ざっくりではあるが、私、つんく♂の実力診断結果です。
このコメントに落ち込んだりするのではなく、前向きに、伸ばすべき部分を伸ばしてほしい。
とにかく、音楽にせよ、ステージに立つという行為にせよ、
誰かに強制されてやるものではない。
現状の研修生達は好きだから「やりたい」「立ちたい」でなければならない。
好きなことならずっとやり続けられるはずだろうから、
誰かに言われてやるのでなく、自分から進んでやりきってほしい。
あと、個人個人の所に、研修生みんなやこれから歌手を目指す人達に知ってほしい事を書いているので、「自分の欄じゃないので関係ない」って思わないで、
全てを自分に置き換えて踏まえてほしいと思う。
この評価をものに出来れば半年で見違えると思うよ。



加賀楓/『SHALL WE LOVE?』(ごまっとう 曲):リズム感も良い。声量もある。研修生内でも上位だろう。
素人の歌うま系によくあるのが普段「歌がうまい」って評価の子も
いざという時に胸に息をたくさん吸いすぎて上ずる事がよくある。
歌を歌う時は肺の空気をなるだけ少なくしてから歌うべし。
「トップバッターだから」と言う事での結果がこの時の歌唱の上ずりに
繋がったのであれば、この子の力はまだまだこれからだろう。
この子は歌とリズムは繋がってない時が過去にはあったので、歌いながら
リズムを取るという事も練習すべきだとは思った。
選曲がこの日のこの子には合ってなかったのはある。
とにかく練習と場を踏む事が加賀にとって一番だと思う。

山木梨沙/『女と男のララバイゲーム』(モーニング娘。曲):まだ研修し始めて間もないが、この数ヶ月ですごく落ち着いたと思う。余裕がある。アイドル顔ではないが、そこが逆にハロプロっぽい。
メロディーがアップダウンする曲なのにピッチ外さずよく歌えた。
この曲だけの判断ではダンス力は分からないが、そもそもの勘は悪くない。
昔の日本の歌謡曲なら自然に歌えるが今のJPOPが持ってるタイム感を
歌いこなす為にももっともっとリズムを今の倍で感じてほしい。
ただイメージ明るく上品でもあるし、単なるアイドル~って感じでもないので、
そこを個性として今までのハロプロにはない新しい「らしさ」を作り上げてほしい。譜久村じゃないけど「山木」のキャラが成立すると勝ち。

田口夏実/『100回のKISS』(松浦亜弥曲):しっかりリズムを取りながら歌えている。当時の松浦はリズムを取りながら歌えなかったしね。ピッチも音の「キレ」もスピーディで良い。
個性的なビブラートも持っている。少々跳ねた(シャッフル率の高め)曲を
自然に跳ねて歌えているので今後はすごく楽しみ。それでもまだ年齢的な部分として腕の動きも歌の長さもピタっと止めたい時に止められない。
細かい筋肉を育てたい。若いからと言えど、今回卓球女子でがんばっていた平野選手と伊藤選手も13歳とか。
そんな彼女達も普通に大人達と戦ってひけを取らないどころか世界相手に
勝負出来ているわけだから、歌手を目指す子達も「若い」が言い訳にはならないと思う。がんばるしか!

横川夢衣/『ベーグルにハム&チーズ』(℃-ute曲):ピッチも外すし、リズムもぬるぬるだが、この日のこのパフォーマンスとして去年のオーディションの時よりずっと自然にこなせてきていると思う。そういう意味では今時のアイドルっぽさがあるだろう。
MCもオーディションの時はこっちの質問が聞き取れてない面も多かったけど、
今回は空気も読め、自然とやれてたと思う。
キャラという意味で良いテンポ感を持っていた。
ただ、ハロプロの立ち位置として「今時」だけを求めているのではないので、
このゲンキさにプラスして、知性はもとより、音楽的要素も育ててほしい所だ。

