桃のコンポート&シロップ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

そのままの形で煮た桃のコンポート。

黄桃で作れば更に鮮やかに黄色みがかって、白桃は皮も一緒に煮ると、表面がほんのりピンク色に。

桃の風味が移ったシロップはゼリーにもおすすめです。

白桃で作った時にシロップのピンク色を出すには、皮の色の赤みが強いものを選ぶのがポイント



今日の桃は、お友達のsaguchiさんからの贈りもの。

箱を開けたら立派な大きさにびっくり、甘くて、更に黄桃を生の状態で見たのは初めてで感激。

更に減・無農薬栽培とのことで、安心してコンポートに使うことができました。

(生で食べていたら子供がもっともっとと言い出したのでこっそりデザート用にいくつか取り分けておいて良かった!)

数年前に店員とお客さんとして出会って、よくよく話してみると子供が同じ幼稚園の同じ学年だったり、自分たちも歳があまり変わらなかったり、実はお互いにブログをしていることがわかったり、お菓子やパン作りが好きなど趣味が共通していたと言うことで意気投合。

今は旦那さんのお仕事の関係で県外へ引っ越されて、地元も熊本の方ではないのでそれからもう数年会えてはいないものの、ありがたいことに交流が続いています。

しかも今年は全然桃を食べる機会がなかったので嬉しくて。

明日は、このコンポートを使った豪華なスイーツレシピ。

saguchiさん、ありがとうございました!



型にはまったお菓子なお茶の時間☆-HI3H2515.jpg




~作り方~


 2個分


  白桃 2個

  水 400cc

  砂糖 60g

  レモンの輪切り 半個分 または レモン汁 15cc (大さじ1)
  ワイン 好みで 15~30cc



①桃は皮をよく洗って産毛を取り除き、丸ごと煮るならそのまま、大きければ2~4つ割りにして種を取っておく

 →皮については下記参照

 →割る際は、へこみに沿ってナイフで切り目を入れ、ねじって二つ割りにする


②桃が浸かる程度の水と、それに合わせて計算した砂糖と、好みでワインを入れて中火にかけて煮溶かす

 →鍋の大きさや使用する水に合わせて、上記分量を参考に砂糖やレモン汁の量を計算する


③沸騰したらレモン汁と桃(2つ割りのものは皮を下にして)シロップの中に入れ、途中色がまんべんなく着くよう優しく返しながら、楊枝がすっと通るまで弱火で8~10分煮る

 →大きさや柔らかさにより時間は要調整


④皮をむいていない場合は冷めてからそっと皮をむき、汁ごと冷蔵庫で保管

 →残ったシロップは捨てずに、下記参照



~桃の皮について~

 桃の種類や固さ、熟れ具合によって、あとからつるっと剥けるもの、剥けないので先に剥いておいたほうが良いものとあります。

 皮が柔らかくそのままでも剥けそうなものは皮をつけたままで良いのですが、身が固く皮もしっかりと張っているものやどちらかわからないものは先に剥いておいたほうが無難です。

 また、白桃を使いシロップや身の表面をほんのりピンク色に仕上げたい時には、皮を剥き、剥いた皮も一緒に煮て、最後に取り出してください。

 鮮やかにきれいな色を出すには、皮の色の赤みが強いものを選ぶことです。

 酸化防止とともに鮮やかな色が出るよう、レモン汁も忘れずに。



~保存・期限~

 清潔な密閉容器に入れて冷蔵保存、なるべく早く食べきる。

 長期保存したい場合は、レモン汁は加えず、糖分が50%のシロップで煮て、煮沸消毒した瓶にぎりぎりまで入れ、脱気し、3週間ほどだっても白く濁りが出ていなければ(雑菌が入っていなければ)2~3年は保存可能。

 ただ風味を生かしたい美味しい桃は、甘くしすぎずやはり美味しいうちに食べるのがおすすめ。



~シロップの使用例~

 残りの桃風味のシロップは、茶漉しなどで漉して不純物を取り除いてから少し煮詰めて、煮沸した瓶に入れて冷蔵。

 炭酸水で割ったり、甘味を調整してゼリーに。

 糖度が低く保存には向かないので、冷蔵保存でなるべく早く、数日中に使い切ること。




型にはまったお菓子なお茶の時間☆-20130906_084724.jpg