佐賀公演、終了しました!
しかし、私は今打ちひしがれています。
CSを録画しながらリアタイしていたのですが、なんと!
録画が消えてしまいました~!
録画容量がいっぱいになってきたので見た後に少し過去の録画を削除したんですが、その時に一緒に削除しちゃったのかなあ。
きっとそうなんだろうなあ…
なんつーか、CSというかJ-COMの録画機はかなりのポンコツで、録画することと見ることと削除することしかできないんですよ。
ダビングも編集も不可!
普通の外付けHDではなく完全に専用の録画機なので、増設もHDの容量を増やすこともできません。
しかも買い取りなので、容量を増やしたければもっと容量のあるHDに交換するしかないし、その際は今まで録画したものは全部捨てるしかないんです。
イカレてるでしょ?
そこがスカパーなどと違って融通の利かないところなんですが、そのJ-COM専用ハードじゃないと録画ができないので仕方ありません。
で、その専用の録画機がもう本当にポンコツで、思った場所にカーソルを動かすだけで一苦労するような、そんな環境なんです。
しかし、8年くらい前に購入した時はまさかこんなにCS放送が増えるとは思っていなかったんですよね。
当時は「KENJIの部屋」とか「フレンズ+α」とか、CSで録画するのはそれくらいだと思っていたんですけど、それがいつの間にか試合もアイスショーもガンガン放送されるようになって、あっちゅー間に容量がいっぱいになってしまったわけです。
まあ、消しちゃったもんは仕方ない!
きっとしばらくしたら1日目の放送もしてくれるんじゃないかと期待することにします!
で、「RE_PRAY」佐賀公演ですが、なんか色々とさいたまと違っていたような気がしました。
まず明確に違っていたのは照明ですね。
光度というか、光の強さが全然違って眩しいくらいでした。
同じ機材を使ってるんですよね?
会場の広さによるものなのか、それとも電圧の差?
「とりへび」の時の神殿のようなピンスポもくっきりはっきりしてたし、レーザービームライトなんて網膜焼けそうなくらい大胆で明るく感じました(笑)
埼玉の時のライトはちょっとぼんやりして、それはそれで幻想的だったんですが、佐賀のは全体的にパワフルな感じでしたね。
やっぱりスーパーアリーナは天井も高いのかな?
天井から釣り下ろすランタンのような明かりも、佐賀の方が低くてより幻想的でしたね。
全体に照明が明るかったからか結弦くんもくっきりはっきり見えて、2部の「いつか終わる夢RE」では、衣装が白いこともあって結弦くんが発光しているかのようでした。
カメラアングルも全然違っていましたよね?
さいたまでは基本ロングカットだったのに対し、佐賀では結構アップも多かったように思いました。
本当はね、スケーターなんだから全身を映してよ~!と思うところなんですが、佐賀ではアップの時のアングルが大変美しく、思わず心の中でガッツポーズをしちゃうような部分が多かったですよね。
演技や演出もチョイチョイ変わっていたと思うんですよ。
結構「あれ?ここ、こんなだったっけ?」と思う部分があって、見終わってから埼玉公演の映像と見比べようって思っていたんですが、録画できてなくてそれはならず
まあ、ライティングやカメラワークという点では埼玉は「幻想的」で佐賀は「ビビッド」なイメージ?そんな感じでした。
今回、ジャンプの調子がイマイチでしたが、まあどうしてもピークが落ちてくる時期はあるので、そこは仕方なかったかな?と思います。
特に最近は週刊誌に嘘を撒き散らかされて心を痛める日々も続いていたと思いますし、色々大変だったと思います。
どこか怪我とかじゃなければいいんですけど、でもプロである以上は余程のことがない限り幕は開いてしまうので、辛いですよね。
ただ、ジャンプの不安定さもあまり演技の質には影響を与えていませんでしたよね。
そのぶんなんつーか、狂気というか刹那というか、そういったプログラムの中の登場人物のキャラクターになり切っていたように思います。
競技だとジャンプのミスひとつで世界観が壊れたりするものですが、アイスショーは会場全体が劇場になっているので、そのジャンプのミスもまたひとつの表現になってるように思いました。
オーサーは「ミスをミスに見せないように」という指導をしていたと思うんですが、それはやっぱりフィギュアって「演劇」みたいな部分があるからですよね。
試合の時はミスをカバーしたところで点数は引かれるわけですが、でもミスをしたと感じさせない動きにつなげることで観客は演技に引き込まれたままでいられるわけです。