井上ひかる/『大人なのよ!』(Berryz工房曲 ):がんばってる感は満載にあった。ハツラツとしてていいし、ダンスも個性的に解釈出来ていて良い部分はたくさんある。この子も息を吸いすぎているからどうしても声がマイクに対して入りすぎたり、急に声が居なくなったりする。
マイクのホールドはとても大切だし、安定させるからこそスピーカーから聞こえる声も安定する。力はあると思うので、現場経験を増やし、声量を安定させたい。
話を戻すと、ダンスというか身体能力としてはすごく高いバネを感じるので、
このままもっともっとたくさん踊り、高いダンス力を身につけてほしい。
現状の研修生の中でも上位に立つ力を持っている。
笑顔やMCの受け答え含めて欲張ってもイヤミにならないと思う。

牧野真莉愛/『ハッピーサマーウェディング』(モーニング娘。曲):自己プロディース能力みたいなものを持っているタイプ。
幼い頃は「良く出来た子ねぇ~」と褒められる事も多かっただろう。
子役タイプが頭打つのは思春期をむかえ、大人にスライドする頃。
今の彼女はそういう所に立っているだろう。当日吉澤が上手に突っ込んでくれてたけど、最終的に「アホ」な要素をどう取り入れて行くかによって、女性ファンの付き方が変わるだろう。歌の力、リズムはプロに必要な点は持ち備えているので、トータルの自分のあり方を一度再構築出来るかどうかがポイント。
要するに最終的に小さくまとまらない事が大切。
今までの褒められるポイントとは違う部分が要求されていくと思うので、
現場で経験して覚えて行く事が大切。
前もって予習しすぎると成長が止まる可能生が高い。周りも放っておく時期に入ったと思う。

藤井梨央/『旅立ちの春が来た』(スマイレージ曲):いい感じの壊れ方をしてる。こういうゲンキなのはやっぱ必要だろう。だからと言って歌やリズムが壊れているわけではない。
オーディション時やその後しばらくは落ち着きもなかったので、心配だったが、少しは大人っぽくなったと思う。落ち着きも出て来た。
まあ、とはいえ、元々持ってるゲンキ力がゼロになることはないと思うし、
自然な成長を見守る事となるだろう。
歌のリズムは悪くないが、ダンスのリズムがもう少し良くなりたい。
「大きく膨らんだな~」の「な~」の部分など音符を伸ばす時に、
急に歌のリズムが無くなるのがその証拠。カラダでリズムを取ってないので、
「なー」と伸ばす時に「置きに行く(我々が使う言葉)」ってやつになり、歌がベターっとする。ただ、この曲はこの子に合ってた。

新沼希空/『大好き100万点』(モーニング娘。譜久村聖 石田亜佑美曲):この子はセンターに立つ時にずっこけて入ってくる所も含めて、
無敵。歌に関してピッチがしっかり取れている。ただ、この曲はサビの歌の
レンジがすごく広いので、難しい曲を選んで来たなって感じ。
曲のイメージにはすごくあってるから悪くないチョイスなんだろう。
「日帰りのデート~」の「トー」で一瞬リズムを失うんですが、最後音符を切る時に自然にブレスでリズムを出しています。この辺も感覚でやってるんでしょう。この音符の切れというのはポップスにおいてとても重要な要素である事を覚えておくと良いでしょう。・

田辺奈菜美/『ベーグルにハム&チーズ』(℃-ute曲):抜群の安定感。何かを任せるにしてもとても安心感のある所まで成長してきた。ハロプロエッグとして来た頃、本当にふにゃふにゃで何をするにも「エ?何がしたい!?」って感じでしたが、ここに来てパワーを付けて来た。
なのに、今回の曲のチョイスも自分の実力の中に収まってしまっててハラハラ感が無かった事と、髪型も顔が見えてよかったんだけど、前髪全開にしてしまったのが今の田辺を演出するのにちょっと合ってなかったかな。
それが賞からもれた要因のひとつかも。ま、俺も現場の空気を読んだわけではないのでなんとも言えないけど。実力はあるので、気にせずリズムと個性の出るMCを鍛えてほしい。

