国内最大(1万2000人)のオンラインサロンを毎日運営しておりまして…これがもう、本当に毎日運営しておりまして(今夜も神戸で交流会)、こうなってくると、コミュニティーを形成&継続させる上で必要な能力が何なのかが明確に見えてくるんですね。

もはや悟りの境地です。

毎日いろんな方の相談にのっているのですが、よくあるのが、「皆が◯◯できる『場』を作りたい」という『場を作りたい案件』です。

とにかく今、たくさんの人が、『場』を作りたがっています。
やたらと『場』を作りたがるのです。

ファミコンで喩えると、多くの方が『カセット(ソフト)』ではなく、『ファミコン本体(ハード)』になりたがっています。


先に結論を申し上げますと、その感じの相談者の方が『場』を作り上げるのはほぼ無理っすね。

相談者の方の頭の中を文字起こしすると、「自分は才能がないから、せめて才能あるクリエイターさんが活躍できる『場』を用意したい」といったところでしょうが、とんでもねーぞ!

なんで、「『場』を作ることに才能は必要ない」と思ってんだ、タコ!

猫も杓子も『場』を作ろうとして、そこかしこに『場』が転がっているこの時代に、オメーの『場』が選ばれる理由は何なんだよっ!

オメーはバカだから、どうせ、こんなイメージで、自分はファミコン本体になろうとしてるんだろ?
↓↓↓

それ、全然違うからなっ!!
今の時代は、こうなんだよ!!
↓↓↓

今はハードが溢れかえっていて、ソフトがハードを選ぶ時代なの!
わかる!!?
わーかーるーっ!? おお!?


……すみません。興奮してしまいました。

でも、まぁ……つまり、そういうことです。
「クリエイターを支援する場」なんて台詞、もう何百回も聞いたでしょ?

むごたらしいほど『場』が溢れかえっているこの時代に、自分が『場』になるには、そりゃあもう変態的に行動して、問答無用で結果を出し続けなきゃ『場』に成り得ません。

それこそオンラインサロンが騒がれ始めた頃、『サロンオーナーのあるべき姿』として、「グイグイひっぱる型」「メンバーを参加させる型」とで分けられて、方々で論じられましたが、後者は理想であり、幻想。

結局、堀江さんも、箕輪さんも、落合さんも、圧倒的に行動して、問答無用で結果を出して……
さらに言っちゃうと、ロケットを飛ばしたり、ビジネス書を100万部売ったり、変態的なアート作品を生んだり……国内トップレベルのソフトを作っているんですね。


そのソフトに人が集まって、そこに参加する理由が生まれて、それが『場』になっている。
「トップクリエイターが『場』になる」という話ッス。

なので、「クリエイターを支援する『場』を作りたいのですが…」という相談を受けた時は、

「キミ自身がトップクリエイターになれば、いくらでもクリエイターを支援できる『場』を作れるよ」

とお答えしています。
そのクリエイター戦争を受けてたつか否か、それだけ。

誰かを助けたければ、強くなるしかないです。

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毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発を繰り返しています。
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↑おもしろいな。どんなのが出てくるか楽しみ。