうき星がはじめて出会った夜からはじまる物語。

〈たがいが知らない世界の話はふしぎで、だからよけいに美しく思え、それは胸のときめくものでした〉……

恋を知ったあのこ
愛を知るすべての あなたへ。


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〜贈りたい絵本 🎁〜
『ねむたいひとたち』
(M.B.ゴフスタイン 作/谷川俊太郎 訳/あすなろ書房)

〈ねむってる、ねむってる、こどもたちも すきなところで すやすや〉……

12cm四方のちいさな絵本。
子守歌みたいな絵本。

「ありがとう」の想いと共に

お疲れ気味のあなたへ
大切なあなたと、私へ。

表紙カバーを外すと、ねむたがり家族がすやすや眠る「ふるいへやばき」(ルームシューズ)の絵。
この絵本のゴフスタイン(の絵)には催眠作用があるのではないかしら、とさえ思う。
余計な力が抜けていく可愛さ。


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わたしの「贈り物絵本」 定番の6冊✨


絵本コーディネーター東條知美