そうやって「ミスをできるだけミスに見えないようにする」動きは、ショースケーターになってから身につけようとしても身につくものじゃありません。
そこは古いコーチほど「ミスをミスに見せないように」ということに重点をおいて練習をさせているように思います。
今回はかなり着氷はシェイキーでしたけど世界観は全く損なわれていなかったですよね。
むしろキャラクターの苦しみがジャンプの揺らぎに重なってみえて、より苦悩を感じる演技になっていたように見えました。
「プロローグ」の時はショー冒頭に6練からの競技プロだったわけですが、「GIFT」からは1部の最後に6練~をもってきていますよね。
つまり、最初にやるのはかなりきつかったってことなんでしょうか。
1部の終わりであれば、その後すぐ休憩に入って少し息をつくことが出来ますが、あれを滑った後にどんどんプログラムが続くのはしんどいのかもしれませんね。
なんにしても、経験を積んで最も効率よくつなげることのできる構成を模索中なのかもしれません。
そんなにギリギリまで魂削ってやらなくてもいいじゃない、ってなことも言われたようですが、まあ削らないとできない芸術ってあるので、そこはもう「暖かい目で見てちょ」としか言えないですよね。
芸術の中には「今しかできない狂気に満ちたもの」もあるんですよ。
身体芸術ならなおのこと、です。
毎日、同じように繰り返すことが出来るレベルにまで到達するとそれはひとつの「文化」になるわけですが、そこに至るまで、誰もやったことのないことを手探りでやっていくには「情熱」だけではなく「狂気」も必要なんです。
でももちろん「そんなに無理しないで」「無茶ばかりして怪我したらどうするの?」「身を削るなんて、そこまで求めてないわ~」とハラハラするファンの気持ちは痛いほどわかります。
私だって「無理しない怪我しない明日も仕事」の精神でやってもらっても全然オッケーだと思っています。
それでも、今までの競技人生だって「もうやめて~~~!」的な無茶を結弦くんはしてきたので、私はもう「やめて」とかは言いません。
ただ、「気をつけて」はいうかもしれませんが(笑)
そうそう、「よいしょ」って言うのをちょっと気にしていましたけど、別にいいですよね「よいしょ」くらい(笑)
ぶっちゃけると、私も子供の頃から「よいしょ」は口癖でした。
最近はババアになってきたので「よいしょ」から「よっこらしょー」に成長していますが(笑)
最初にこれが口癖なんだと気付いたのは中学生くらいの時です。
その頃、同級生に「よいしょって、なんかお婆ちゃんみたい」って言われて初めて、よいしょって言いながら座ったり立ったりしていたことに気が付いたんですよ(笑)
まあ、これは口癖というか何というか…なんつーんでしょうかね、泣き言を言った方が心が軽くなるのと同じようなもので、「よいしょっ」って言ってから動いた方が体が動いてくれるような感覚?
余りにいつも言ってるので友人たちは気にもしてないと思うんですが、もう全然恥ずかしくなんかありません
よいしょって言ってから動くのは脳に「動くよ」という信号を送っているのだと都合のいいように解釈をし(笑)私はもう気にしていません。
ただ緊張するような場所では出てこないので、インタビューの時もショーの時も、結弦くんは気を許していたんだと解釈することはできるかもしれません。
楽しくて気を許しているってことは、つまり照れたり甘えたりしている時です
でも、可愛いと思われるのが恥ずかしいなら、これからは言わないように気を付けるのかもしれないですね。
別に気にしなくていいと思うんですけどね
まあ、録画を失敗したことで結弦くんの最後のお話もあまりよく覚えていないため言葉にすることが出来ません。
ただ、ちょっと言いたいことがあるとしたら
「結弦~~!アンコールはそういうのちゃうで~!なんか間違っとるで~!」
ってことでしょうか(笑)
スーパーアリーナで「じゃあアンコール行きまーす!」と結弦くんが可愛く言った時。私は
「いーやアンコールって自分からやりーまーすって言ってやるもんちゃうやろ」と、ちょっとびっくりしちゃったんですよ。
私が知る限り、アンコールって言うのは「アンコール!アンコール!」と観客が拍手をして「もっと見たいわ」とアーティストを呼び戻すイメージだったもんですから…。
アンコールの時間ってある意味、アーティストにとっては無給の残業みたいなものですからね。
それとも最近は最初からアンコールの分もセットリストに入れて構成組むのが増えているのかな?
