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妊活から初めての妊娠
楽しみにしていた矢先の胎児異常宣告
からの人工死産に至る記録、気持ちを
振り返りながら書いていこうと思います。
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通院の記事はこちらを読んでください↓

2018年2月26日  20w

ついに大学病院での受診の日が来た

ありがたいことに
旦那さんが休みを取ってくれて
一緒に通院できた。

現実を一緒に受け止めてほしくて
どうしても旦那さんに来て欲しかったから
よかった。

大学病院なんて来たことないから
どきどきしちゃう!

紹介状もって
時間指定までされてるのに
呼ばれるまで時間かかった。

やっと呼ばれて
エコーで色んな角度から撮影してるぽい


やたら長いし
ぐいぐいお腹押すし

先生無言だし

長すぎて
寝ていいのかな?
って感じだった笑

エコーが終わると一旦待合に戻される


しばらくして
診察室に呼ばれる。

こっからが本番だったらしい。


エコーとは違う先生がいる。

何言ったか忘れたけど
先生が場を和ませる話をしてくれ
少しほぐれたところで





"さあ、ここからが本題だけど、、


事態はかなり深刻だ"



重たい話題の前は和ませるように
配慮されてるのかな?
なんて冷静に考えられる私。


"聞いていたと思うけど、

頭にこぶがあるのと
お腹の腸が出ている



それ以外に



耳の位置がちょっと下にあるのと

口唇口蓋裂なんだよねー、、"




うんうん、、



えっ?



まさか頭とお腹以外に
2つも異常を指摘されると思わなくて


内心ショックだったけど

自分なりに受け入れ態勢できてたから
今更異常が増えたところで
取り乱したりしなかった。



正直、口唇口蓋裂については


以前産婦人科で異常指摘された時に
4Dエコー見てて
先生には言われなかったけど


あれ?
口がひょっとこみたいに突き出てる?

アヒル口してるだけ?
大丈夫なやつ?

とか嫌な予感してたし。

やっぱりなって感じだったかな。



それから先生の話は続いて

これだけ奇形が見られるのは稀であること

このまま生まれても短い命であること

総合的に見て
妊娠を断念した方がいいこと


を伝えられた。



すでに私たちの思いは固まっていたから
今回は断念することを
静かに伝えた。


すると先生はホッとした様子で

"よし、そうとなれば
急いだ方がいいね。

明日から入院しよう。"



そんな感じで

さらっと入院が決まった。



同意書にもサインして

そこには

"胎児奇形"って書いてあって


あぁ、世間では
奇形って言うんだ

ってひっそり切なくなった。





それからは
入院の為に採血や検尿

心電図やらX線?撮ったり

入院手続きして

広い院内をぐるぐる回って



また産科に戻ってきた。


そこでは看護師さんから
入院日時やら持ち物の説明をされた。


そして、何やら話しかけられた。


"今回は残念だったけど、
もう気持ちは決まってた感じ?"


指摘から今日まで時間があったので
いっぱい話し合ったので

と答えると

"そのおかげで落ち着いてるのかな?"

的なこと言われ

適当にそうですねって言っといた。


半分合ってるけど
半分合ってない

自分でもどんな気持ちかわからないから。


"でもね、

こういうことは乗り越えられる人たちにしか

起きないから"


だからきっと大丈夫的なことを
言われた気がする。


その後も  
"辛かったよね"
とか




え、何?


私があまりに泣かないから

この人は泣かせようとしてるの?

今ってその為の時間なの?


って思うくらい

私の心にずかずか入ってくるからさ、




泣いちゃったじゃん!


もぉーーー!!


我慢してたのにーー!


そんなん
辛いに決まってんじゃん!


なんでうちらじゃなきゃいけなかったの?

とか思うに決まってんじゃん。