「更年期すぎの肥満」もリカバリーは可能?
更年期以降に、なぜ体重が増加するのでしょうか。
熟年世代の体重増加「6大原因」
さて、なぜ男女を問わず年齢とともに体重が増加し、体形も崩れてしまうのでしょうか。
1、代謝酵素が加齢と共に低下し活性が低下
代謝効率を鈍くさせます。
2、 筋肉量の減少
筋肉量が多いと基礎代謝率が高いが、筋肉量は加齢とともに減少します。
歳を重ねていくと、筋肉が落ちただけの体重減少は「痩せた」ではなく「やつれ」に見えます。
3、 エストロゲンの減少
女性の場合、更年期を過ぎるとエストロゲンの分泌が減少するため、脂肪が蓄積しやすくなり、腹部肥満になります。
4、 腸内細菌の状態の善し悪し
腸内細菌の状態が悪く、長期にわたって調整していない人は、太りやすくなります。
5、 体内毒素の蓄積
脂肪細胞は有機化合物の毒素を蓄積し、脂肪の代謝を阻害します。
代謝機能が低下すると、毒素が蓄積しやすくなります。
6、 長期的な「栄養不足」
若い頃からの食生活が悪い場合、デトックス(解毒)能力に影響するだけでなく、体内酵素の活性も悪くなります。
食習慣の悪い例の一つとして、「加工食品を多く食べる」事があげられます。
手軽で安く、もう一品という時重宝します。
しかし、加工食品は栄養素を失うだけでなく
添加物が多く加えられるため、体の代謝負担を増します。
「多様な野菜の食事」で痩せる
野菜で基礎代謝改善
太りにくい体質になるためには
基礎代謝upは筋トレが一番のおすすめですが
今回は野菜で基礎代謝を改善していきましょう。
摂取する栄養素の種類が多くなれば、代謝が上がります。
その為にも「野菜の種類」を多く食べることが大事です。
食材の質が重要
1、新鮮で加工程度の低い食材を食べる
体のデトックス機能を高めるため「新鮮なもの」「素材の原型が残っているもの」「加工程度の低い食品」を選びます。
2、毎日8~10種類の野菜を食べる
野菜の種類や色が多ければ多いほど、多様な栄養素を摂取することができます。
1回の食事で5〜8種類の野菜摂取が理想です。
葉物野菜、瓜類、キノコ類、もやし、サヤインゲン、色鮮やかな野菜(ニンジン、ナス、トマトなど)や筍(タケノコ)類などから、広く選択していきます。
1つの料理に2~3種類の野菜を使い
1食毎に2~3品を作ればいいんです。
外食する時にもよく考えてメニューを選ぶことが大事です。
現代の野菜は、化学肥料ばかりで痩せた土地に、品種改良の名の元
収穫量が多く、コストがかからない、見た目が綺麗などを第一に考えた結果、栄養素が大幅に抜けた「スカスカ野菜」が多いです。
できれば昔ながらの自然栽培&無農薬が理想です。