食事指導

私は、昔は肥満していて糖尿病でした。

ある日、私たち夫婦は呼ばれて、管理養士から食事指導を受けました。

テーブルの上にプラスチックの食品サンプルが置かれていました。
どのサンプルも、食品1個が80Kcalでした。




私たち夫婦は、食品サンプルを1つ1つ手にとって、この食品はこのサイズで80Kcalですよという風に教えられました。


食品のカロリーを覚えるのに、この方法は良い方法です。

芋やたまごは1個が50グラムで80Kcalです。
豚肉やチーズは1個が30グラムで80Kcalです。


食品のカロリーを数字で覚えるのはたいへんですが、重さで覚えるのはやさしいのです。これなら、すぐに覚えられます。


家に帰って、夫婦でカロリーの当て合いをしてみました。

食卓に並んだ料理を見渡すだけで、だいたいのカロリーがわかります。


食べる前に、料理のだいたいのカロリーがわかるようになると、食べ過ぎてしまうことがなくなりました。


このダイエット法は、80Kcal点数法と呼ばれます。

このダイエット法をはじめたら3ヶ月で体重が減り、4ヶ月目の市民検診ではオールAになりました。


80Kcal点数方法は、内科医院や肥満外来で今でも使われている方法です。

また、このダイエット法をコンピュータ化したフリーソフトがたくさん発表されています。


下記リンクに、栄養管理用のフリーソフトがたくさん公開されています。

ベクターソフトウェアライブラリー
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/home/health/diet/




糖尿病が治りました。

炭水化物を食べ過ぎると、肝臓から溢れたブドウ糖が血液のヘモグロビンと結合します。

結合したヘモグロビンが全体の6.1%を超えると糖尿病です。


空腹を感じてから食べるようにすると、肝臓からブドウ糖が溢れません。

食べすぎをやめたら、中性脂肪値が低下し、HbA1cが正常値になりました。



生活習慣病はクスリを飲んでも治りません。

生活習慣病は生活習慣を治すと、クスリを飲まなくても治ります。