舞台が終わってから一旦お宿へ戻り

一息ついてから上七軒の裏小道をぶらりぶらりと散🐾
 
表の顔は当たり前ですがお客さん向けなんですよね。
細い裏路地を通ると、住んでいる方々の生活の音が静かに聞こえてきて
町が生きている事を感じられます。
よかった。
この町の歴史はまだ続いてる。
 
上七軒・北野天満宮・今宮神社は
ちょうど西陣の北限あたりなので西陣織の扱いがある町。
生活の音の中には、織子さん(という言い方が正しいのかはわかりませんが)のお宅と思われる家からの織機の規則的な音が混じっていて
まるで夕方の子守唄のようでした
 
 
18:30より豆腐料理のお店「くろすけ」へ。
春の初物を使ったお料理が絶品だったのはもちろんのこと

 
4代続いた元お茶屋さんをそのまま使っているため
明治初期の建物の中をまじまじと見ることができます。
見事な階段箪笥!
ここを上って2階に案内されましたが
階下からはお三味線の音が…

 
どなたかが、先ほど舞台に出ていた舞妓さん・芸妓さんと楽しんでいらっしゃるようでした
 
 
 
 
とにかくお腹いっぱい食べ過ぎて
翌朝までまだ胃が満たされていたので
朝食前にバスで仁和寺へ🚌
 
仁和寺には御室桜と言われる桜の史跡名勝があり
まだまだ京都の桜を堪能したいと欲張ったのですが…
 
仁和寺は北野天満宮よりさらに西側に位置していて
バスに乗っていてなんとなく気付くくらいには山を登った高台に建っています。
そのため満開にはまだ早過ぎで
3分咲きのソメイヨシノくらいしか見ることができませんでした
逆を言えば、京都中心部の桜に間に合わなくても
少し山を登れば時期をずらして楽しめるという事
 
上七軒からバスで20分ほどなのに
京都というのは本当に面白いものです。
 

桜を見つめているのではなく、
携帯に映った桜と実物を見比べているところ。
 
 
人気の少ない仁和寺の広い境内をゆっくりと散策し
ようやく小腹が空いてきたので、北野天満宮へUターン。
目指すのは門前のポルトガル料理です!