国民を監視するためにFacebookで警察が偽アカウントを使用中/偽アカウントを見分ける方法
Police are Creating Fake Facebook Accounts to Monitor You — Here’s How to ID a Fake Account

 

https://mic.com/articles/128299/

 


2016年【AnonHQ】

全国で犯罪の起こる可能性を摘み取ろうとする取り組みが新しいレベルに到達したようだ。ニュースサイトのMICの報道によると、警察は実在の人たちのふりをした偽のユーザーのアカウントを作り出し、地域的な出来事に関する情報を集めているという。

各地方の工作員は「デジタルな仮面」をつけ、「地域社会の一員」を装い、将来に起こりうる犯罪や過去の罪に関与しているリスクが高い容疑者の個人情報を集めているのだ。

 

司法省が法執行機関の職員向けに発行したソーシャルメディアのガイド資料(PDF)によると、Facebookの公式ルールではこういった活動は禁止されているのにもかかわらず、職員らは不正なプロフィールを作り出しているとされている。

 

 


当局はまた、分析から予知を行う治安維持用ソフトウェアを使い始めている。このソフトを使うことでソーシャルメディア上の投稿に基づいて地域の近辺をパトロールすることが可能になるという。

誰かが感情的になってソーシャルメディア上に掲載した場合、ソフトウェアのプログラムは近隣地域を高リスクと認定し、警察にその地域を占拠するよう警報を発する仕組みになっている。

最近のビジネスインサイダー(Business Insider)に公開された記事では、LexisNexis社のアンケートに答えた一人の警察官は次のような発言をしていたという。

「私は麻薬の犯罪に関する一人の容疑者を一か月以上、探していました。Facebookで彼を見つけ、でたらめなプロフィールのアカウントから友人申請を行ったところ、相手はそれを受け入れてくれました」

「彼はどこに行っても『チェックイン』し続けていましたので、とても簡単に彼の追跡を行うことができました」

他の回答者の発言
「ソーシャルメディアを使うと、自分は快適な場所にいながら標的の活動を見ることができるので貴重なツールですね。

標的は旅行や趣味、訪問場所、人と会う予定、友達のサークルや家族、人間関係、活動に関する情報を、自慢するために投稿するからです」

 


現在、ソーシャルメディアを使用している連邦、州、地方の司法機関職員1,221人の回答者のうち、80%以上の人はソーシャルメディアは犯罪に抵抗するにあたって強力なツールであり、「司法権力の使用目的でソーシャルメディア上に(架空の)人物像やプロフィールを作り出すことは倫理にかなった(道徳的な)行為である」と考えている。

またNYタイムズ紙の報道によれば、NYPD(NY市警)はギャングの構成員をスパイするため、Facebook上で魅力的な若い女性の写真を使用するという過激なことさえ行っているという。

 

 


工作員たちが個人的な写真を使用するにあたり、撮影された本人の同意を得ているのかどうかについては誰も知らないようだ。

ソーシャルメディアと法の専門家で弁護士のブラッドリー・シーア氏は、司法システムがこういったスタイルの治安維持の手段に対する反論にどう対処するべきかはっきりしないという。

しかし、「警察は犯罪者を捕まえるために売春婦や麻薬のディーラーのふりをしていますから」と述べている。

また、(アメリカ)政府は例の悪名高いモッキンバード作戦(下記参照)のもと、政治的な意見に影響を与えるために工作員を雇っていることも明らかになっている。

 

 

Facebook上の偽ユーザーのアカウントを見破る方法

1.アカウントが作られたのはごく最近。

2.アカウント上に古い投稿履歴がないのに、Facebook上では2009年からのメンバーなどと表示されている。

3.偽アカウントのほとんどは、写真が一枚しかないかその人の写真がまったく表示されていない。
長い期間に1、2枚ほどの写真しか選んでない場合も。年季の入ったユーザーであれば、長い間にもう少し写真を掲載しているはずだろう。偽アカウントは、同じ日に7~10枚の写真を投稿している可能性もある

4.共通の友達がほとんどいない、あるいは友達自体がほとんどいない。

5.長期間を通してページ上で友達とのコメントやいいね!、返事などの交流が少ない、あるいは存在していない。

6.プロフィールの写真が、本当だとすると話がよすぎる。あのイケてるモデルがあなたを(友達に)追加したなんて!
しかもあなたにメッセージを送って、興味を見せているとは!

7.疑わしい時は、逆イメージ検索(下記参照)をする。
彼らの写真を取り込んで、それが本人か調べる。

8.それでも疑わしい場合は、否定しまくること。
 




【参考】http://anonhq.com/police-creating-fake-facebook-accounts-monitor-heres-id-fake-account/

 

http://anonhq.com/police-creating-fake-facebook-accounts-monitor-heres-id-fake-account/

 

 

 

 

 

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【コメント】

 

Facebook刑事(デカ)が実在する、という情報です。

 

ブログでご縁のあった方の数名の方が、「なんか怪しいアカウント」に出会ったということです。直感は、膨大な情報を論理的思考のプロセスをスキップして結論がもたらされる場合もあると思えますので、決して軽視はできないと思います。

 

しかし同じことを民間人がした場合は、これはストーキング行為で犯罪にもなりえますが、制服を着た警察官が行った場合はお仕事になって給料がもらえるようです。あの制服を着ていたら、たいがいの犯罪行為もお仕事として認められるのだとか。制服ってすごいですね。

 

 

モッキンバード作戦について、日本語で解説された動画がありました。

 

 

モッキンバード作戦:権力者に都合良く加工されるニュース【CIA、アレン・ダレス、ヒル・アンド・ノウルトン、世論操作、プロパガンダ】櫻井ジャーナル

 

 

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逆イメージ検索とは

逆イメージ検索はもっともシンプルな検証ツールのひとつで、この「リークされた」ISIS難民の画像が偽物であったということが判明したのもこの方法でした。

Googleの画像検索TinEyeはもっともよく使われているサービスですが、そのどちらででもこの画像を含む2012年半ばに公開されたページを見つけることができました。

次のスクリーンショットでご確認いただける通り、「難民がISIS」という情報がデマであったということが、わずか1秒以下で判明します。

上記画像の記事がRedditに投稿された時、懐疑心の強いユーザーらは素早くGoogleで確認し、その後間もなくユーザーの一人が「Googleの画像検索は、この画像は2012年のものだと言っているぞ」と返答しています。

 

 

(「デマ情報を見抜くための簡単なテク6つ 画像・動画編」より)