(NEW SAZAEのマスター 紫苑さん)

 

 

昨夜は、新宿二丁目で7年目を迎えたDJバー、

「Neo Masquerade」のオーナー、直美ママのバースデーパーティーにて、

お祝いのDJをさせていただきました。

人生初の、新宿二丁目デビューの日でした(^^)/

 

日本の玄関、新宿。 ここ数年で開発がさらに進み、全世界からさまざまな国の人たちが

押し寄せている、マンモス・タウンです。

DJバーやクラブは、現在では相当な店舗数に増加している現状を、

ネオマスのチーフ中坪さんに伺って、驚きました。

今まで、新宿の現場がほとんど無かったので、ある意味「浦島」でした。

 

昨夜のネオマス 直美ママバースデーは、予想通りの盛り上がりで、

素敵な時間でした。

インターFM RADIO DISCOに生ゲスト出演してくれた「清貴」さんは、番組直後、新高輪プリンスホテルでの

ライブ公演を終えて、自分のプレータイムに会場に駆けつけてくれました。

この人、本当に最高です(^^♪

 

さて、そんな、満員御礼で大盛況だったネオマス。

帰り際、朝からのハシゴの疲労感漂っていた私は目が覚めるほどの衝撃体験をしました。

直美ママからご案内いただいた、新宿最古、というか、日本最古とも言えるディスコ、「SAZAE」に連れて行って下さり、

かなりの衝撃を受けたんです。

 

1966年オープン。

フレディー・マーキュリーが通い、三島由紀夫も通った。

私が1歳の頃に開店した最古のディスコ。

伝説になるのはまだ早い。現在進行形。

50年以上同じ場所で、いまだに変わらぬ盛況ぶりです。

リニューアルを経て店名は現在「NEW SAZAE」として営業中です。

 

50年以上続いている老舗ディスコへの驚きだけでなく、

私がこの日、一番受けた衝撃は、

店内でサタデーナイトをフィーバーされているお客様方の雰囲気です。

 

なにかが違う・・・・。

 

ゲイカルチャーの聖地である新宿二丁目の代表店舗ゆえ、お客様は全員が

その世界の人たちというイメージがありました。

しかし、直美ママに店内で色々とお話を伺いながら、満員でにぎわう店内を見回すと、

客層は、

 

まさに老若男女。

20代の若者から70代高齢者まで。

日本、米国、欧州、中国他、世界各国からの人たち。

バイセクシャルから異性愛者まで。

DJブースに向かって踊る、まるでフェスのようになっている、ここ数年のお客様の動きではなく、

四方八方全方位型の、完全なフリーディスコのフロア。

バラバラで、雑多で、各人たちが踊りながら楽しむフロア。

服装はオシャレしてる人から、カジュアルな人までこれも雑多。

そして、お客様全員が笑顔で平和な空間。

誰に気遣うこともなく、個人のアイデンティティーで自由に楽しまれている。
 

こんな現場を、日本で見たのは初めてでした。

外国人バーのノリでは無い。

 

アイデンティティーはあくまでも日本。

そして、国籍、年齢、性別、職歴、偏見や差別などが全く無い、

素晴らしいディスコ空間。

 

私が理想の現場として追及してきた、

「法を遵守し、全ての人たちがディスコミュージックで元気と笑顔になれる環境」に、

限りなく近い空間がそこにあった。

私の求める空間には、これに「子供たち」「親子」が加わるわけです。
そして、夜だけでなく、日中にも。

 

理想のディスコ・エンターテインメントの伝達という自分の使命。

まだまだやるべきことは多いと、痛感し、大きすぎる刺激をもらった一夜でした。


なんだか、この日は直美さんにプレゼントを贈る日なのに、私が大きな贈り物をいただいてしまった気分です。

 

直美ママ、紫苑さんのご紹介、ありがとうございました。

そして、改めまして、お誕生日おめでとうございます。

どうぞ末永く、健康第一で、新宿を盛り上げて下さい(^^)/

 

NEW SAZAEについての記事がありました。すごく勉強になりました。
是非転載させていただければと思います<m(__)m>

http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/19/new-sazae-and-lgbt_n_13736476.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/19/new-sazae-and-lgbt_n_13736476.html