「あの曲、今どうしてる」との副題がついており、最近あまり演じられない曲で構成されたライブ、2014年の10月に舞浜で同種の催しが1度ありましたので、昨日のはVol.2というわけでした。2部制で、僕は既報のとおり3:45開演の1部に参加。ちなみに、2部がVol.3。両方観たいところでしたが、選に漏れたので仕方ありません。
セトリはhiroyukiさんのブログから拝借(←こちらの記事も併せてどうぞ)。
終演後、多くの方が異口同音に言ってましたが、「ダイビング」で始まり「また明日」で終わる素晴らしいライブ、僕もまったく同意見です。単なるノスタルジーから言うのではないということ、昨日のライブを観た人なら、古い人、新しい人の隔てなく、誰もが納得されたことだろうと思います。「ダイビング」の期待感、「また明日」のほんのり甘酸っぱい黄昏感、なんとなく説明しづらいけど()、ひとことで言えばまあこういう味がエビ中現場なんですよね。終演後は何とも言えず良い気持ちになりました。
「イイトモ」とか「スターダストライト」は干され曲扱いにせず、どのライブでもやって欲しいところですし、「もっと走れっ‼︎」や「イッショウトモダチ」も年に何度かは聴きたい。2部のVol.3では「歌え!踊れ!エビーダダ!」や「約束」も披露されたそうで、あれもこれもとキリがありませんが、裏を返せばこれらの曲をセトリに入れずにツアーや大箱を回すのだから、エビ中楽曲の豊穣をあらためて感じました。
個人的なことを申しますと、明日3月4日は仮契約調印式から6年、小学生でいえば入学から卒業までの期間です。僕のエビ中現場歴も明日で6年となるわけで、この間、思い起こせば多くの出会いと別れがありました。昨日のエビマニを観ながら感じたのは、どの曲にもそれぞれ自分なりの思い出、思い入れがあって、目前で繰り広げられる以外のものが、深い奥行きを伴ってステージ上に見えたような気がしました。本でたとえれば「行間」が読めたというか、いずれにせよ、エビ中とともにあった6年という月日は、自分にとってそうそう簡単に切り捨てられるものではないということです。
昨日の開演前、知り合いの7推しの女性と美怜ちゃんについて話していた時に、「もういいの?」と聞くと「もういいんですよ」と笑顔でおっしゃる。「ですよね」と僕は相槌を打ちましたが、この「ですよね」という言葉とともに蟠っていた気持ちがふっと身体から出たような心地がしました。美怜ちゃんについては、革命だろうが事変だろうが、まあとにかくそこに「居て」くれることが有難い。そんな感じです。
というわけで、7年目も行ける現場へは元気に登校したいと思います。もっとも、仕事が忙しいのは相変わらずで、今年来年は家族ともしっかり向き合って暮らそうと自分では決めていますから、エビ中現場へ足を運ぶ回数はさほど増えなさそうですけど、また現場でお会いした節はみなさんよろしくお願い申し上げます。
蛇足ながら、昨日2階の最後列から望遠鏡で眺めた美怜ちゃんの舞は、旧に変わらず優雅で感傷的だったことを報告しておきます。
追記。