2009年に79歳の年齢で亡くなった
内田裕也さんが2010年に新聞で
連載した【我が道】をまとめたモノを
2014年に幻冬舎アウトロー文庫から出版した
【ありがとうございます】を読んだ!
ジョンレノン&オノヨーコから
ミックジャガー沢田研二
矢沢永吉 ビートたけしなど
レジェンドから
バーニングや渡辺プロ
そしてジャニーズ事務所やら
大手芸能事務所の偉い人たち
そして、CDで共演した
指原 莉乃や
横綱朝赤龍など
最近の(と言っても最近でも無いが)
方々まで、彼の幅広い交流を
述懐しながら自らの人生を綴る
この本が面白くない訳なし!
大阪の【なんば一番】と言う
ライブハウスで歌う原石だった
沢田研二のバンドを
ヒット曲もない
人気も金もないのに
『東京でやる気あるか?』と誘い
【内田裕也とザ・タイガース】
結成となったり
崔洋一や
滝田洋二郎と言った
無名の映画人を自身の作品の
監督に据えたり
新たな才能を発掘するに長けてる方
なのが読んでて分かります!
また、どんな大物にも
真正面から向かって行く姿は鮮烈で
自身がヴォーカルでヒットした曲は
皆無なのに
亡くなるまで、圧倒的な存在感を
醸し出し、恐れられ、
リスペクトされたのは
この本に詰まってます!
酔っぱらって
京都のHOTELのクローゼットに
中村勘三郎と連れションをしたり
SMAPのマネージャー飯島女史に
キムタクを映画に使いたいと
申し出るも2年待たされたあげく
断られた時、激怒した話
【サヨナラ日劇ウエスタンカーニバル】と
言う老舗劇場最終公演に豪華メンツを
ブッキングするも、高額な金額でも
お客さんは入るのに
3500円のリーズナブル価格は譲れない!
と安い価格設定する話など
書いていたらキリがないです!
兎に角面白いので
ご一読下さい!
【完」】