小川麗奈/『さくら満開』(モーニング娘。さくら組曲):選曲がよかった。髪型も新鮮だった。もちろん歌がうまいわけではないが、トータルのバランスが良かったんだと思う。
体格的にも少し大人びて、今までのイメージを引きずってないのもよかった。
なので、逆にここらで本気で歌を鍛えたい。
一番気になったのはリズム、音符の長さ、ロングトーン時にピッチが保てずアップダウンする。こういう点を鍛えたい。上手い歌を良く聞き、覚え、モノマネするに限ります。

三瓶海南/『五月雨美女がさ乱れる』(Juice=Juice曲):前向きに自分なりにハロプロを良く研究し、ゲンキよく表現出来たと思う。ハロプロをたくさん聞いて来たんだろうなという点がよかった。
この曲は激しい曲なのでどうしても歌が荒れるんですが、こういう時程、マイクホールドをしっかりしたい。一番気になったのはリズムが裏返る点。
16ビートという言葉で収まらないんですが、リズムの表裏が
裏返ってもきっと気がついてないかも・・・って思ってしまう点がある。
表裏はまず基本なので、自宅ででも毎日しっかりリズムを取る稽古をすれば半年で結果が見えてくると思う。

浜浦彩乃/『ヤキモチをください!』(Berryz工房曲):ここに来て実力も充分。表現力も充分。良い意味で暖まってきたなと。選曲も「そこですか!」って感じでさすがです。
いつまでも「おこちゃまです」って顔は出来ないと思うので、その辺も
分かってきたのかな。落ち着きも感じました。前髪もよしでしょう。
ただ、ファルセットから実音に戻る時に不安定だったのと、
今回はこういう選曲だったから細かい事は判断出来ないにしても、
歌にはもっと「顔」がある。その表情の数を増やしていかないと、どっかで頭うちになるかなと思った。

岸本ゆめの/『REAL LOVE』(Berryz工房 菅谷梨沙子曲):すごい曲を放り込んで来たなと。大丈夫か?!歌えるか!?って
思ったけど、かなりの点で高評価したい。
ビブラートもリズムの中にあるし、声をしぼってピアニシモで
歌うあたりも安定してた。音符を伸ばす時にピッチが上ずるのが少々勿体なかったが、その辺は場を経験すれば問題ないでしょう。
今後もこの線を伸ばしてもらいたい。洋楽なんかのコピーも自分でたくさんし、
良い意味でハロプロらしくないポジションでファンキーに育ってほしい。

一岡伶奈/『自信持って 夢を持って 飛び立つから』(モーニング娘。高橋愛曲):難しい曲を選曲したなと。一聴8ビートの曲だが、実際は16が取れてないと入れないリズムがたくさんある曲。
そういう引っかけ部分はしっかり歌えてた。
サビ前の「信じててほしい~の」の「い~」の所でまったく
リズムが無くなるのが勿体ない。
後はお客さんをあおって手を挙げる演出は良かったけど、その挙げる「手」が
細かい筋肉を鍛えきれてないので、ぴたっと止まれないのが勿体ない。
毎日の細かいリズム訓練を忘れずがんばってほしい。

羽賀朱音/『なんちゃって恋愛』(モーニング娘。曲):マイナーの歌を歌うのって実力が必要ですね。とくに切ない歌を歌う時って難しいでしょう。悲しい歌詞だからといってずっと悲しい顔で歌ってるのを見せられ続けると疲れるというか。
マイクホールドも上手でラップにもチャレンジし、いろんな意味でがんばったなと思います。
曲中、表情がずっと一緒に見えたのが勿体なかったです。
歌い終わった後の笑顔が抜群なだけ、歌中がずっと曲のイメージに
引っ張られて怖めだったのが勿体なかったです。
ただ、この指摘はかなり高度な指摘なので、今すぐ対応は出来ないとは思う。
そういう意味でも選曲も大切です。
だとしてもピッチ&リズムは基礎として鍛えてください。