最近は私、全然ライブとかに行っていないので今の流れが良く分からないんですが、なんというか結弦くんのショーはいつも、アンコールは「第三部」って感じがしますよね
第一部はコンセプトに合わせたストーリーがメイン。第二部は過去作品からのピックアップ。第三部がアンコールという名のはっちゃけステージ。
みたいな感じ?
もちろん、見ている方はお得感があるんですけどね
話は変わりますが、佐賀は関東より中華圏からのお客さんが入りやすかったということもあり、客席を見ているだけでも半数近くが海外ファンなのかな?という感じに見えました。
いや、さいたまもかなり海外の方多かったんですよ。
でも、割合としてはやはり佐賀公演の方が多かったように思いました。
「RE_PRAY」はゲームの世界を真剣に取り込んでいたことから、ゲーマーの方々も数多く現地やライビュに足を運んでいらしたようです。
今まで結弦くんの演技を見たことのない方、知ってはいても興味を持っていなかった方が、何かをきっかけに結弦くんに興味を持ってくれてアイスショーを見てくれて、そして感動したり興奮したり涙を流してくれたりする。
こういうのってもう何年も見てきたことです。
ニースの演技を見て、ソチの演技を見て、平昌の演技を見て。
そして北京で挑戦する姿を見て…。
どんなシーンでも必ず結弦くんの演技に心捕らわれる人がいるというのは、それは結弦くんが常に真剣に全力で演技しているからです。
誰かの心を動かすことのできる人ってそう多くないんです。
ただ、そういった感情がプラスに動いている人もいればマイナスに動いている人達もいる。
アンチとか週刊誌とかの連中もそうです。
結局、結弦くんにしがみついている悪霊そのものなんですが、これもまた祓っても祓ってもついてくるので埒があきません。
ただ、ファンは結弦くんをずっと見てきています。
結弦くんの行動に嘘が無いのも知っています。
だから自信をもって応援していけるんです。
結弦くんが描きたい世界の素晴らしさは、私が思っていた世界の何倍も凄かったんです。
結弦くんは色々なことを勉強して、これからもまだまだ凄い仕掛けを思いつくのかな?なんて想像するだけでニヤニヤしちゃいますよね。
MIKIKO先生もとっても楽しそうでしたし、周りのスタッフの方々も「11秒」を「いい数字」と言って笑ってくれて、結弦くんの価値観ややりたいことをしっかり理解してくれていましたよね。
結弦くんはスケーターであってクリエーターでもあり、プロデューサーであり音楽家でありパフォーマーでもある。
その凄い才能に触れることの楽しさを、スタッフの皆さんも感じているんだと思います。
余りに詰め込み過ぎで体力的に大丈夫か?と思ったりもしますが、でも、スケーターというのは満足いくパフォーマンスがいつまで出来るかもわからないし、そこは休んでいる暇もないんでしょう。
なので、私は心配はしていません。
やれるところまでやったらいいんです。
きっと横浜公演も大成功です。
女優さんとのコラボは想像つきませんが、それでも「notte stellata 2024」もまた想像の斜め上を見せてくれるんだと思います。
結弦くんの演技を生で見られる時代に生きられて本当に幸せだし、同じ日本人で本当に幸運だと思います。
とにかく、どんどん突き進んでいって欲しいです。
今まで進んできた道に間違いがなかったように、これから進む道も間違いはないんです。
結弦くんが何かを表現したいと思っている限り、私はそれを見たいと思っています。
以上