ドイツで移民による凶悪犯罪が頻発する中大規模なデモが発生しました。詳細はこちら左下矢印

ドイツ:数千人が参加する反移民デモが発生…対抗する左派勢力との衝突も確認される[海外の反応](海外報道翻訳所さま)

 

これに対して、ドイツ連邦政府の内務大臣「移住はすべての問題の母」と発言しています。

 

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右上矢印 Germany’s Interior Minister, Horst Seehofer

 

東ドイツの都市ケムニッツでイラク人とシリア人がドイツ人を殺害しました。この事件を受けて反移民デモが発生したのですが、CSU所属の内務大臣 Horst Seehofer(ホルスト・ゼーホーファー)氏が、「移住はすべての問題の母」と表現しました。

 

またこの殺害に怒る市民によるケムニッツでのデモに理解を示し、怒りを表現していることをナチスとは言わないとも述べました。

 

自分が大臣でなければ、「市民としてデモに加わっていただろう。もちろん過激主義者と一緒にではないが。」と付け加えました。

 

メルケル首相サイドが反移民デモ側をネオナチとか外人恐怖症と批判的な見方をしているのとは対照的です。

 

ゼーホーファー内務大臣は、ドイツを分断された国と呼び、その分断の理由を難民政策だけとは言わないが、移住問題がこの国のすべての政治問題の母であると言いました。

 

「亡命申請をして居住権を得られたら働く権利がある。亡命申請をして却下されたらドイツを去る義務がある。この原則は変えたくない。」と述べました。

 

大臣はバイエルン州の元首相ですが、CSUが2013年の選挙で47.7%の支持を得ていたのに、最近では10%も低下しています。

 

https://voiceofeurope.com/2018/09/migration-is-the-mother-of-all-problems-says-german-interior-minister/

https://www.euractiv.com/section/central-europe/news/migration-the-mother-of-all-problems/

https://www.nytimes.com/2018/09/06/world/europe/immigration-germany-merkel.html