Make America Great Again
シェール革命が、アメリカを再び偉大にするだろう。


OPEC盟主のサウジアラビアは以前、原油安を容認、生産コストの高い米シェールを痛めつけようとしたとの見方がある。チンミン・ヤン(アプローチ・リソーセス最高執行責任者COO)は、彼らが米シェール業界の能力を甘く見積もっていたのではないかと語る。「たいていの環境でうまくやれるようになった。原油が高くなれば我々はもっと掘る。今回のブームは10年続くかもしれない」
(江渕崇、朝日新聞2017年5月26日)


チンミン・ヤンのコメントは、しっぽが犬を振るのではなく、犬がしっぽを振ることを示唆している。


参考文献
[1] 江渕崇「盛り返す米シェールオイル」朝日新聞(2017年5月26日)
[2] 中島厚志「大転換期にある世界経済」独立行政法人経済産業研究所(2016年10月27日)
[3] 「オイルシェールで、犬がしっぽを振る」ameblo(2016年11月5日)