世の中には常に一定のルールがあり、それが人としての「礼」です。常に誠実であることを守って生きていけば、人は幸せになります。

逆に礼を守らず生きていると、幸せになろうとしてもなれません。仮に幸せになれなかったとしたら、自分の生き方に誠実でなかったところがあったということ。天を恨むのは間違いです。

人には人としての守るべきものがある。それを守ってこそ、幸せになれます。

天が人を作った時、人に精神を宿らせ、そこから良し悪し、喜怒、哀楽の感情が生まれました。心は体の最も中心にあり、行動の全てを制御しています。心が「礼」にかなった行動をすることで、人は幸せになれます。

心を曇らせ、礼を見失い、欲望の赴くままに動くと、不幸になります。

聖人は常に「誠実とはどんな態度か」を考え、心を磨き、行動を正す。「誠実」に関して学び、順応し、それに基づいて感情をコントロールして、人間を作った天の一部として我が身を完全にしようとする。

「自分は本当に誠実なのか」「誠実とはなんなのか」を考え行動することが幸せになるために必要なことです。





どんなに優れた細工師にも、できないことはあります。彼はあえてそれをしないからこそ、「優れた細工師」と呼ばれるのです。

「優れた人」になるためには「やらないこと」を決めなければなりません。

そして本当に「優れた人」は外野がうるさいからといって、自分がやるといったことをやめることはありません。小人はワーワーうるさいことを言ってくるものですが、優れた人はそれを無視します。




不安だからといって消極的な行動ばかりしていると、進歩向上はありません。

平等を重んじるだけで区別しなければ、組織としてのまとまりもできません。

寡欲を重んじるだけで全ての欲を否定すると、人は何も学ばなくなります。


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