さて 前半記事
から引き続き
5羽居るヒナのうち、大きいヒナ3羽は、
こうして常に羽根を伸ばして、足で引っ掛けてストテッチの様に伸ばしたり
羽ばたいたりを繰り返します。
珍しく、父親ツバメも帰ってきました。
飛べるようになった子を、誘導しなくてはいけないと思っているのだと思います。
親鳥が側に居ると、常に「エサくれ鳴き」をします。
その声は、真夏の蝉の声が「あ゛ぁ~!!うるさいっ!ヾ(。`Д´。)ノ」って
叫びたくなるくらいのうるささ。
「まさか・・・ここまでうるさくなろうとは・・・」byダーリン
(最初、子ツバメが鳴き始めたら、
可愛いからずっと居てもいいって言うてたの誰やったっけ?(^艸^))
とにかく羽ばたく。 しかも、手前に出てきて羽ばたくから
「末吉」はどんどん奥に押しやられてる。
一番手前にいる「牢名主」よりも、次に体の大きい子がひっきりなしに羽ばたき練習。
とうとう、お昼ごろには、3羽がしっかりと羽ばたき、
4羽が、巣のフチに上がって ・・。
これでリビングの中を飛び回られたら困るので
㉘ 6月23日
スマホを天井と巣の間に差し入れて、牽制。
この時に、親ツバメは餌を取りに出かけていて、近くにはいませんでしたが
たぶん、居ても何も言わなかったと思います。 「またいつものことやってる」くらいでしょうね
この後、
6月24日、あまりにも「末吉」以外の子ツバメの羽ばたきがすごいので
子ツバメも重たくなってるし、端っこで暴れるしで、
巣の手前側を止めてあるビスから本体が外れて、巣が傾き
「牢名主」が、巣から落っこちました。
慌てて拾って、巣に戻し入れましたが、すごくびっくりしたようで
「牢名主」は、静かになりました。 そのかわり、牢名主が居ない分空間が自由になるのか
次に体の大きい子ツバメがとまり木の先端で、羽ばたき
再び巣が、今度はかなりの角度で傾きました。
そしてまた「牢名主」 落下。
「おまえ、よく落ちるなぁ。
えばって、人のエサの分まで食うからや
そやから体が重たぁなって、偉そうにしてるから
しっかりもつかまっとれへんで、2回も落ちてるやんな」byダーリン
(他の、小さめ3羽はしっかりと巣にしがみついていたし、
巣を傾けた張本人は、とまり木にしっかりと止まってる(^^:) 実は「牢名主」ドンくさいかも)
子燕たちと巣を乗せたまま、再度しっかり固定は難しかたので
画鋲と麻ひもでなんとか固定。
6月25日 の、夜は 母ツバメ父ツバメとも帰ってこず、子ツバメだけ5羽で過ごしました。
次の日の朝、早朝から、お腹が空いた鳴き を、
「ジュイジュイ」と大きな声で繰り返すので、私がすぐ巣の下まで行って
「よその家の人、まだみんな寝てはるんやから
静かにして!わかった?」 と言ったら、すっと静かになった。
しばらくして、「牢名主」の次に体の大きいのがとまり木の端まで出てきた。
羽ばたきの練習かな? と思っていたら
私が立っていた方にスィ~っと飛んできて、テレビの上にとまりました。
「外、反対やで」 と言ったら
最後っ屁ならぬ、最後ション?最後フン?
臙脂色の液体をばらまいて、窓から外へ飛び立って、巣立ち第一号!
だけど、お世話になったお礼が、これ?┐(´~`;)┌ ツバメ。悪どいなっ!
