ゲノム編集に関する日本の考えが理解が不能!
その構図は
「ゲノム編集を規制する世界vs容認する日本」
です。
なぜ、世界がゲノム編集を規制するのか?
日本はゲノム編集技術の人体実験場になってしまうのかと危惧。
ゲノム編集を規制する世界
じゃゲノム編集って何?
まず、遺伝子組換えを見ておくと
その生物体内に本来ない遺伝子を入れる技術です。
で、ゲノム編集とは、元々その生物体内にある遺伝子を切ったり繋げたりする技術です。
遺伝子組み換えは、ヒトの健康や環境などに大きな影響を与える可能性があるため、世界中の国が慎重な対応をしています。
ゲノム編集の規制を議論する際のポイントは、
「ゲノム編集と遺伝子組換えは違うのか」という点です。
ゲノム編集が遺伝子組み換えと同じという結論であれば、ゲノム編集も遺伝子組み換えと同様に厳しく規制されます。
EU(欧州連合)
遺伝子組換えの規制が世界で最も厳しいEUの司法裁判所は、ゲノム編集は人間の健康や環境に重大な恐れがあるとして、遺伝子組み換えと同じ規制をする。
遺伝子組み換えと同じく自然には生じないとしました。
アメリカ合衆国
前オバマ政権では、ゲノム編集を規制する計画があったようですが、トランプ政権時アメリカ農務省の見解は「ゲノム編集は遺伝子組換えに該当しない」、遺伝子編集した作物にリスクはない。
最新、2018年3月28日農務省長官は規制しないと発言しています。
しかし、アメリカの第三者認証機関(NSFインターナショナル)は、ゲノム編集を遺伝子組換えとして扱うことを決定し、民間レベルではゲノム編集について遺伝子組み換えと同じ扱いをすることを意味します。
規制を緩める日本
日本は残念ながら、日本は世界と逆行しています。
環境省は18年8月になって、アメリカに追随するように「ゲノム編集は遺伝子組み換えでない」とする見解を発表した。
しかも対象をアメリカよりも広げた。
同年9月には厚生労働省の薬事・食品衛生審議会遺伝子組み換え食品等調査会で、
「ゲノム編集では別の動植物の遺伝子が新たに組み込まれていないから、タンパク質やアミノ酸に変化は起こらないので従来の品種改良と同じ、安全である」とする報告書を取りまとめている。
出典:売り渡される食の安全 (著)山田正彦
「危険かどうかわからないものは
基本的に禁止」はEU
「危険かどうかわからないんだから基本的にOK」が日本
誰かに言われたかしらんけど
なぜか世界と反対の道に進む日本。(いつもの事?)
未知の危険性を考えない日本
主要国が、ゲノム編集についてこれだけ慎重なのに、
「ゲノム編集は安全である」
と国として公式に発言してしまって良いの⁇
誰が責任取れるの⁇
いつもの言いっぱなし⁉️
スポンサーの嫌がる報道やニュースなど
放送するわけありませんね。