どうも今回が、今年最後のブログ更新になりそうです。
よっぽど何か楽しい事があったら、話は別ですけど、、、( ̄0 ̄;)ウソ!?みたいな 笑
今日はクリスマス、そして最後の休みなのに天気はあまり良くないし、家族放っぽって旅に出れる雰囲気でもないし、明日から大晦日まで仕事だし、家でのんびり今年最後に険道話を書いておこうと、籠城することに決めました。
今年もいろいろとアグレッシブな道を走り、楽しみ叫び立ち尽くし、たまには返り討ちにも遇ったりと、いろんな県道と出逢いました。
なるべくその日のうちに、まだ感動が冷めない内にレポートを書いてきましたが、行ったその日に別の県道の方がインパクトがあり、紹介できず、お蔵入りしている県道がたくさんあります。
所詮、二番煎じである内容なことには違いないのですが、でもこのまま葬り去るには惜しいものの中から、今年最後の思い出として、山口県道103号線をレポートしようと思います。
山口県道103号(大島橘)線は、山口県南東部に位置する、本州とは大島大橋(1020m)で繋がった、瀬戸内海で淡路島、小豆島に次ぐ第3位の面積を誇る屋代島(周防大島、もしくは単に大島)の島内を起点終点としています。
では早速、走ってみることにしましょう。
山口県道4号(大島環状)線を走っているところから始まりました。
そして、
この交差点を右折すれば103なんですが、その県道103に関する案内看板は一切ありません。
「素直にまっすぐ行けよー?」と言わんばかりに、行政からの『103完全無視感』がハンパありません。
切なさを感じながらも、右折しました。
あ、今更なんですが、山口県の国道や県道は、ガードレールが全て黄色なんです。
その黄色とは山口県の県の花、ナツミカンをモチーフにした色です。
詳しい理由については話が長くなるのでやめますが、ただ全てが黄色という訳ではなく、それ以外の市道や高速等のガードレールは白です。
だから山口の道の話では、わたしのレポートには黄色のガードレールしか出てきませんが、県全体としては圧倒的に白の比率が高いんです。
とまあ、脱線した話の方に力を入れすぎて疲れて、本題がおろそかになるのが毎回なので、もうやめます 笑
みかん畑の脇を、ひたすら山に向かって道は伸びています。
わたしの大好きな無人市がたくさんありました(*^^*)
ただ、みかんしか置いてありませんでした(しかも大量)
というか、むしろ無人市が大量にあり過ぎて、存在価値にあまり有り難みを感じなくなるくらい、この道に限らず島内にはそこかしこにあります。
そんな無人市を見事に撮り忘れ、山へ山へと進みますf(^^;シマッター
↑でも、この道の先の左側山中に黄色いガードレール、、、何かドキドキしてきませんか!?(^^)
みかんみかんみかん、、、
みかんも県道も、やっぱり“完熟”が大好きです 笑
でもたまに道が良くなったりします。
でもふと気付けば旧道があったりと、新旧が混在してきます。
旧道に行ってみます。
今いるのが旧道、左手に見えるのが新道です。
さらに山を上がります。
↑黄色ガードレールが入り乱れて、さっぱり先の道が想像できない風景に唖然とします。
すると、、、
なんだか、道がヤバそうな様相になってきました。
振り返ると景色が良いことに、ようやく気が付きました。
さらに上りますが、実はこの先は民家に直結して、“ひとまず終わり”なんです。
理由は、もともとこの先は未開通の県道で、地図上でも道は途切れています。
そしてここが最上部、Uターンした民家の前からの景色。
すごくきれいな景色のですが、背後にあるお宅に住んでおられる方へ、畏敬と念を感じずにはいられません。
民家の先は諦めて、再び新道に戻ります。
新道もなかなかの景色です。
狭くなったりもしませんし、先の不安を感じることはありませんでした。
そして悠々と走っていると、、、
あ、さっき民家で断念した反対側の旧道を発見!!( ; ゜Д゜)
よっしゃ、行くぞ!
鋭角に曲がって、
こりゃ、険道間違いなし!
それじゃ、失礼しますよっと……
ん?
車幅1.5m規制?
えーっと、確かわたしの愛車は、、、
1.69m、これはいかがなものか、、、
うーん(-_-;)
ま、行ってみよう!(*^^*)
そんな事で躊躇しません 笑
行けるところまで行って、戻れば良い話ですから。
200mも進まない内に、想像通りどんどん道は怪しくなってきました。
やがて路面は落ち葉で埋め尽くされました。
でも引き返しません。
なぜなら、Uターンする場所がないからです。
アスファルトからダートになりました。
まぎれもなく、これは険道だ~!!!
ゴゴ、ゴリゴリ・・・
そし車体の下を擦った事で、ようやく現実に戻り、来た道を戻ることを決意しますが、、、
Uターンはできないので、500mバックします 笑
その先に1.5m規制の何かがあるのでしょうか?
気にはなるのですが、諦めました。
その旧道を境に、走りやすい新道も役目を終え、もとの姿に戻ります。
でも、たまに拡張工事をやっていたりまします。
封鎖された道に、名残の県道看板がまだ立っていました。
そんな県道103号線も、やがて市街地へ入り、ついに終点を迎えます。
そして反対側も、行政から疎外感がハンパ無く、同じように103の案内看板はありませんでした。
ただ県道沿線からは、瀬戸内海の眺望がとても綺麗で、抜けるような青空なら、もっときれいな写真が撮れたに違いありません。
そこだけが唯一の心残りでした。
この県道も、見事に返り討ちに遇いましたが、なかなか忘れ難い思い出となった道でした。
まあ、こんな感じで今年の『県道屋さん』の営業は、今日で仕事納めを迎えました。
険道レポート、次回はまた来年です!
来年も良き“出逢い”に恵まれますように……
メリークリスマス!
そして皆さんも、良いお年を!
大変お世話になった皆さん、ありがとうございました!
皆さんのブログにはコソッとお邪魔は致しますので、あと少しの間、今年もまだ宜しくお願い致しますね♪