メデアはほとんど報道しませんが、日欧EPA(通商交渉)も国民に秘密のまま、かなりの所まで交渉を進めていることが分かりました。

EUから来日しているルシオ、フアルゲラッソさんが、「これが日本との交渉のリークされたドキュメントです」と、分厚い資料を私達に示したのです。

そして「これが今週にも、グローバリゼーションと取り組んでいる国際的なNGO「SPP」から公表されます」と。

 

驚きました。

 

自民党の部会でも、国会議員が日欧EPAの内容がさっぱり分からないと嘆いているのが農業新聞でも報道されていたばかりです。

なんでも、EUでは欧州議会の議員であればは誰でも、その内容にアクセスすることができるそうです。

それによると、食の安全に関する章、政府調達、IP、知的財産権、投資の章等かなり具体的になってきているようです。

中でもRCEP同様、政府調達、投資の章でのISDS条項等は日本からの積極的な提案でEUとしては、かなり抵抗があるそうです。

話では、やはりTPP交渉をもとにした内容で、そうなれば、関税分野でも乳製品、豚肉、木材等かなり深刻な影響がありそうです。

カナダとのEUのEPA交渉はいよいよ最終段階で来月から、ISDS条項を除いて、暫定的な発効が始まるそうです。

これから、TPPを闘ってきた私達にとって目を放せなくなりました。「SPP」と連絡を取りながら、情報を共有して行きたいと思います。