私たちの体は小さな海です。
塩分濃度は0.9%海水と同じ位しょっぱい。
心臓も肝臓も腎臓も皆塩水につかっています。
この塩分濃度が保てないと免疫システムがうまく作動しません。
薄めたら腎臓もうまく作動機能しません。
薄めたらがん細胞をやっつけるNK細胞も力が発揮できません。
薄めたら体に合わない菌も追い出すことができません。
塩分濃度が狂うと浸透圧も変わります。
水の出し入れ老廃物の出し入れがうまくいかなくなるのです。
血圧130超えたら高血圧という薬剤会社のCM
血圧130を超えたら減塩を勧める薬剤会社
参照記事
天然塩と精製塩の成分
簡単に申しますと塩味の主成分は塩化ナトリウムですが、天然塩にはこの塩化ナトリウムが約9割前後(海水や製法によって異なります)で、残りの1割前後はほかのミネラルなのです。
このわずかな微量元素がとても重要です。
この減塩による弊害といえば
ミネラル不足による代謝不良でしょう。
ただし、微量元素(ミネラル等)が豊富な
「天然塩ではおきません!
精製塩(塩化ナトリウム99%以上)のような物を単体で多量に入れば、体のミネラルバランスが崩れるのは当然のことです。
企業やお店が商品を安くするためには、この安い精製塩を使うのは当然の成り行きです。
下手に外食したり、塩味の強いお菓子を食べれば食べるほど、ミネラルバランスを崩す精製塩を大量摂取する可能性があります。
食後に強い口渇が起こった場合は精製塩や化学調味料が多量に使われた可能性が大きいです。
スナック菓子、ジャンクフードはもちろん、
ラーメン等塩味の強いものは注意が必要です。
回転寿司なども酢飯に使われた塩に原因がある場合があります。
人間をはじめ生き物全ては、起源をたどれば海から生まれたと言われるように、海水、羊水、血液はミネラル組成が皆そっくりであり、それを商品化したものが点滴(リンゲル液)やスポーツドリンク(多くの糖分が追加されているので要注意)です。
ですから、原則として天然塩に限っては減塩ではなく、美味しい適塩が良いのです。
最後に、ミネラル不足によって起こり得る問題を挙げておきます。
- 高血圧励起
- 糖尿病悪化
- 免疫能力ダウン
- 心筋梗塞危険率アップ
- 交感神経緊張、代謝ダウン
- ガンの危険性アップ
基本調味料の塩についてはまた深掘りします。