同じ題名で既に事務所のホームページでも発表させて頂いておりますが、9月13日~18日に出演を予定しておりました舞台【結婚の条件】につきまして、出演をお断りさせて頂くこととなりました。
(※9月17日 加筆 → 降板につきましては主催者さまより言い渡されたもので、こちらよりの降板では御座いません。弊社代表がフジテレビグッディ様でお話をしました通りの経緯で、私の『お断り』と言う誤解を招く書き方が良くありませんでした。申し訳ありません。)

尊敬する江頭美智留先生の本、記念すべきクロックガールズさんの第15回目の舞台

全うさせて頂きたかったのは事実です。

しかし、事務所は私と牧野さんを身体を張って守って下さいました。
お約束をしていた時間に稽古場を出る日、まさかの事態、演出家と演出助手が揃ってふんぞり返り劇団の代表者であり、脚本家であり、プロデューサーの江頭美智留先生に頭を下げさせている姿、余りにも常軌を逸していて、言葉がありませんでした。

1回目の通し稽古が終わり、私たちは床に座ってダメ出しを受ける中、準備していたかのようにまた始まる罵倒、『2回通し稽古をしたかったのに誰かのせいで出来ない!』尻馬に乗るように演出助手の方が『みんなも2回やりたかったよね?』、そして名指しにされる私たち、先生が後ろから駆け付けてまた頭を下げる、美千子姉さんが『すいませんでした。』と謝る姿に納得せずに『ぬるいわね』と吐き捨て更に追い込もうという演出、作品の稽古とは全く関係ないところで起こる惨状に、私は床に額を擦り付けて謝ることになりました。

その姿に『私たちだけじゃなくてあちらにも』と他の共演者の方にも土下座をするように砂羽さんから促され、頭を下げました。

この状況に砂羽さんの事務所のマネージャーさんも含め、流石に不味いと水入りになりましたが後の祭り。

事務所に報告が入り、私たちは降板も視野にいれた話し合いになりました。

事務所は、『私たちは役者さん、タレントさんには敬意を持って接しています。物じゃない、一人の欠けがえのない人間なんです。』と普段からそうしてくれていることは知っていてもやはり涙が出ました。
その上で、私たちはどうしたいか?をそれぞれからしっかり聞き取り、最終的には私たちは江頭先生が望む形に全てを呑み込んでしようと決めて砂羽さんに任せますと言われて来た江頭先生とお話をした矢先、江頭先生の電話に代役を頼まれたんだけど?という大友さんの連絡。

余りに酷い、と砂羽さんに抗議する江頭先生に向けられた砂羽さんの言葉は『代役でやるとかやらないとか、皆が揃わないと公演を中止にするとかしないとか、そんなのを決める権利はあんたにはない』とのこと・・・

もう、言葉を失いました。
作品に対しての愛はこの人は全くないんだなと確信しました。

いや、自分がセリフが入らないのを脚本のせいにして何度も書き直させていた姿に

いや、稽古場で私はドラマの言うA面の江頭美智留を知っている、舞台というB面しか知らないあなたたちは、と言った時

他にも舞台なんてこんな感じと、稽古場外で自分の味方のキャストを増やすことに終始して、幾度も飲みに誘っては気に入らないキャストや江頭先生の悪口を吹き込んでいる姿

いつでも、気付けたはずでした。
自分が愛する舞台を、ここまで蔑み、悪戯に掻き回しておもちゃにする姿に、何故私は何も言えなかったのだろう。

それは、私だけではない。
今、この時も舞台を愛し、芸能を愛している仲間たち全てへの許されざる冒涜であったにも関わらず、私はこの時、江頭先生に頭を下げさせてしまうまで何も出来なかった。

本当に自分が情けないです。
応援をして下さる皆さまにも本当に申し訳ない。

今、事務所にきっかけを与えてもらい、美千子姉と一緒に1つの決断をさせて貰った訳ですが、この失敗は何よりの自身への戒めとしてまた一歩ずつ歩んで参る所存です。

この度の舞台を楽しみにして下さった皆さまには、本当に申し訳なく。心からお詫びを申し上げます。

※チケット等の払い戻しについて
鳳恵弥、牧野美千子扱いでチケットをご購入下さった皆さま。
遠方よりお越しで既に交通や宿泊をご予約されてしまった皆さま。
お花や贈り物を既にご用意下さった皆さま。
キャンセルはもちろん、そのキャンセルにかかる費用に関しましては主催のクロックガールズさんがご対応下さるそうで御座いますので、croque-girls@excite.co.jp又は03-6886-4547までご連絡お願い申し上げます。