こんにちは なつみや です
10日ほど日本を離れまして
地球の反対側に行ってきました！
旅行の備忘録＆各地で見た土地の色などを綴ります。
（長いのはご容赦ください
そしてご興味のない方は読み飛ばしてください💦）
＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊
そういえばクスコ周辺は塩田も多いそうです。
アンデスの塩って聞いたことがある…
アンデス山脈はかつて海底でしたが
急激に隆起したために濃い塩分が残ったのではないか
と言われているそうですよ。
さて、マチュピチュからクスコに戻ってきました。
帰りがけに、「世界の果てまで〜」でロケがあったという
崖の真ん中の宿泊施設を見ました。
ウルバンバ川沿いの絶壁にあります。
泊まるには自力でロッククライミングしないといけません。
部屋は崖に設置されたカプセルのような設備。
写真上の方の白いポチポチです。
寝相の悪い人は落ちそうですね…
出る時は岩肌に設置されたジップラインで降ってくるのだとか…
写真の真ん中あたりにある椅子型のものがジップラインだそうです。
行きも帰りもこっわ
夜はクスコの街中の「Pucara」という日系の方が開いているお店で食事を。
弱っていた私はうどんを頼みましたが
そういえば高地ではお湯の沸点が低いのでしたっけ？
麺がなかなかの歯応えでした！
この夜に泊まったクスコのホテルが！
最高に素敵でしたよ！
外壁も内側もすべてアンティークか！？と思わせる調度品
内装の色使いと品の良さ
スタッフの対応まで、まるで王城に来たかのようでした。
あのホテルはゆっくりもう一度泊まりたい…でもクスコ…標高3400m…
翌朝朝食を済ませると
ホテル内のアルパカ専門店の店前に
かわいい白のベビーアルパカ
と
かわいいかわいい民族衣装に身を包んだ女の子が準備をしていました
ホテルからの依頼で客引きのためにあそこにいるのでしょうけど
それにしても可愛かった…
民族衣装はその構造を知りたくなります。
できることならその場で着替えるところを見せてもらいたかった…
そういえば日系人が多いイメージのペルーですが
移民について何も知らないなと思いガイドさんに聞いてみました。
ペルーはスペイン人が占領後、アフリカから労働人口を度々連れてきます。いわゆる奴隷です。
街づくりのためには人手が全く足りていなかったんですね。
ペルーのサッカー代表選手の多くのルーツはここかもしれません。
世界情勢の中で(細かいことは忘れました)アフリカからの移民が難しくなると
今度は中国から労働者を連れていきました。
「働けば稼げる」と言われて来たのにペルーでの待遇が悪かったようで
ある時、中国からペルーに向かう船が横浜港に立ち寄った際に
日本に助けを求めた中国人がいたそうです。
日本からしたら板挟みのとばっちりですが、無視するわけにもいきません。
間に立って諍いを治めたそうです。
その際、ペルー(スペイン人)はしめしめと、日本からの移民も促しました。
結果的にそれ以降、日本人の移民が始まるのですが、
最も多かったのが戦後すぐで沖縄からの移民だったそう。
だから沖縄県人会が今でもあるのだとか。
名前に沖縄の苗字が入っている方が少なくないそうですよ。
もともと自然神を崇拝していたアンデスの地域では、女性に対する神聖性のほうが受け入れやすかったらしく、時のスペイン人は女性神を信仰対象として根付かせていったらしいです。
また、宗教画の女性の多くはこんな風にふんわりとした山形のスカートを履いています。
アンデス地方の民族衣装に似てますよね。
あるいは信仰対象だった山の形にして描かれたともいわれるそうです。
つづく
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