怪我を超えて 羽生結弦選手金メダルおめでとう! | つまらない生き方

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昨日は最高でしたね。

羽生結弦さんのショートプログラムの演技は鳥肌ものでした。
そして昨日のフリーの演技
怪我を乗り越えてのぶっつけ本番
凄いメンタルの強さです。

右足外側靱帯損傷

いったいどんな症状なのでしょうか?

足関節外側靭帯は、足関節の外くるぶしの下端についている3つの靭帯です。
前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯です。
スポーツの最中、段差を踏みはずしたり演技やその他で、足を内側にひねって受傷します。
スポーツ外傷の中では最も頻度の高いケガです。最も損傷頻度が高いのが前距腓靭帯です。次いで踵腓靭帯で後距腓靭帯を損傷することは稀です。損傷の程度によって3段階に分けて治療方法が決められます。

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こんなになっているので、とても歩ける状態ではないと思います。

そのままスポーツ活動を続けていると頻繁に足関節の捻挫を起こすようになり、関節軟骨の損傷も進行し、将来的に変形性足関節症になるとされています。

つまり、無理をすれば演技できなくなる可能性が高いのです。

安静以外に改善の道はない。

あんな激しいスポーツですから、安静にできるはずはない。
足に負荷をかけずに筋トレなどで体づくりをしながら過ごして来られたのだと思います。

オーサーコーチが、怪我をした事でそのメンタルの強さを構築できたことを「怪我をして良かった」と表現させるほどの時間の経過だったようです。

ただ、
骨折にしろ、捻挫にしろ、靭帯損傷にしろ、受傷してしまうと元通りというわけにはいきません。

私は左手首の橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)を3年前にしました。
あれほどリハビリしたのに、それでも完治はありません。
さまざまなその後の手首、指の不調を乗り越えながらの3年でした。

羽生結弦選手のような過酷な使い方をしていなくても完治は難しいのです。

どれだけたいへんな事であるか、怪我をした事のある方なら良くお分かりだと思います。
元どおりにはならないのです。

その上で、羽生結弦選手や平野歩夢選手の選手生命に関わる多怪我から生還に、心から拍手を送りたいと思います。

おめでとうございます。
そして
どうかお身体を大切になさって下さいませ。