以前書いたこちらのツーリングブログの建物個別紹介編 その4 、
旧大滝村の旧光岩小学校と旧大滝小学校三峰分校の紹介です。



国道140号を山梨市方面へ進み、三峰口駅への入り口を過ぎ数キロ先、右手に体育館が見え、道路側に「光の村養護学校 入口」の看板の所を右に入ります。

ここ、分かりずらいです。
Googleストリートビューの画像を貼っておきます。



現在、光の村養護学校秩父自然学園の校舎として使われているのが、旧光岩小学校です。

たまたま運動会の準備中でして、作業中の先生にお断りを入れ、見学させてもらいました。


優しく、華やかな色彩の校舎、実に綺麗です。



とんがった鋭角気味の庇の屋根がカッコいい!






七三分けの小便小僧。
アップにできませんが、しっかりと自分のチ◯コを掴んで(摘んで)います笑
今じゃあこんなの小学校に置けないよなあ。


屋根の造形も凝ってますね。贅沢な小学校です(でした)。



表側は塗り直されたもので、オリジナルは裏側のこの色合いだそうです。
風格ある色ですが、窓枠は白、赤い屋根とやっぱり元からオシャレ校舎ですね。






国道140号をさらに進み、三峰神社へ向かいます。
神社までもう少しの所で右へ入った先に集落があります。
神社で働く人たちの集落でしょうか。
やはり、廃に向かっています。

集落からも少し離れたところ、森の中にひっそりと三峰分校があります。




森の中に、ポッカリと開けた空間になっています。





「白岡町」ってどこにあるのかわかりませんが町の施設に一時なっていた模様。


痛みが進んでいますね。



どの窓もカーテンが閉まっていて、中覗けません。ここだけ開いていましたが木の枝が邪魔。



雨量観測装置。




遊具も残っていました。




昔の交通事情では、街に出るまでかなり遠かったでしょう。
ここに通う子供達がどんな学校生活を続け、森と空しか見えない校舎で何を想っていたのか。
今にも校庭で遊ぶ児童の声が聞こえてきそうですが、そんな事を考えると、ふと涙がこぼれて来そうです。

都会人の勝手なセンチメンタリズムですけど。


その5 秩父エリアの小学校木造校舎紹介に続きます。