訪問ありがとうございます。
昔から伝わる、女性の身体性と暮らしの知恵を橋渡し、豊かな暮らし伝えるスペシャリストとして、活動中の竹田祐子です。
4月23日(日)熊本の長崎書店リトルスターホールでのイベント、
行ってきました。
数学ブックトークとは、独立研究者・森田真生さんによるトークイベントで、東京と京都で、定期的にされていて、今回、九州初開催。
2月に東京に行った時に、
この対談を聞きに行きました。
その時に、ミシマ社の営業さんから「熊本に今度行くんですよ。」と聞いて、
「じゃ行きます!」と、返事したのがキッカケ。
失礼ながら、本を読んでないどころか、森田真生さんの名前もイベントのことも聞くまで知らなかったんですが・・
「数学ブックトーク」と聞いて・・
数学って教科は苦手ですが、数学の成り立ちみたいなものには興味があり、素数好きだったりするし、20年前くらいに「数学は世界共通言語なんだ」というのを、叩き込まれたことがあったり、「博士の愛した数式」の本も映画も好きだったり・・
ま、わからないだろうけど、行ってみてもいいかな〜ってくらいの気持ちで参加したのです。
が、しか〜し!
見事に裏切られた・・・
森田真生さんの縦横無尽の弾丸トーク!
楽しくて面白い!一瞬でファンになりました。
森田さんは、とにかく、膨大な情報量を時間内に、話す話す!
13:00〜16:30の3時間30分と長時間、エネルギー全開、圧倒的なパワーとスピード、だけどひとつひとつを掘り下げても面白いくらいの深い話。
こっちは、処理する時間がないんだけど、もっともっとと聞きたくなる。
わかるようでわからないようでわかる・・
いや、結局わかってない・・?!
ついてってるようで、ついてってないようで、
でも、ついてってる・・?!
っていうような、自分でもよくわからない感じなのに、
確実に何かが残ってくる、何かが中から突き動かされていく、面白さ。
どんな話だった?と言われても、きっと説明はできないけど、
同じ話をもう一度、聞いても飽きないし、聞きたいって思う。
何かを知ったり学んだりするってことは、
こういうことなんだ!
こんなに楽しくてワクワクすることなんだ!
って、思い出させてくれました。
森田さんは、エネルギーも熱く、パワフルなのに、決して高圧的ではなく、
聞く側も抑えつけられず、難しい話をサラッと話す。
その彼の、人間的魅力にも魅了されてしまう。また会いたくなる方だった。
数学の話なんだけど、生き方、生きてくってのはどういうことかってことの究極につながっていく!
数学が苦手〜って人でも、全くそれを感じなくさせてくれます。
機会あれば、ぜひ、一度聞いてみてくださいませ〜。おすすめです。
久しぶりに世界が広がる感覚を味わった!
もっと本を読もう、もっと自分の中にたくさん吸収しよう。
これからの自分を作るために。
今回買った本はこれ
サインいただいちゃいました!
これも読まなきゃ!
森田真生さんデビュー作で小林秀雄賞を受賞しています。
「数学する身体」
思い出すだけで、心があったか〜くなって、また森田さんの弾丸トークを聞きたくなるのが不思議だ・・・