桜色涙

3月某日。

ちょっと不安気な空の下。

わたしは6年間通った学び舎を卒業しました。

中学生の頃はまだ舞台ばかりやっていて、

学校を休むことも多く、その分先生方に
たくさんお世話になりました。

高校に入ってからは部活も精一杯やらせてもらって、

クラスでも楽しい時間を過ごしつつも
お仕事に向き合う時間を全力で駆け抜けることができました。

この6年間。

びっくりするくらい、

友達との関係に悩んだことはなかったように思います。

すごく素敵な人たちに囲まれて、

本当に自分は運がいいなと日々実感して過ごしてきました。

先生方も、びっくりするくらい親身になってくれて
すごく理解を示してくれて、本当に助けられました。

でも、仕事を理由に甘えることは決して許してくれませんでした。

そんな環境のおかげで、
“今のわたし”に私自身が出会えたんだと思います。

本当に本当に大切で、

本当に本当に幸せな6年間でした。

でも、だからこそ、
わたしはこの6年間を最高だったと言いたくない。

“最高”はきっとこれから、
もっと先で私を待っていてくれていると思うんです。

だから、そんな日々を目指して振り向かずに進もうと思います。

6年間ありがとう！

後輩たちに色紙やお花をもらいました。

先輩としてのわたしはダメダメだったと思うのに、
こんなにしてくれて…。

幸せだなぁ。うん、とっても。

最後に。

高校3年生の担任をしてくれた山田先生。

やまこーのクラスで1年過ごせて幸せでした。

生徒と一緒に一生懸命笑って一生懸命泣いてくれるやまこー。

大好きです！

大丈夫だよやまこー。

わたしはずっと、しっかり「自分」を忘れずに
真っ直ぐに前を見つめて、大笑いしながら進んでいきます！