段原瑠々/『Memory 青春の光』(モーニング娘。曲):Twitterでも書いたので重複するかもですが、この子の良さは歌ってる時の顔が非常に良いという点。
浅田真央や荒川静香がリンクの上が一番美しく光るという点でも
この子は歌う事を呼吸するのと同じくらいに持って行かないといけない。
曲の出頭の「知らなかった~わ~」「わ~」をクレシェンドさせる時、
クラシック系の歌手なんかはほとんどの人がリズムの外に出て行きます。
ポップスの中では絶対にリズムを外してはいけないので、「わ~」と
音符を伸ばす時もリズムを取りながら、そしてどこで終わるかを
しっかり示さなければならない。
「読んでよねぇえ」の「ねぇえ」も僕のイメージではその半分の時間で
歌い終えないといけないが、音符が長く聞こえてしまう。
それと同じようにダンスも腕を押し出す力や決めポーズをバチっと
決める筋肉は持っているが、音符と音符の間にリズムが無いので、
流れてしまう。
と、理屈を並べましたが、10歳そこそこで理屈で歌を歌ってるようでは先も見えてこない。とにかく歌いまくるしかないでしょう。

稲場愛香/『スキちゃん』(スマイレージ曲):ダンスのキレはこのところの研修生ナンバー1ですね。
小さい頃から何か運動をして来たような、何かそういう運動力を感じました。
だからか激しくダンスをしても歌にも影響せず、マイクホールドも良い。
段原とは違う意味でプロ感というか、ステージに居る事が当たり前になって欲しい子です。
MCも上手に出来、まき先生の突っ込み質問にも的確に答えてたので、
即戦力として年齢的にも見えて来ます。
ビビる事なく、この先も稲場らしく突っ張り続けてほしいです。

船木結/『DESTINY LOVE』(High-King 曲):チャレンジしたなと思います。ダンスもまだまだだが、キレを出そうとしてると思います。階段を降りる時にもリズムを感じます。
ピッチを外す時も多いし、リズムが突っ込んでしまう時もあるけど、
このリズムが突っ込むというのにはふた通りあって、4歳とかの子どもが歌を
歌う時にバックの演奏とは関係なくどんどん歌ってしまうような突っ込み。
と、もう一つ、16ビートでリズムを感じているが、その16ビートそのものが
バックの演奏より前に行ってしまう突っ込みです。
この子はもちろん後者です。リズムさえこうやって取れていれば
今ピッチが外れてても声変わりも終わり声が安定するともっとピッチは
取れるようになります。努力続けましょう。

佐々木莉佳子/『奇跡の香りダンス。』(松浦亜弥曲):ステージングもいろんな意味で勉強し、この子なりにがんばったなと思います。
表現力も自己プロデュース力も持ってます。子役的な変な出来上がりでもなく
良いものを持っている。
ここまでは「子ども」というくくりの中に居たので「ゲンキ」も
総合的に「ゲンキ」という評価でよかったと思うが、ここから先、
どういう意味で「ゲンキ」になっていくか、それがポイントになるだろう。
歌は、バラード等でもしっかり歌えるようにマイクホールドと音の長さ、
切る場所をしっかり理解すべきだろう。

野村みな美/『My Days for You』(真野恵里菜曲):選曲も、衣装も本当に良く出来ていた。今のハロプロに必要なキャラですね。
歌、ダンスの力は突き抜ける程パワーを持っているわけではないが、
まだまだ伸びるし、実際この曲は難しいメロの流れを持っているのに、
そつなくこなしていたという点では、本当はそれなり以上に力があるのかも
って思わせる要素を持っていた。
「真面目か」と言ってましたが、その「真面目」を逆手にとって、キャラを育ててほしいですね。

吉橋くるみ/『泣いちゃうかも』(モーニング娘。曲):力付けて来ましたね。ダンスも表情もかなり良いものを持ってます。
ピッチも外れる瞬間があったけど、サビに入ると安定した。
「タイミング見てたけど~」の「ど~」でリズムが無くなるのが勿体ない。
こういうのはこの場所だけでなく、世間にある曲を聞いた時に「あ、この場所、私ならこういうリズムで歌うな」というような解釈が出来るようになればもっともっと上達します。
ダンスと歌を別々に解釈せず、このメロディだからこの振り付けなんだと頭で理解しながら場を踏んでいくと成長も早いです。

