4/1 【訃報 駒形克己氏】


駒形克己氏ご逝去の報。 


『ごぶごぶ ごぼごぼ』(福音館書店)は1999年の発売以来、あかちゃんに愛され続ける名作です。 


シンプルでスタイリッシュな表現を用いた氏の作品は、大人の絵本層を大きく拡げました。 


「デザイン」を、作家という立場から絵本の世界に大胆に持ち込んだひと。 

いつかお会いしたかったひと。



 



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4/4

せきぐちひろみさん個展「ひといき」を開催中のひるねこBOOKS (東京・谷中)へ。
内側から命がほとばしるような野の花、グツグツ聞こえてきそうなシチュー、可愛い可愛い猫……

包み込むような優しさ、懐かしさにあふれた空間。
立体もいいなあ

「午前0時の森」(日テレ)出演時の、あの絵も見ることができました✨🐻🦊
(その節はたいへんお世話になりました)



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4/5

めちゃよいポスター
#こどもの読書週間
#ザ・キャビンカンパニー


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4/6 【ちがっているから楽しい!美味しい!】

焼き立てのパンは幸せの匂い。
ふんわり甘いパンも、どっしりお腹を満たすパンも、誰かの笑顔を願って作られるからなのかも。

生地をこねる手が優しく触れあい、繋がれます。 

作者はアフリカとインディヘナの両方の血を引くコロンビア系カナダ人。
画家はフィリピン系カナダ人のイラストレーター(サウジアラビア生まれ)。

世界のパン
作り方も、形も、味も、それぞれにちがう。

でも、それでいいんだ。
どのパンも、どんなパンでも おいしいよ!


☆『せかいのみんなのパン・パン・パン!』
(クリスティーナ・キンテロ文/サラ・ゴンサレス 絵/星野由美 訳/ほるぷ出版)
多文化や多様性をうたっている作品だけど「上から教えたろか」感がない。リズミカルで明るく親しみやすい訳文の賜✨👏



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4/4 【訃報 さとうわきこ氏】

絵本作家で「小さな絵本美術館」主宰のさとうわきこさん ご逝去の報。

季節からテーマを掬う「ばばばあちゃん」は、子供に40年間愛される人気者。(シリーズ 福音館書店)

ユーモアたっぷり『おりょうりとうさん』(フレーベル館)は'76の刊。
後書で「料理をする権利は誰にある?」と、時代に先駆けて投げかけた作品です。

これからもずっと絵本を通じて、生活のよろこび、仲間と交わす楽しさを子どもや大人におしえてくれることでしょう。
さとうわきこさん、ありがとうございました。



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4/9 【国際アンデルセン賞 2024】

シドニー・スミスさん、「子どもの本のノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞画家賞を受賞。
おめでとうございます!

いま世界でもっとも注目される絵本作家のシドニー・スミスさん🇨🇦 

昨秋は来日トークイベントも。
『ぼくは川のように話す』(偕成社)を語る場面では、技巧を駆使するプロの論理とそれ以上に、自らの即興性を信じる強さを感じました。
納得の受賞です。



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4/10 【イベントチラシ設置🍀ご協力店】



高円寺では、ぽたかふぇ。様@pottercafe 、文禄堂様@AyumiBooks_K 、えほんやるすばんばんするかいしゃ様@ehonya_rusuban 、そぞろ書房様@sozoroshobou、ヤンヤン様@yanyan_230909 蟹ブックス様@kanibooksclub 店頭にチラシを置いていただいております。

神保町ではブックハウスカフェ様@bookhousecafe 、谷中(根津)では ひるねこBOOKS様@hirunekobooks にチラシを置いていただいております。


皆さまにご協力いただき、心より感謝申し上げます!

いずれも素敵なお店です✨

ぜひお立ち寄りの上、27日(土)イベントのチラシをお持ち帰りいただけましたら幸いですm(_ _)m




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4/10

本が並ぶのを眺めるのが好き

いろいろいろいろ


ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう



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4/11 【彼女の勇気】

「わたしにはわかっているわ。わたしがなにを好きで、わたしになにが似あうかも。あなたたちがどのように思おうと、わたしは気にしないわ」 

 彼女を理解する味方の存在は、おおきい。

「ジャスミンには、その勇気がある」

 
◇『ジャスミン』
(ロジャー・デュボアザン 作、絵/さがの弥生 訳/童話館出版)



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4/12


「はいりたい はいりたい はいりたい。ぼくも おふろに はいりたい!」


ある夜、けんちゃんとパパの会話から「銭湯」を知ったおふろさん。

家を抜け出し坂の上の「大黒湯」へと向かいます。


おじさんに体を洗ってもらって……


とぷんっ


(い〜い笑顔😊♨)



☆『おふろさん』

(せきぐちひろみ/講談社)

進級、進学、クラス替え……あたらしい環境はこどもにとって思う以上に緊張を強いられるもの。
お子さまを見守るママパパにも、何かと気をもむ時期ではないでしょうか。(昔、入園からしばらくわが子はギャン泣きでした…)
お風呂タイムで体と心をほぐしたら、眠る前にはこんな絵本に癒されて(*´ω`*)




故郷の桜


毎春

どんなに雪深い地でも、土手の傾斜でも、その時がくればかならず咲く桜。

しみじみありがたいものだなあと思います。

両親とこうしてまた春を一緒に迎える事ができてよかったです。

(春爛漫の候 4/13)
上越市の高田城址公園の桜は有名ですが、すぐ近くにある青田川沿いの遊歩道は隠れた名所。長閑〜


青田川沿いで出会ったハリマさんは、来日2年、インドネシアからの実習生。
彼女の携帯の充電が切れてしまい、 商店街にある私の同級生のお店(GARAKUTA合衆国)まで歩いていって充電させてもらいました。 しんちゃんサンキュ!ハリマさん、また会いましょう😊👍🏻✨



🌸 絵本コーディネーター東條知美