海賊戦隊ゴーカイジャー12話 | PERFECT PERSONAL WORLD

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西に東に、はてしない追っかけ日記

ブルー回後半。アドさんならぬシドさん(笑)のことを思いつつも、今一緒に戦う仲間達の元へ駆け付けるブルー。

レッドとの出会いとか、集う仲間達とか、後者については、今後描かれていくのかな?

今年の次郎さんは、「イエス、ボス」ですか。あの流暢な剣捌きは流石です!噂の6人目はやらないのかな?

あと坂本浩一監督(シンケン版パワレンをプロデュース)は、シンケンジャーを撮りたかったのかな?というくらいに殺陣もこだわってたし、スゴーミン巨大化とか、シンケンゴーカイオーとか、烈火大斬刀のエフェクトが踏襲されていて感激でした。

あとロケ地。ブルーが歩いてる辺りが、シンケンの天源寺だし、最終決戦の辺りが、「運命のガイアメモリ」で、ダブルとエターナルが対決する辺り(笑)




そして、シンケンジャー回後半。



「殿を見たかった!」という意見を、心情的に理解しつつも、シンケンジャー代表が薫姫だったのは、この回のテーマ的に必然だったかなと。

「侍戦隊シンケンジャー」は、21世紀の平成の世において、時代錯誤とも言える「武士道」に生きた、敢えて姫を含めた7人の侍達が、「自分なりの武士道」を通して、自分の在り方を見つけた物語だったかと。


その中で、薫姫が見つけたのは「1人では駄目だ」(第四十八幕 最後大決戦)ということ。
文字通り自分の「影」として、表裏の存在であった、丈瑠と侍達と出会えたからこそ、たどり着けた薫姫の真実であっただろうし、だからこそ、薫姫が丈瑠を養子にすることで、最終決戦を託すことができた、託すことで彼らと分かり合えた。

ちょっと願望混じりで深読みするなら、海賊戦隊からレンジャーキーを取り戻そうとしたのは、志葉家当主としての使命の他に、義理の息子(笑)とその家臣への思いがあったのかな、と(^_^;)


何と言っても、「侍戦隊シンケンジャー」は宇都宮Pの初チーフ作だし、思い入れは強いと思う。1クール目の終わり、海賊戦隊の絆を再確認する回で、侍戦隊の絆を見届けた薫姫の登場は、出番は少なくとも、ポイントを押さえた、まさにベストキャスティングと言って良いと思う。「侍達に劣らぬ絆」という最後の台詞に感激!
このタイミングでシンケンジャー回を持ってきていただいて、本当にありがとうございました。


ちなみに、東映公式の宇都宮Pの薫姫へのコラム。シンケンジャーの世界からの延長として、「強さの中に優しさ」という成長を語られてる件に胸が熱くなりました(ToT)

夏居瑠奈ちゃん、次は再来年くらいにピンクを!



来週は、坂本太郎監督!
「電王」を最後に東映を定年退職されたので、東映作品では、かなりお久し振りです。
「大魔神カノン」から、トモスケ役の山中崇さんを連れてきていただけるみたいで、かなり楽しみです!