日高イベントレポート:ワカヤマジャーニー! | CLUB HIDAKA BLOG

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和歌山県の日高地方1市6町をもっと好きになる。

毎回ひとつのテーマに沿って、日高のまちの魅力をご紹介します。

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321日、由良町の白崎海洋公園で「ワカヤマジャーニー!」というイベントが開催されました。


和歌山県内の各市町村それぞれの住民が一堂に会し、ゲスト講師をお招きしての講演や、地域課題についてのワークショップを行うという画期的な内容です。


和歌山を隅々まで知り尽くし、和歌山の価値を掘り起こすことを目的とするこのイベント。〝オールワカヤマ〟で地域の価値を再発見し、自分たちのまちを面白くしていくため、県内21市町村から約40名が参加しました。


今回は、そんな〝和歌山愛〟と活気にあふれたイベントのレポートをお届けします。


わかやまをみつけるたびにでかけよう。



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1部は、ゲスト講師による講演です。講師は株式会社POPSのクリエイティブディレクター、田中淳一さん。現在、全国20都府県以上で自治体やローカル企業のブランディング、プロモーションをされています。


宮崎県出身の田中さんは、2010年の口蹄疫問題、2011年の東日本大震災を機に、「クリエイティブがどう世の中の役に立てるか」と感じるようになったそうです。


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地域にこそ、クリエイティブだからできることがある。そんな思いの元、田中さんが手がけたプロモーション動画やプロジェクトの数々をご紹介していただきました。


1つのことを伝えるにも、色々な見せ方、切り口があると感じました。地域から発信する上で気をつけるべきことなどについて、事例を踏まえて紹介していただき、かなり内容の詰まった講演だったと思います。


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2部は、グループに分かれてのワークショップです。和歌山が持つ「宝」とは何か、そしてそれを発信するためにはどのような手段が必要か、ということがテーマでした。


参加者は事前に紀北、紀中、紀南でそれぞれくじを引き、各2名ずつくらいで割り振られました。初対面の方たちばかりだったので、まずは自己紹介から始めます。


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まず、各グループで発信したい「宝」を話し合ったところ、色々な「宝」が出てきました。形のあるもの、形のないもの。和歌山県民でさえその魅力に気づいていないもの。和歌山を代表するものとして、世界に発信していきたいものなど。


何を対象にして、誰をターゲットにして、どのような切り口でプロモーションを行うか。それがとても難しくて、とても大事なんだと思いました。最後には各グループの発表があり、とても勉強になりました。


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3部は待ちに待った交流会。リニューアルオープン前の白崎海洋公園内のレストランをお借りしたそうです。由良町の定番グルメ・釜揚げしらすと、特産の海藻・アカモク、地元の食材をふんだんに使ったビュッフェが用意されていました。



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お料理をいただきながら、参加者の皆さんのうち何名かが自分たちの活動を紹介してくれました。他の参加者の皆さんは熱心に耳を傾けてらっしゃいました。


同じ和歌山県内の他の市町村で何が起こっているのか。どういう人がいて、どんな活動をしているのか。それを知るとても貴重な機会だったと思います。



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こうして幕を閉じたワカヤマジャーニー。県内の自治体の枠を超えた参加者が集まるという、これまでにない画期的なイベントで、とても楽しかったです。


今後も定期的に開催予定とのこと。より多くの参加者を募集しているそうなので、興味のある方はぜひ!