大浦央菜/『スッピンと涙。』(後藤真希曲):難しい曲をチョイスしました。自然に細かいビブラートがロングトーンで出るタイプですが、悪い響きではないので、どんどん歌う練習をしましょう。「なんだからいられない」の「ん」の部分でいわゆるコブシを使って降りてくるんですが、100点の歌唱ではないですが、この部分がそういうリズムになってるんだと理解出来てないと歌えない歌い方をしたので、「お!」と驚いた。
歌ってる表情は自己プロデュースだろう。いろんな意味で、ミュージカルでもやってるのかってくらい歌いこなしてた。
吉澤もまことも突っ込んでたように、天性で舞台向きなんだと思った。

室田瑞希/『Memory 青春の光』(モーニング娘。曲):年齢的にも熟して来た。衣装もメイクもとてもクールで抜群。
ボディラインも大人びて来て、とても全体的な成長を感じた。
もしかしたら頭のリボンが子どもっぽさを演出してしまったのかもしれない。
引いた絵としては良いポイントにはなっていたが・・・
Twitterにも書いたが、胸に息が入りすぎて上ずった。
ピッチが高くなるって奴だ。これは歌の上手いアマチュアに多い。
俺もアマチュア時代のビデオとかみると良くやってる。
自分は気持ちええんやが、歌ってる時は外れてるのが分からないって奴。
すごく良い意味でハロプロの中で学び歌もリズムがカラダの中に入っている。
研修生制度があってよかったなと感じさせてくれた瞬間だ。
ただ、例えば「愛したひと~」の「と~」でリズムを取っているとは思うが
歌にそれが反映されてないので、ビブラートを取得すると良いだろう。

和田桜子/『ブギートレイン'03』(藤本美貴曲):衣装を最初に脱ぐという演出もいいだろう。去年の受賞がこの子の成長の糧になったと思われる。
ダンスも歌も力強くなったし、声も良く出ている。
何より表情が良くなった。去年と同じ子とは思えないヴァージョンアップした和田に出会えたのがよかった。
MCの受け答えも去年とは全然違う成長を感じる。
ハロプロとしてこういう成長を感じられるのはとても有り難い。
とはいえ、ダンスも歌もまだまだ伸ばせるはずなので、深く考えすぎず、歌を
大好きになり、たくさんモノマネをする。これに限りますね。

山岸理子/『会いたい 会いたい 会いたいな』(℃-ute曲):髪型が変わって印象も変わった。良い意味で。
歌もマイクホールドがしっかりしているので、すごく良く伝わってきた。
ピッチが外れる時はおもいっきり外れて聞こえるんだけど、
それはそれでいい。声が聞こえるというのが歌手にとって重要課題なので、
まず、マイクを通して声を聞いてもらう。これが一番だ。
衣装もカラダにフィットしてるのがとても好印象だったのかもしれない。
今のハロプロの立ち位置として必要な個性であると思う。
おバカキャラだけでなくMCもしっかり出来てたので、思った以上に
成長したと思う。
ただ、サビの時の手の振りが同じ動きの繰り返しが多かったのが気になった。
もともとの℃-uteもそうなのかもしれないが、彼女達が踊ったらそう見えないのだとしたら、同じ動きでも表情や構えで違って見えるようになってるのかもしれない。要研究だね。

田中可恋/『dearest.』(松浦亜弥曲):松浦のこの曲はかなり難しい曲である。この曲を歌うという意味ではチャレンジャーではある。確かに歌の上手い松浦と比較されると損ではあるが、元々この子の持っていたイメージを払拭したという点は評価すべきである。
全体的にもこの子のようなチャレンジ精神はとても大事だ。
声が裏返ったり、ロングトーンが不安定だったりしたが、
バラードを歌う人に多い、「私の歌をきけ~」みたいな威圧感もなくすんなり聞く事が出来たのがやはり一番の評価である。
単にこの曲が好きで、これまでもたくさん歌って来たんだろうなと感じる事が出来たからだ。やはり若い時期にどんだけ歌を歌うか、好きになるかというのは大切だと感じた。


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つんく♂twitter→http://twitter.com/tsunkuboy
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