落とすのに、めっちゃ時間かかったわぁ~。
そんなこんな、私は8時頃まで家のことを色々やっていたら、
和室の障子でバサバサ羽ばたき。 「そやから、窓反対やってヾ(-ω-*)」
観葉植物とマッサージチェアーに、臙脂色の爆弾。
次の子は、空気清浄機に爆弾。 「そやから!窓向こうやろっ!」
次の子は、低空飛行で玄関まで。 「なんでみんな真っ直ぐ出ていけへんのよっ!」
そして、「末吉」だけが残りました。
末吉は、まだ羽ばたきも一度もしたことがありません。他の子に比べたら体がとても小さい。
どの子か分かりませんが、 ウッドデッキのすぐ横にある、お隣の家の給湯器の上で
チュイッ!チュイっ! と、鳴きながら 末吉に呼び掛けているのですが
「末吉、お兄ちゃんたちが迎えに来てるから
早う、羽ばたいてみぃ」
と言ってみるも、 末吉は眠そうで
このまま寝ちゃいました。
この日はまた、海から吹いてくる風みたいに、とても風の強い日で
ツバメの「飛び制御装置」 (単なる短冊に切ったビニールですけど~(≧∇≦))も
ワサワサ!
「こんなに風が強かったら、
あんた飛ばれへんなぁ。無理やね、末吉ぃ」
本当にちゃんと聞いてるみたいな顔をするから面白い。
もう夕方になるのに
父ツバメも、鳴き声で誘導しようとしますが、
末吉・・・爆睡。
「ええで、末吉、お前かわいいから
ず~っと居ってもええで」byダーリン
(ええわけ無いやろ(^^:) 末吉も野生の子ぉやからね。野生は野生でいてるのが一番幸せ)
末吉、全く飛び立つ気が無い様子。
父ツバメと 牢名主
母ツバメと2羽のお兄ちゃん(お姉ちゃん?)とが
一生懸命呼ぶも、末吉は知らん顔で
母ツバメが呆れてエサを少しだけ運んできてくれるけど
お腹が空いてる「末吉」は、「エサ持ってきて~」と鳴くだけ。
こんな感じが、 6月27日 も続き
6月28日昨日の早朝。
「末吉ぃ、あんたが行かへんかったら、家族みんなで
ここに、いつまでも来てねぇならへんやろ?
そろそろ、パタパタ羽ばたいてみたら?」
末吉はいつもちゃんと聞いてる風だから、面白い。
でも、その後羽ばたきを始めて
10分後くらいには巣から離れて、私が居るパソコンの足元まで飛んできた!
「末吉ぃ。窓、向こうやって、
なんであんたら全員家の中にいっぺん飛んで来なぁあかんの?」
パソコンの足元が気に入ったのか、動かないので、手ですくって巣に戻してやりました。
すると、2時間ほど後に、もう一度トライ!
でも、また家の中の方へ(^^:) ワンコがまだ寝ていたので
被せてあるタオルケットの上へ
話をするとちゃんと聞いてるようにする「末吉」
「あかんよ、あんたはお家では飼われへん子ぉやから
早うみんなのとこに行かへんと」
と、両手で末吉をすくって、窓の所まで運んでいくと
私の手からそのまま巣立ちました。
50メートル程離れた、工場の屋根まで、一気に飛んでいけました♪
飛んでいった先で、不安だったのか、大きな声で「チュイっ!チュイっ!」と、鳴くので
危険な目に合いはしないかとハラハラ!
母ツバメが声を聞いたようで、一直線に末吉の方に飛んできました。
何度かその場で、母ツバメから餌をもらった末吉。
兄弟たちも合流して 6羽で飛んでいきました。
(今朝もまた全員で家まできましたけどね(^艸^))
おとぼけなのは父ツバメ! 末吉がまだ居ると思って、エサを運んできた(^^:)
家族で伝達ちゃんとしろよ~。
そんなツバメの巣立ちでした。
居なくなるとまた寂しいものですが、
これで家の鍵を閉めて遠くまで買い物に出かけられる
≧(´▽`)≦ 何という開放感!
2ヶ月弱のツバメとの生活でした。
最後まで読んでくれてありがとう~
明日からまた、お料理ブログに戻ります(^^)
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