おはようございます。

 

だいぶ乗り遅れていますが、宝塚歌劇団宙組公演が再開されるんですね。

 

昨年秋、仕事中にかなり短い文章のニュース速報を見て、

 

「え??何かの間違いでは?」

 

と思ったところから、長かったのか、案外早く再開の運びとなったのか、何とも言えないなぁと思います。

個人的感覚ですが、1年くらいはかかるかなと思っていたので。

ただ、よくお見掛けするご意見として、109期生は確かに、他組の同期と比べて舞台に立つ機会が奪われていることは確かなので、全体最適としては、これくらいの期間で再開するのがよかったのかもしれません。

 

 

 

ただ、個人的感覚としては、例え一切パワハラに関わっていなかったとしても、組長とトップスターは責任を取って辞める方がよかったと思うんですよね。

おめでたい時に代表であいさつする立場で、幹部ということですから、不祥事の際も、代表であいさつをした方がよかったと思うし、引責退団する方がよかったかなぁと(組織的にはそうするものかと思っていました)。

これが、おそらくご本人がパワハラをしたと認められたなら、なおさら復帰はしない方がよかったのではないかなと思います。

(たとえ本当はしていなくても。)

 

 

内部のことはわからないのですが、宙組全員がパワハラをしていたわけではないなら、やはり、パワハラをしていなかったメンバーのためにも、していたとされるメンバーが早々に頭を下げて退団していれば、もっと早く公演再開できたのかもしれません。

 

(でも、誰がパワハラしていたのかを決める基準ってめちゃくちゃ難しそうですよね…

証拠を全部押さえていたわけではないだろうし、Aさんに言われたら気にならないことでも、Bさんに言われたら気になるとか、個人の感覚の範疇で決められることも大きいでしょうし…)

 

 

 

ただ、一方で、宝塚歌劇団全体で宙組と同じような風土があるなら、風土改革が必要で、宙組のトップと組長を引責退団させたところで、トカゲのしっぽ切にしかならないのかもしれません。

おそらく、宝塚歌劇団の組織構造として、トップスターであっても組長であっても「生徒」としていることで、このような形を取ろうということになったのかもしれません。

だから、「生徒には謝罪させ、宝塚歌劇団全体として改革に取り組む」ということで、一応の解決としたということも理解はできます。

 

 

それにしても、これほどの騒動になっても、真ん中で舞台に立ちたいというのは、相当なメンタルの強さですよね。

やっぱりそれくらいの強さがないと、トップスターにはなれないのかなと思います。

 

私の夫はメンタルもフィジカルもめちゃくちゃ強いので、私が何かの拍子にメンタル不安定になったり、気候の変化などで体調を崩すことが一ミリも理解できないみたいなんですね。なので、今回の件でも、ききちゃんは「え?なんで??」って感じなのかなってのは、想像ですが、何となくそうなのかなって思います。

 

 

私も正直、第一報を聞いた時は「お披露目公演に水を差されてかわいそうだな」って思ったのは事実です。

それに、報道されたことも、どこまで本当なのかわからないし、本当だとして、これくらいのパワハラは、多くのタカラジェンヌはスルーしていたか耐えてきたのかもしれません。

 

 

でも、起きてしまったことに対してどう対処するかというのはとても重要だったと思うし、何より、亡くなられた方の気持ち、ご遺族の気持ちを思うと、それらをないがしろにすることはできないと思います。

あとは、私は宙組ファンだったので、無実だと信じたい宙組メンバー(もしかしたら関わっていたかもしれないけど、お名前は出なかったので)が安心して過ごせる環境になってほしいと心から思います。

 

 

私が誰かをジャッジすることはしない方がいいんだと言うのはわかっていますし、一貫性がない意見だと思いますが、今の気持ちを書き留めてみました。